スーパーで買える「皿うどん」おすすめはどれ? 定番商品を食べ比べてみた結果は...

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2020年10月25日 11:10  Jタウンネット

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写真「長崎皿うどん」を再現したマルタイ(左)とヒガシマル(右)の商品
「長崎皿うどん」を再現したマルタイ(左)とヒガシマル(右)の商品

マニアと味わう「ご当地カップ麺」の世界第四十一回 マルタイとヒガシマルの「長崎皿うどん」 文・写真:オサーン

カップ麺ブロガーのオサーンです。「ご当地カップ麺」をレビューする連載の第四十一回目となります。今回は、長崎のご当地麺「長崎皿うどん」を再現した2つの袋麺をご紹介します。

どちらもカップ麺ではありませんが、大きめのスーパーに行けば比較的手軽に手に入れられる商品となっています。

「長崎皿うどん」を再現したマルタイ(左)とヒガシマル(右)の商品 「長崎皿うどん」を再現したマルタイ(左)とヒガシマル(右)の商品

パリパリ細麺の長崎皿うどんを袋麺で再現

皿うどんは、ちゃんぽんと並ぶ長崎のご当地麺として知られ、パリパリの細い揚げ麺にあんかけをかけて食べるタイプと、太めのちゃんぽん麺を炒めてあんかけをかけて食べるタイプの2種類があります。

皿うどんの発祥とされるのは後者で、出前で運びやすくするために、長崎ちゃんぽんのスープをあんかけに置き換えて作られたのが始まり。太いちゃんぽん麺がうどんに似ていることから「皿うどん」という名前で呼ばれるようになったそうです。

一方で、全国的には皿うどんといえばパリパリ細麺が有名で、ちゃんぽん麺を中華料理のかた焼そばに代えて発展しました。日持ちがすることや加工がしやすいことから、全国的に広まったものと思われます。

今回ご紹介するのもパリパリ細麺の皿うどんで、福岡のマルタイ製と鹿児島のヒガシマル製の2品。袋麺タイプの皿うどんはおおむねこの2社が製造しており、スーパーのプライベートブランドによる皿うどんも、どちらかが製造していることがほとんどです。

内容物を確認

マルタイ(左)とヒガシマル(右)の内容物 マルタイ(左)とヒガシマル(右)の内容物

マルタイとヒガシマルどちらの商品も2食入りで、内容物はパリパリの細麺とあんかけスープの素。どちらも麺量は同じ1食50グラム。ヒガシマル(写真右)の方がふわっとまとめられて大きく見えますが、あんかけの素はマルタイ(写真左)の方がずっしりしていました。

業務スーパーで売っている冷凍食品を使用 業務スーパーで売っている冷凍食品を使用

筆者は普段袋麺を食べる時、具がなくてもまったく意に介さないのですが、具なしの皿うどんは素あんかけになってしまい見映えが悪いので、業務スーパーで買える「シーフードミックス」と「中華野菜ミックス」を使用することにしました。

袋麺「長崎皿うどん」の作り方

両商品とも作り方はほぼ同じで、パリパリ麺の上にフライパンで調理したあんかけをのせて完成です。

パリパリ細麺を皿に開け、あんかけの素を水で溶かす(写真はマルタイ) パリパリ細麺を皿に開け、あんかけの素を水で溶かす(写真はマルタイ)

パリパリ細麺を皿に開けてほぐします。まるでベビースターラーメンですが、味はついていません。普通の袋麺やカップ麺に比べると麺量が少ないので、たくさん食べる方は2食作ってしまっても良さそうです。

あんかけの素の粉末は水で溶かします。マルタイは180ミリリットルでヒガシマルは150ミリリットルなので、あんかけの量はマルタイの方が多くなります。

炒めた具に水溶きあんかけの素を入れて煮込む(写真はマルタイ) 炒めた具に水溶きあんかけの素を入れて煮込む(写真はマルタイ)

フライパンで具を炒めて火が通ったら、先ほどの水で溶いたあんかけの素を入れてさらに煮込みます。とろみがついたら火を止め、パリパリ細麺にかけて完成となります。

マルタイ「長崎ちゃんぽん」

マルタイ「長崎皿うどん」 マルタイ「長崎皿うどん」

マルタイは、豚骨や魚介のちゃんぽんスープをベースにした白っぽいあんかけで、ほのかにウスターソースが香っています。ちょっと薄味ですがあんかけの量が多く、パリパリ細麺をたっぷりなあんかけで楽しむことができます。

あんかけはそのまま食べてもおいしいですが、アレンジの余地を多く残している印象。、長崎皿うどんを供するお店で卓上に置かれているソースやお酢、辛子などの調味料を、好みに応じて加えていくと、自分好みの味に育てていけそうです。

パリパリ細麺があんかけとよく絡む パリパリ細麺があんかけとよく絡む

パリパリ麺は多めのあんかけとよく絡み、パリパリ食感とあんかけでやわらかくなった食感の両方を楽しむことができます。あんかけの味がおとなしめなので、揚げ麺の香ばしさが感じ取りやすいのも特徴と言えるでしょう。

ヒガシマル「ヒガシフーズ長崎皿うどん」

ヒガシマル「ヒガシフーズ長崎皿うどん」 ヒガシマル「ヒガシフーズ長崎皿うどん」

ヒガシマルのあんかけは粉末の量が少なく、出来上がりのあんかけの量も少なめ。マルタイのあんかけが白っぽいのに対し、ソースの色で茶色くなっているのが特徴。マルタイよりとろみも弱めです。

ソースの味と香りで、マルタイに比べてエッジが強く立っています。ちゃんぽん味というよりはソース味でした。福岡と鹿児島の違いでしょうか。卓上のソースが最初から入っているような感じです。

マルタイのあんかけよりも量が少ないが濃くて、アレンジしなくても完成されている味という印象でした。

あんかけが少なめなのでパリパリ感が楽しめる あんかけが少なめなのでパリパリ感が楽しめる

パリパリ細麺はヒガシマルとマルタイで多少色の違いはあるものの、味や食感に大きな違いは感じられませんでした。マルタイに比べてあんかけの量は少ないものの、ちょっと水っぽいため、麺があんかけになじみやすくなっていました。

どちらも選んでも満足できる

あんかけが多くてボリュームがあるマルタイに対し、あんかけの味はヒガシマルの方が立っており、それぞれに良さを見出だせました。

店頭にはどちらか片方しかない場合が多いので、あまり選択の余地はないと思われますが、どちらを選んでも満足できる商品です。

あと、今回使用した冷凍食品には、お店の皿うどんではほぼ必ず入っている豚肉とキャベツが入っていませんでした。コンビニに売っている冷凍食品の「肉入りカット野菜」だとどちらも入っているので、お好みに応じて使い分けると良いと思います。

筆者:オサーンカップ麺ブロガー。十数年前に出会った「日清麺職人」のおいしさに感激したことがきっかけでブログを開設。「カップ麺をひたすら食いまくるブログ」で毎週発売される新商品を食べて毎日レビューしています。豚骨スープとノンフライ麺の組み合わせがお気に入りですが、実はスープにごはんを入れて食べるのが最も至福の時です。Twitter(@ossern)
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