三好康児がELデビュー、渾身ボレーは実らず…アントワープはブルガリア王者に逆転勝利

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2020年10月23日 06:46  サッカーキング

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ELデビューを飾った三好康児 [写真]=Photonews via Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第1節が22日に行われ、グループJでMF三好康児が所属するロイヤル・アントワープはアウェイでルドゴレツ・ラズグラドと対戦した。三好は2列目の右サイドで先発出場し、ELデビューとフル出場を果たした。

 アントワープは昨季のベルギー・カップで28年ぶりに優勝し、初のヨーロッパリーグ本戦出場。初戦はブルガリア王者のルドゴレツと激突した。試合は前半をスコアレスで折り返し、後半開始直後に動いた。46分、イヒニオ・マリンがペナルティエリア前から右足ミドルシュートをゴール左隅に沈めて、ルドゴレツが先制に成功した。

 アントワープは63分、左CKでニアに飛び出したピーター・ゲルケンスが頭で合わせると、シュートはGKの頭上を越えてゴール右隅に吸い込まれた。同点に追いついたアントワープはさらに70分、リオル・ラファエロフが相手のバックパスをエリア内でカットし、そのままGKもかわして無人のゴールに流し込み、逆転に成功した。

 81分には三好に最大の見せ場。エリア前中央で左CKのこぼれ球を左足ダイレクトで叩くと、絶妙なボレーシュートは枠の左隅を捉えたが、惜しくもGKの好セーブに阻まれた。試合はこのまま終了し、アントワープが逆転勝利でEL初戦を制した。

 次節は29日に行われ、ロイヤル・アントワープはホームでトッテナムと、ルドゴレツ・ラズグラドはアウェイでLASK(オーストリア)と対戦する。

【スコア】
ルドゴレツ・ラズグラド 1−2 ロイヤル・アントワープ

【得点者】
1−0 46分 イヒニオ・マリン(ルドゴレツ)
1−1 63分 ピーター・ゲルケンス(アントワープ)
1−2 70分 リオル・ラファエロフ(アントワープ)

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