ナゲットソースの空容器が「おでん鍋」に ミニチュア作品の創意工夫が凄すぎる

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2020年10月24日 15:01  おたくま経済新聞

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写真ナゲットソースの空容器が「おでん鍋」に ミニチュア作品の創意工夫が凄すぎる
ナゲットソースの空容器が「おでん鍋」に ミニチュア作品の創意工夫が凄すぎる

 この頃、すっかり朝晩は冷え込み、秋めいた気候となりました。となると、そろそろおでんなどの暖かい料理の出番ですが、大部分を空容器や100均アイテムを使って作った「おでん鍋」のミニチュア作品がネット上で注目されています。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 Twitterユーザーの“しかさん”が作ったのは、ナゲットソースの容器を用いて作った「おでん鍋」。そう、ファストフード店でナゲットを注文する際についてくるあのソースの容器です。


 角が丸みがかった独特の形状はそのままに、厚紙を使って外側には鍋の「取っ手」を、内側には「敷居」を“追加”し、さらに全体に銀の塗装を施した鍋に、様々な具材を敷き詰めたそれは、おでんそのもの。


 しかさんが「#異素材から別素材へ模型って楽しい マックのケチャップ容器→おでん鍋」というつぶやきとともに、自身のTwitterアカウントに写真を投稿したところ、瞬く間に大きな話題となりました。


 寄せられたリプライ(返信)でも、「まさかアレがおでん鍋になるなんて」「すばらしいです」「すごい」「具材もおいしそう」と大絶賛の嵐。しかし、このミニチュア模型が凄いのはそれだけじゃないんです。


 このミニチュア模型、容器以外のおでん具材や取っ手に関しても、素材となる材料は、ほとんどが100均で取り揃えたものだけで作られています。


 まさに、「低コストで高クオリティ」を実現した驚きのミニチュア模型なんですが、実はこれ、しかさんの作品づくりにおけるこだわりのポイントなんです。


 元々「ねんどろいど※」を、お姉さんからプレゼントされたことがきっかけで、「ミニチュア模型づくり」を始めたというしかさん。当初は、ねんどろいどのための家や食べ物を、市販のミニチュア玩具を購入していたのですが、次第に物足りなさを感じることに。
※「ねんどろいど」とは、グッドスマイルカンパニーより販売展開されている、アニメやゲームのキャラクターを2頭身で表現したフィギュアシリーズのこと。


 そこで学生時代に工芸を専攻したこともあり、自身で作ることになったんですが、いざ始めてみると、とある問題点があることに気づきました。


 「当時、ミニチュアづくりの材料をネット検索してみると、用具や材料の一部が入手が困難なものがあって、ハードルが高く感じられたんです。そういう点を鑑みて『お金をかけずに作れたら』という思いで、使わなくなった空の容器を使って作るようになりました」


 そんな秘話を語ってくれたしかさん。過去にも様々なものを制作したそうなんですが、この背景もあり、作品のほとんどが要らなくなった容器や、100均で集めた材料などで制作。


 今回折角の機会ということで、これまで作ったものの作品をまとめた画像もご提供いただいたのですが、どれもこれも「リアル感」満載。


 「どれだけリアル感があって、かつ面白いものが作れるか常に考えているんですよ」と語った通り、作品群は食品だけにとどまらず、食器や家具や衣服、果てにはアイスケースといったお店の什器や、学校の教卓など、バリエーションは多種多様。


 どれも、本物そっくりの「リアル感」満載のものばかりなのですが、先述した通りの材料で作られているため、かつてしかさんが感じたような「コストの面でのハードルの高さ」が取り除かれたものとなっています。ミニチュア作品に興味を持った方が、「これならすぐ始められる」と感じるのではないでしょうか。小学生の工作にも向いているかもしれません。


 余談ですが、筆者は決して手先が器用な人間ではないため、こういった類は、いざ自分で作るとなると躊躇するのがデフォ。しかしそんな人間でも、「一度やってみようかな?」と感じさせるのが、しかさんの作品の一番の魅力なのかもしれません。


 素敵な作品をご紹介していただいたしかさん。ちなみに、「なぜジャムおじさんと一緒に撮影したものを投稿したのですか?」と聞いてみたところ、お子さん達がアンパンマンが大好きで、お住まいには大量のアンパンマンのフィギュアがあるからとのことに加え、


 「あと、ジャムおじさんと一緒に撮影すると、『おいしそう感』が増すからですね(笑)」


 とのことでした。



<記事化協力>
しかさん(@shikanencrafts)


(向山純平)


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