ヤクルトが獲るべきドラフト候補たち。将来の正捕手育成にも本腰を入れたい

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2020年10月25日 11:41  webスポルティーバ

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チーム事情から見るドラフト戦略2020〜ヤクルト編

 ヤクルトは2年連続の最下位がほぼ決定的となり、今年も"投手陣停滞"という課題が明らかになった。いつまでも40歳の石川雅規に頼ってばかりいられない。若手にとっては絶好のチャンスなのだが、「我こそは!」という気概のある投手がいないのが実情だ。

 とにかく、イキのいい投手が必要だ。そこで、今年のドラフト候補のなかで勢いがあって、勝負根性がありそうな投手を探してみたい。




 ストレートの勢いなら早稲田大の早川隆久(左投左打)がダントツだし、"負けじ魂"ということならトヨタ自動車の栗林良吏(右投右打)の右に出る者はいないし、怖いもの知らずの真っ向勝負ならENEOSの藤井聖(まさる/左投左打)も面白い。

 また、遠虚なく内角勝負を挑んでくる日本製鉄広畑のサイドハンド・川瀬航作(右投右打)の太々しさも立派な武器だし、八戸学院大の大道温貴(はるき/右投右打)の「打てるものなら打ってみろ!」という力強い腕の振りも頼もしい。

 まずはこのあたりから獲れるだけ獲ることだ。もちろん、野手だってほしいだろうが、まずはチームをあげて本格的に投手の立て直しを図らないと、来年も同じような結果を招いてしまう可能性は高いだろう。昨年のドラフト1位・奥川恭伸の成長も大きな期待が持てるが、「近い将来"投手王国"を築くんだ」というくらいの勢いで投手獲得に励んでもらいたい。

 そうはいっても、"捕手"もマストだろう。気がつけば高齢化が進み、ケガで離脱中の中村悠平(30歳)の穴を埋めている西田明央にしても28歳。将来に備え、ここもイキのいい若手をとっておきたい。

◆山本昌が大学・社会人のドラフト候補12投手をチェック>>

 大矢明彦、八重樫幸雄、古田敦也......伝統の名捕手の系譜を引き継ぐだけの器でなければならない。ならば、高校生なら日大藤沢の牧原巧汰(右投左打)大学生なら立命館大の榮枝裕貴(右投右打)を推したい。

 ともにディフェンスに長所を持つ捕手で、牧原は捕球から送球までの鮮やかな技術、榮枝はアマチュアNo.1と評される強肩とスローイング能力が魅力だ。

 くわえて牧原はバッティングにもたしかな技術を持っている。タイミングを外されながらも軸だけはキープして、インパクトの速さでスタンドまで持っていくなど、プロ顔負けのバッティング技術の持ち主だ。「打てる捕手」の素質もある万能タイプだ。

 チームを見渡すと25歳以下の左打ちの外野手がひとりもいない。いち押しは、東海大相模の山村崇嘉(右投左打)。今夏の甲子園交流試合では"遊撃手"として鮮やかなフィールディングを披露していたが、あれだけ動けるなら外野手としても相当なレベルに達するはず。

 バッティングも美しい角度で伸びていくライナー性の弾道は、思わず見とれてしまう。また、サウスポーを苦にしないのも大きなアドバンテージだ。神奈川屈指の左腕・安達壮汰(桐光学園)のスライダーを左中間に弾丸ライナーで破った一打は、たしかな技術と才能が詰まった一打だった。

 どういうチームをつくっていきたいかという将来のビジョンがしっかりしていれば、自ずと獲得する選手は決まってくると思う。今年に関しては、投打とも逸材が揃っており、チームづくりの土台を固めるには絶好のチャンスである。

このニュースに関するつぶやき

  • 全部にいい人材欲しいってことじゃん(笑)早稲田大は活躍するイメージが湧かないから、競合避けて他にいくのもいいと思う。ヤクルトの場合、即一軍一年間もあるから、とにかく丈夫なことが大事かと思う。
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  • 補強ポイントは全て!評価の高い選手を獲得出来るだけ獲得してほしいです。
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