「だらしない」のは発達障害のため?何でも病名つけることへの不安……しかし得られることは

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2020年10月25日 10:01  ママスタジアム

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幼稚園や保育所などから小学校に上がると、環境の変化により子ども自身が落ち着かなくなることもありますよね。未就園児の集団生活と学校での集団生活が違うことから、ママたちだって戸惑うこともあるでしょう。

そのようななか、今までは見たことがなかった子どもの新たな「困った」一面が見えてきたら……、みなさんはどうしますか?
『ものを大切にすることがわからないうちの子ども。上履きや靴は何度言っても踏んで歩く。トイレのドア(引き戸)を開けたり閉めたり、戸を叩いて遊んで鍵を壊す。ランドセルを開ければ、筆箱も巾着もあるのに、鉛筆や消しゴムなどもそのまま入っている。プリントや宿題は連絡袋に入れないからランドセルの底でぐちゃぐちゃ。教科書はなぜか破れている。あと鉛筆をかむ。通学帽子は入学から半年ほどですでにボロボロ……。1年生男子ってこんなものですか?』
わが子が小学校に上がり、突然だらしなくなって不安になったママから寄せられたこの投稿。幼稚園や保育所の頃と比較すると、小学校ではできることは自分でするようになっていきますよね。今までは先生方が手厚く手助けをしてくれていたのに、自分のことは自分ですることになり困惑する子どももいるかもしれません。整理整頓のやり方や、物を大切にすることが理解できずに、「だらしない」とひとくくりにされてしまうケースもあるようです。

投稿者さん自身、「あまりきっちりしている方ではない」と話されているものの、ご自身が小1の頃と比べるとあまりにも違いすぎて、正直イライラすることもあるのだとか。このような問題に、ママたちはどのように対応していけばいいのでしょう。

だらしないことには、もしかしたら理由がある?


『だらしない範疇を越えている。忘れ物やプリントがクシャクシャはあるけど、ドアを壊したり、教科書や帽子が破れたりボロボロになるのは普通じゃないよ。検査した方が子どものためになると思う』
その場に居合わせたママたちの大半が、投稿者さんのお子さんの行動から発達障害ではないかという声を寄せていました。もし背景に発達障害が要因として隠れていたら取るべき対応もあるので、ママたちは検査を勧めているのかもしれません。

しかしまだ小学1年生ですし、今までに何も気がかりなことがなかったのであれば、発達障害だとすぐに決めつけるのではなく、根気よく教えていくことでだらしないと感じる部分は改善していくかもしれません。

わが子が発達障害だとわかったら何が変わる?

『別に発達障害でもいいんだけどさ、診断を受けてなんとかなるの?』
発達障害ではないかと心配するママたちの声に、投稿者さんは考えるところがあったようです。発達障害の診断を受けたところで、すぐに見違えるような改善が起こるわけでもなさそうだし、投薬についての問題点についても不安があるのでしょう。

診断を受けた後どうなるか見えないため、診断を受けることに二の足を踏んでしまうのかもしれませんね。

発達障害の診断を受けることでわかること

『特性を知ることで、今後の対策を立てやすくなるんじゃない? あとは薬で症状を抑えられる場合もある』
『どういう風に工夫をすると生活がしやすいとか、相談に乗ってもらえるよ』
子どもができると考えられている一般的な行動なども、発達障害をもっていると簡単にできないケースがあります。行動だけではなく心の成長の部分でも、アプローチの方法がいくつもあることから、専門機関に相談することで解決を目指すこともできるでしょう。

発達障害の診断を受けたことで得られること


実は筆者も投稿者さんと同じように、わが子に関して発達障害の診断や療育を受けること、投薬に関する疑問などを感じ、自分でなんとかしようと頑張って調べた時期が数年間ありました。さまざまな書籍を読み、インターネットで体験談や改善策などを調べ、ありとあらゆる方法で子どもをサポートしようとしていたのです。

そのようななか高校生になった子どもに、診断を受けることや投薬治療を受けるという選択肢があることを話して聞かせたところ、自分の意志で診断を受けるといい出しました。投薬治療も本人の意志で決め、筆者はサポートに徹する形でいまは落ち着いています。

子どもに診断を受けてよかったのかと聞くと「よかった」と。困っていることが多すぎて、母である筆者にもうまく伝えられないことが多かったことから、診断を受けることで対策を自分でも考えられるようになったというのです。

診断を受けたからと言って、劇的に何かが変化することはありません。しかし診断を受けていることで周囲からのサポートを受けられるようになります。筆者の子どももきちんと診断を受けたことで、学校からの手厚い支援を受けつつ、一生懸命前を向いています。

母親のしつけのせいか、子どもの個性なのか。答えは発達障害だけではない


『最近の世の中は何でも病名つける節があるから、過敏になりすぎているのはあると思う』
投稿者さんが「だらしない」と話すお子さんの行動の数々は、見る人によってはしつけの問題とも受け取れるでしょう。性格的にできない・やらないという可能性もあるかもしれません。発達障害の傾向があるにもかかわらず、診断を受けても発達障害ではないと言われることもあります。ですので答えはすぐに見つかるものでもなく、1つではないかもしれません。

発達障害は早いうちからサポートするほうがいいという考え方もあるので、ママたちは心配して診断を勧めているのではないでしょうか。しかしママ自身が気にならないのであれば、焦って診断を受ける必要はないと思います。

診断を受けていてもいなくても、まずはお子さんの様子や学校での状況をよく見ることからはじめてみてはいかがでしょう。わが子が何に困っているのか、周囲のお子さんが困っていることはないか。わが子にも聞くし、先生方にも聞いてみることで改善策が見えてくるかもしれません。

ママだけではなく、たくさんの人のサポートを受けることで問題解決を目指すやり方もあります。いざとなれば、専門機関に相談することだってできます。

ママが納得いく形を探しながら、子どもの「困った」を少しでも解決していけるといいですね。

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ

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このニュースに関するつぶやき

  • 作業中によろめいてドアに衝突、破壊。仕事用バッグの中から会社からのお知らせプリント、破れてる。高所作業で頭をぶつけて帽子血染め(メット不着用)。
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  • 発達障害は「バブル」だと思う。なんでも「ずれた子」に「発達障害」の診断名を付けないと「生きにくい」世の中は息苦しい。
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