スーパーGT:2020〜2021年のオフのテストを制限へ。現行GT500規定も2023年まで継続

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2020年10月25日 12:01  AUTOSPORT web

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写真2020年セパンウインターテスト トヨタ開発車の90号車トヨタGRスープラ
2020年セパンウインターテスト トヨタ開発車の90号車トヨタGRスープラ
 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表は、10月25日にスーパーGT第6戦鈴鹿の会場で行われたGTA定例記者会見のなかで、GT500クラスの開発制限、さらに2020年最終戦後から2021年開幕に向けたテストを制限する方向であると明らかにした。

 クラス1規定で争われているスーパーGT GT500クラスでは、トヨタ、ニッサン、ホンダの3メーカーがそれぞれ規定に従い車両を開発し、また各参戦タイヤメーカーがタイヤを開発し、さまざまなファクターが複雑に絡み合うことで白熱のレースが展開されている。

 そんなGT500クラスの規定について坂東代表は、10月25日に行われたGTA定例記者会見のなかで、現在GT500クラスで使用されているクラス1+α規定について、2020年から使用されている現在の規定を2023年まで使用し、2024年から新しい規則を検討したいという考え方を示した。

 また一方で、この現行規定については、DTMドイツ・ツーリングカー選手権を運営するITR e.Vとともに作り上げた規定ではあるが、坂東代表は「これは我々がDTMとともに作り上げたもの」だとし、今後も使い続けたい意向を示した。

 クラス1+α規定では共通パーツも数多く使われているが、「日本で作るものもあるし、輸入するものもある。今後もそれらを使いながらやりたい」とした。当然、すべてのパーツは図面があるため日本で製作することも可能だが、これについても「コストの面もあり、最終的な負担はチームにいってしまう。できるだけコストを抑え、GT500の中長期ビジョンに繋げたい」という。

 なお2024年以降の規定については、来年度中に規則骨子を固めたいという意向を示しているが、今後世界的に進む環境問題への対応も含めた配慮など、考えなければならない部分も多いとした。

■オフのテストはGTAがコントロールへ
 さらに坂東代表は、2020年最終戦から2021年開幕までの開発テストについて、「GTAがコントロールする」と明かした。

 例年、スーパーGTでは最終戦後、国内で小規模なテストを行ったり、12月、2月にマレーシアのセパンでミシュランタイヤが主催するオフシーズンテストを行い、その後日本に戻り国内各地のサーキットでテストを実施。3月に岡山国際サーキットで行われる公式テストで全チームがそろう……というスタイルが採られていた。

 そんなオフシーズンのテストについて坂東代表は、2020年オフから2021年に向けてのテストは、GTアソシエイションがすべて管理していきたいという。現在、GTAとマニュファクチャラーがこの方向性で協議を行い、今後タイヤメーカーとも協議し、テスト時間の調整を行っていくというが、「例年の半分くらいになるのではないか」と坂東代表。

 GT500に参戦する各マニュファクチャラー、各タイヤメーカーがすべてそろってテストを行うことで、今後コストダウンに繋げられる可能性も高い。シーズン中のタイヤメーカーテストや公式テスト等も含め、今後スーパーGTのテストのスタイルも変わってくるかもしれない。

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