横山ルリカが菊花賞の有力馬4頭を予想。気になる穴馬候補とは?

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2020年10月23日 06:32  webスポルティーバ

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アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、競馬番組などで活躍する横山ルリカさんに、10月25日に京都競馬場で開催される牡馬クラシック最終戦のG亀堂崗沺兵3000m)について展望を聞いた。 




 いつも、レース前後に予想家の方たちとやり取りをさせていただいています。その会話を通していろいろな馬のデータが自然と頭に刷り込まれて知識になったり、レースの見方のヒントをたくさん得られたりして、競馬をさまざまな角度から楽しんでいます。

 そうしたヒントに加え、過去10年のデータを照らし合わせ、私独自の条件で絞り込むと、コントレイル(牡3歳)、バビット(牡3歳)、ヴェルトライゼンデ(牡3歳)、ディープボンド(牡3歳)の4頭が有力な候補です。そのほか、上がり馬でも気になる「穴」がいます。

 まずは何と言っても、コントレイルですね。父のディープインパクトが昨年亡くなりましたが、「無敗の牡馬三冠」の継承に期待がかかります。しかも、コントレイルが勝てば、デアリングタクト(牝3歳)の「無敗の牝馬三冠」に続き、同一年に牡・牝ともに「無敗の三冠馬」が誕生することに。ワクワクが止まりません!

 コントレイルは、能力が一枚も二枚も抜けている感じはするので、仮に血統面で距離適性が低いとしても、8割9割の力で勝てるように思います。これまでのレースを見る限り、距離が3000mだとしても、他の馬たちがコントレイルに勝つのはちょっと難しいのではないでしょうか。

 今年は菊花賞トライアルのG郷生与景糠佞例年の阪神ではなく中京(芝2200m)で行なわれましたが、コントレイルが完勝。菊花賞はラストスパートの勝負になりやすいのに対して、今年の神戸新聞杯はレース全体のペースが順位につながった感じでした。神戸新聞杯と菊花賞では折り合いなど求められるものが違いますが、今のコントレイルなら大丈夫だと考えています。

 コントレイルと対戦した経験がなく、未知の魅力に溢れているのが、バビットです。逃げ脚で4連勝していることもすごいですし、コントレイルとこれまで戦ってきた馬にはいないタイプです。俊敏というよりはタフな印象なので、大雨が降ったら、コントレイルの隙を突ける馬かもしれないとみています。

 普通、逃げ馬って最後に差を詰められてギリギリ残るような形が多いですが、バビットは少し違いますね。前走のG競札鵐肇薀ぅ筏念(中山/芝2200m)では、終盤でもうひと伸びして後続を突き放しました。前半の遅いペースから後半ペースアップしたレースで、菊花賞っぽい流れでした。それを完璧にクリアしたのは大きいです。菊花賞は、極端な逃げではなく、2番手あたりからいつの間にか先頭に立っているようなイメージがあります。

 コントレイルの相手になり得るのに、取引価格がわずか500万円という点も衝撃です。あと、金のたてがみを持つ見た目もインパクトがありますね。そういった意味でもバビットの走りは楽しみです。

 ヴェルトライゼンデはG菊本ダービー(東京/芝2400m)の後に骨折し、秋は熱発してセントライト記念を回避しました。しかし苦手な休み明けも、神戸新聞杯はきっちり2着。ダービーはコントレイル、サリオス(牡3歳)から離れた3着でしたが、神戸新聞杯は「コントレイル、ヴェルトライゼンデ、その他」といった強さを見せた内容だったので、菊花賞メンバーの中でやはり力はあると思います。ひと叩きされて上積みもありますし、京都コースの方が合っていそうなイメージ。牡馬三冠レースの中で最も1着を狙えるのではないでしょうか。また、兄が昨年の菊花賞の勝ち馬となったワールドプレミア(牡4歳)で、長距離血統も心強い材料です。

関連記事はこちら>>菊花賞で無敗の三冠に挑むコントレイルに、本当に敵はいないのか? 

 そして、人気にならなさそうですが、注目したいのがディープボンドです。この馬、人気と比較して着順が良く、実力もあると思うんです。G教都新聞杯(京都/芝2200m)では、古馬の3勝クラスを制したアドマイヤビルゴ(牡3歳)に勝っているので、間接的ですが古馬にも通用するほどの力がある。ダービーも一瞬見せ場を作りましたし、前走の神戸新聞杯でも差し馬が上位を占める中で、前で粘りました。

 コントレイルが1着有力ですが、2、3着は荒れそうな気もするので人気薄の馬もしっかり抑えたいと思います。せっかくコントレイルが勝っても馬券が当たらないのは嫌なんで(笑)。ダービーも今振り返ると"おいしい"配当でした。1強のレースって、「うわ〜、これは抑えてなかった!」っていう馬が来たりするじゃないですか。

 過去10年のデータを調べてみると、「前走で2勝クラスを勝った関西馬」が面白いです。遡りますと、2018年は10番人気のユーキャンスマイルが、17年は13番人気のポポカテペトルが3着。そこで今回は、前走で小牧特別(中京/芝2200m)を勝ったアリストテレス(牡3歳)と高雄特別(京都/芝2400m)を制したディアマンミノル(牡3歳)が面白いので相手に入れようと思っています。

 それから、松山弘平騎手が騎乗するレクセランス(牡3歳)。秋華賞はデアリングタクトで勝ちましたし、G汽好廛螢鵐拭璽今咫蔽羯魁深1200m)でも10番人気のアウィルアウェイで3着に突っ込んできました。「迷ったら買っておけ」ですね(笑)。レクセランス自身もデビューから3連勝した馬で、折り合いがつけられて距離が伸びることがプラスになるタイプかもしれません。純粋なスピード比べよりも持ち味を発揮できそうです。

 それと、ヴァルコス(牡3歳)も気になっています。セントライト記念で、ゴール前で一番脚を余していた感じがあったのがこの馬。母の父が(1996年のレースを制した)ダンスインザダークで菊花賞血統です。

 今回の菊花賞はありがたいことにお仕事で京都競馬場へ行って観戦ができます。久しぶりのG祇鹸兩錣任后N鮖謀瞬間を楽しみにしています!

【profile】 
横山ルリカ(よこやま・るりか) 
1991年9月27日生まれ。神奈川県出身。アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバー(2015年10月に卒業)。現在、「めざましテレビ」(フジテレビ系)のリポーターや「競馬予想TV!」(CS・フジテレビONE)のアシスタントとして出演。今夏の競馬シーズンの「KEIBAプレミア」(UHB)MCも務めた。サンケイスポーツ『サンスポZBAT!』重賞予想コラム「ルリカの当たりますよ〜に!!!」(毎週日曜掲載)を担当するほか、20年4月からはTOKYO FM「TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park」(毎週金曜日15時〜生放送)にレギュラー出演中。

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