“苦手”ロッテに快勝! 3安打4打点の オリックス・T−岡田「佐野さまさま!後で抱きしめときます」

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2020年10月24日 06:44  ベースボールキング

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オリックス・T-岡田
◆ 「1番・佐野」と「2番・T−岡田」が機能

 オリックスは「2番」に座ったT−岡田が3安打4打点と活躍し、今季20戦して3勝と苦手としているロッテに快勝。先発した山岡泰輔が約1カ月ぶりの白星を手にした。

 オリックスは初回、先頭の佐野皓大が二塁打を放つと、二木の暴投により無死三塁に。するとこの日、2番に入ったT−岡田の犠飛で先制する。さらに安達了一が二塁打を放ち、モヤの適時打で初回から2点をリードした。

 3回にはT−岡田の「先頭打者で追い込まれていたので、なんとか塁に出ていい形でつなげたいと思っていた。うまいことコンパクトに振り抜けたし、いい結果になってくれてよかった」と振り返った14号ソロとモヤの適時打でさらに2点を追加。4回には佐野の二塁打から、T−岡田がライト前に運ぶと俊足の佐野が快足を飛ばして楽々とホームイン。今季3戦3敗の二木をKOし、マウンドから引きずり降ろした。

 先発の山岡は要所を締めつつピリッとしない内容ながら6回途中1失点の粘投。最終的にはオリックスが7-2で勝利し、山岡が3勝目を手にした。3打数3安打4打点と大活躍のT−岡田は「佐野がよく走ってくれたおかげです!佐野さまさまですね」と、浅い外野フライで生還するなど、自身の一打で2度ホームを踏んだ佐野を称え、「後で抱きしめときます」と笑顔を見せた。

 試合後、中嶋聡監督代行は「上位で流れを作ってくれて、そのまま点を取ってくれたのは大きかった。その流れを作ってくれたのは、佐野でありTなんで」と、機能した佐野とT−岡田の「1・2番コンビ」を評価。さらに、今季途中からスイッチヒッターに再挑戦し、左打席で2安打を記録した佐野については「課題の左で外野を越したのは良いこと。1番としてバンバン出てくれることも大きい。あの足は脅威だと思うので」と語り、リードオフマンとしての更なる活躍に期待を寄せた。

 打線が繋がった試合となったが、「これを続けていくことが全て。(苦手な球団を)あまり意識せずに、ちゃんと自分たちの野球を進めていけば何処とも戦えるというのを思い出すというか、しっかりやっていきたい」と、残りわずかとなった試合でも、この流れを継続させていくことを誓った。


文=どら増田

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  • 二木君はいつもの二木君に逆戻り。同じ12安打撃って、たった2点。この危機的状況でも、井口はAクラス濃厚だと思って、楽観的なんだろ。何もしねぇし。
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