1日1万カロリー体重317キロ超の30歳男性 「命の危機」でクレーンで救出(英)

13

2020年10月22日 06:51  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

写真クレーンにより救出される男性(画像は『The Sun 2020年10月21日付「THE WEIGHT ESCAPE Britain’s 50st fattest man hoisted out of flat by crane after becoming addicted to fast food」』のスクリーンショット)
クレーンにより救出される男性(画像は『The Sun 2020年10月21日付「THE WEIGHT ESCAPE Britain’s 50st fattest man hoisted out of flat by crane after becoming addicted to fast food」』のスクリーンショット)
食欲を抑えきれず好きなものを食べたいだけ食べ続けてきた体重317キロ超の男性が、3階建てのアパートから救急車を要請した。「動けなくなり命の危険を感じた」という男性の救出には消防隊員30名が繰り出し、クレーンを使った大掛かりなものとなった。『The Sun』が伝えている。

【この記事の他の写真を見る】

英サリー州キャンバリーに住む30歳のジェイソン・ホルトンさん(Jason Holton)は、52歳の母親と一緒に暮らしている。ジェイソンさんは少なくとも5年間、一度も外出したことがなく、食欲に任せて食べ続けたことで身体を動かすことすらできなくなってしまった。

「このまま死んでもいい。心臓が悲鳴をあげて止まったら、その時はその時だ」としばらくは母親の世話になっていたが、今月初旬に「このままでは本当に死んでしまう」と命の危険を感じて救急車を要請した。

しかし立ち上がることさえできない317.5キロのジェイソンさんの救出は困難を極め、消防隊員らはアパート3階の窓枠を外し、ジェイソンさんを担架に乗せてクレーンで吊り上げた。


ジェイソンさんは救出された時のことを、こう振り返る。

「担架に身体を縛り付ける前に、鎮痛剤をもらったんだ。かなりきつくグルグル巻きにされたからね。それに消防隊員からは『酸素レベルが低いので、命に関わる事態になるかもしれない』と言われたよ。でもどうせあのままアパートの部屋にいたって死ぬだけだから『構わないからここから出してくれ』とお願いしたんだ。」

「クレーンで吊り上げられた時は、身体中に新鮮な空気を感じてすごく気分が良かったよ。だって6年近く外の空気を吸ってなかったからね。ただ救出が完了するまで7時間もかかってしまったんだ。」

そんなジェイソンさんは現在「イギリスで最も太った男性」と言われている。ではなぜここまで太ってしまったのか。ジェイソンさんは肥満の原因について、次のように語った。

「小さい頃から身体は大きかったけど、いつもアクティブだった。肥満が加速したのは2014年にオンラインの宅配サービス『Just Eat』に登録してからだよ。カード決算で宅配だけで1日30ポンド(約4100円)、年間で1万ポンド(約137万円)を使っていたんだ。食事は肉料理のケバブ、中国料理、ポテトチップスが中心で、それをダイエットコークやオレンジジュースと一緒に流し込んでいた。そのうえ夜遅くまでサンドイッチやスナックなどを食べて、1日の摂取カロリーは1万を超えていたね。一度は胃バイパス手術も考えたけど、保険の支払いを拒否されたよ。母はNHS(国民保健サービス)に『息子からカードを取り上げるべき』と言われたそうだよ。」

「母はいつも手料理を作ってくれたけど、私は宅配の食事にはまってしまったんだ。年をとるにつれて、ストレスも溜まってね。食べることでストレスを解消しているうちに、食べないといられない状態になった。一種の中毒だよ。それに身体のむくみや血圧など健康の問題もあってね。アメリカでの9週間の減量キャンプにも参加したけど、減った体重を維持することができなかったんだ。」


なお現在30歳のジェイソンさんだが、驚くことに今まで一度も働いたことがないという。

「一度だけ週末に働こうとしたことがあったけど、結局ダメだった。精神的にも身体的にもね。だから今は1週間毎に雇用・生活補助手当を197.6ポンド(約27000円)、障害者のための自立生活保障金を112.8ポンド(約15000円)もらっている。それと母が自治体から1か月に200ポンド(約27000円)の支援を受けているよ。宅配にかなりのお金をかけてきたから、家計は火の車だけどね。」

「医師には『今のままの生活を続けていたら、5年ももたずに心臓発作を起こすだろう』って言われたんだ。肥満は本人の責任だということはよく分かってる。でも宅配サービスの利用回数に制限を設けてくれたら、こんなことにはならなかっただろうね。」

ちなみにジェイソンさんは入院中で、医師の監視下に置かれている。リンパの流れが滞り手足などにむくみが生じるリンパ浮腫を抱えており、その治療とともに食事が制限されているようだ。


このニュースには「国や自治体は支援をやめるべき。しっかり働けばこんな問題は起きないはず。税金を無駄にしているだけ」「自業自得」「母親にも責任あり」「宅配のせいにするなんて、おかしいと思う」という厳しい意見がある一方で、「心の病気だよ」「しっかりとしたケアを受けて立ち直って欲しい」とジェイソンさんを応援するコメントもあがっている。

画像は『The Sun 2020年10月21日付「THE WEIGHT ESCAPE Britain’s 50st fattest man hoisted out of flat by crane after becoming addicted to fast food」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

このニュースに関するつぶやき

  • キモいの一言だな。こんなのが孤独死とかしたら部屋が大惨事になるだろ。自立出来ないクソデブとか何なの? https://mixi.at/aguvRsM
    • イイネ!1
    • コメント 2件
  • 働きもせず家でグータラしていて何のストレスがあるねんw
    • イイネ!5
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(11件)

前日のランキングへ

ニュース設定