レアルがCLホーム戦で20年ぶり前半3失点…反撃及ばずシャフタールに敗れて黒星発進

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2020年10月22日 03:56  サッカーキング

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レアルがシャフタールに敗戦 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節が21日に行われ、レアル・マドリードとシャフタールが対戦した。

 スペイン王者のレアル・マドリードとウクライナ王者のシャフタールが激突した。3日後に“エル・クラシコ”を控えるホームのレアルは、主将のセルヒオ・ラモスをベンチ外、カリム・ベンゼマやトニ・クロースをベンチに温存。ルカ・ヨヴィッチやエデル・ミリトンらがスタメン入りし、フェルランド・メンディは右サイドバックに入った。

 レアルは開始4分にマルコ・アセンシオがペナルティエリア左に抜けてシュートを放ち、立ち上がりから相手ゴールを脅かす。しかし、先制に成功したのはシャフタールだった。29分、ヴィクトル・コルニエンコが左サイドからドリブルでエリア中央に切り込んで右サイドへパス。フリーで待ち構えていたテテが左足シュートをゴール左隅に沈めて先制点を奪った。

 勢いづいたシャフタール33分、テテが右サイドを突破してエリア内から強烈なシュートを放つと、こぼれ球に反応したラファエル・ヴァランのオウンゴールを誘発して追加点となった。さらに42分には、テテのヒールパスを受けたマノー・ソロモンがエリア中央からゴール左隅に流し込んでリードを広げた。

 レアルは、データサイト『オプタ』によると、2005年9月のリヨン戦以来、ホームでは2000年2月のバイエルン戦以来となる前半3失点を喫して試合を折り返した。後半開始からはロドリゴを下げてベンゼマを投入して反撃に出る。すると54分、ルカ・モドリッチがエリア前中央で右足を振り抜き、豪快なミドルシュートをゴール右上隅に突き刺して1点を返す。

 2点を追うレアルは59分にヨヴィッチに代えてヴィニシウス・ジュニオールを投入。すると、その直後にヴィニシウスが高い位置でボールを奪うと、そのままエリア中央に突破しゴール左へ流し込んで追加点。出場から約15秒ほどでヴィニシウスが得点し、レアルが1点差に迫った。

 レアルは64分に逆にピンチを迎え、テテに抜け出されたが、シュートはGKティボー・クルトワが好セーブで立ちはだかる。80分にも抜け出したテテがゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 レアルはその後も反撃を続けると、後半アディショナルタイム2分には右CKからフェデリコ・バルベルデがミドルシュートを沈めるが、ゴール前にいたヴィニシウスのオフサイドを取られて得点は認められず。試合はこのまま終了し、レアルがホームで敗れてCL黒星発進。敵地で金星を収めたシャフタールが白星スタートを飾った。

 次節は27日に行われ、レアル・マドリードはアウェイでボルシアMGと、シャフタールはホームでインテルと対戦する。

【スコア】
レアル・マドリード 2−3 シャフタール

【得点者】
0−1 29分 テテ(シャフタール)
0−2 33分 オウンゴール(ラファエル・ヴァラン)(シャフタール)
0−3 42分 マノー・ソロモン(シャフタール)
1−3 54分 ルカ・モドリッチ(レアル)
2−3 59分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル)

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