エド・シーラン、手書きの歌詞や幼少時に遊んだレゴがオークションに出品される

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2020年10月23日 11:32  Techinsight Japan

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思い出の品をオークションに提供したエド・シーラン
英サフォーク州出身のエド・シーラン(29)が、地元の若者を援助するため自身の所有物を提供した。エドが幼少の頃に遊んだレゴのコレクションや手書きの歌詞、サイン入りの手作りCDなど思い出深い品物ばかりだ。これらはエドの両親が取りまとめて開催するオークションに出品され、売上金はサフォーク州の2つの慈善団体に寄付されるという。

エド・シーランが、自身の出身地で今も生活するサフォーク州の子供と若者達を援助するため、思い出の品をオークションに提供した。アイテムは幼少期に遊んだレゴ、ヒット曲『Perfect』の手書きの歌詞、2009年にリリースしたサイン入りシングル『You Need Me』の手作りCD、2005年に地元フラムリンガムにある慈善団体「Royal British Legion」で開催した初ライブのチラシと3ポンド(約400円)のチケットなどが含まれる。

今回のオークションはエドの父ジョンさん(63)と母イモージェンさん(60)が、子供を援助する慈善団体「GeeWizz」の創設者ジーナ・ロングさんとの話し合いから着想を得て、実現にこぎつけた。オークションでの収益金は障害を持つ子供達の遊び場を再建するための支援金となるほか、サフォーク州のイプスウィッチにある慈善団体「セント・エリザベス・ホスピス」の一部「Zest」にも寄付される。この「Zest」は、進行性疾患や不治の病を患う十代の子供や若者が、専門の看護師と援助プログラムによるサポートを受けながら人生を精一杯生きることを支援する団体だ。

エドの父ジョンさんは「このオークションが重要で次世代への遺産となることを、とても嬉しく思っています」と明かし、このように話している。

「収益金はサフォーク全域の子供と若者達のウェルビーイング(幸せ)や医療の質の向上に役立つでしょう。地域に貢献できるものとして、これ以上素晴らしいものは考えられません。」

また「GeeWizz」のジーナさんは「エドとシーラン一家、私達のスポンサーに心から感激しています」と感謝の意を述べた。

なおオークションには、エドの他にも著名人がかつて所有したアイテムなどが220点出品されている。その中にはデヴィッド・ベッカムとウサイン・ボルトのサイン入りの所有物、ローリング・ストーンズのゴールドディスク、ニック・メイスンのサインが入ったピンク・フロイドの記念品、ブライアン・イーノのサイン入り写真なども含まれているという。

「Made in Suffolk Legacy Auction」と題されたオークションは現地時間11月8日まで、「edsheeranmadeinsuffolklegacyauction.com」で開催される。

画像2枚目は『Suffolk Charity 2020年10月22日付Instagram「We are so incredibly proud to announce our ‘Ed Sheeran: Made In Suffolk Legacy Auction’ is now live.⁠」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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