菅首相のNHK“事実上国営放送化”でメディア掌握を完成か?

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2020年10月27日 01:02  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

 今週の注目記事・第1位「GoToズサン運営の裏にJTB支配」(『週刊文春』10/29日号)

同・第2位「菅<極秘命令>『携帯の次はNHKをやれ』」(『週刊文春』10/29日号)

同・第3位「日本の科学技術を盗む『中国千人計画』謎のベールを剥ぐ!」(『週刊新潮』10/29日号)

同・第4位「まるで上納金!維新の会が『大阪都構想』の親玉『橋下徹』に3400万円」(『週刊新潮』10/29日号)

同・第5位「『進次郎』『滝クリ』夫唱婦随のペット規制で犬猫13万頭が殺処分される!」(『週刊新潮』10/29日号)

同・第6位「コロナ×インフルで猛威の『ツインデミック』は起こるのか!?」(『週刊新潮』10/29日号)

同・第7位「柿崎首相補佐官に『多くの人が嫌悪感』共同社長の弁明」(『週刊文春』10/29日号)

同・第8位「『誤報が多い』世界最大の経済紙WSJで記者たちが決起した」(『週刊文春』10/29日号)

同・第9位「スクープ完全公開 首相官邸『桜を見る会』マスコミ監視文書255枚」(『週刊ポスト』11/6・13日号)

同・第10位「貴闘力『薬物と黒い相撲界』」(『アサヒ芸能』10/29日号)

同・第11位「フジテレビを退社安倍晋三の甥<秘書就任>の衝撃波」(『週刊文春』10/29日号)

同・第12位「嵐『休止確定』大野がシングルマザーに『口止め誓約書』」(『週刊文春』10/29日号)

同・第13位「女優・梶芽衣子−デビュー56年目の『矜持』と『徳義』」(『サンデー毎日』11/8日号)

同・第14位「年収60億円BTS『兵役』と『一人暮らし』と『女』」(『週刊文春』10/29日号)

【巻末付録】ポストのSEXYグラビア採点!

 今週は現代がお休み。

 早速いこう。まずは世界的一流グループになったBTSから。

 韓国のBTSはすごいぞ。韓国の芸能事務所としては初めて株式を上場すると、初日には時価総額11兆ウォン(約1兆円)にもなった(その後は下がり続けているそうだが)。

 韓国から世界へと飛躍したグループだが、彼らには難問があると、文春が報じている。それは「兵役」である。韓国の男は満28歳までに兵役に就かなければならない。

 最年長のジンは年末に28歳になるそうだ。この問題は国を挙げての議論になり、兵務庁は「大衆文化優秀者の入隊延期を検討する」と発表したという。

 大昔、エルヴィス・プレスリーが入隊するというので、アメリカ中の女性たちが「行かないで」と涙にくれたことを思い出す。

 だが戻ってきたエルヴィスは、次々にヒット曲を放ち、世界のエルヴィスになった。本物なら、2年(所属によっては18カ月)程度の空白はどうということはない。

 女優・梶芽衣子を知っているのは団塊世代から少し下までか。映画『野良猫ロック』『女囚さそり』の梶は、1970年代という時代を体全体で表現していた。

 クエンティン・タランティーノ監督は、梶が主演した『修羅雪姫』が好きで、『キル・ビル』はこの映画のリメイクだったことを公言している。

 私は渡哲也と共演した『やくざの墓場 くちなしの花』の梶が好きだ。

 扉で彼女の顔がアップで映っているが、当時のままで、ややシワが増えたぐらいだ。

 その彼女が、久々に映画『罪の声』(10月30日公開)に出演するそうだ。

 先日亡くなった渡哲也とは同期で、撮影が終わると「終わったの?」、渡が「はい、終わりました」。「じゃあ、帰ろう。一緒に」と、駅まで歩いて帰った思い出を語っている。

 渡が入院したときには、アイスクリームを持って見舞いに行ったという。渡の人柄か、2人は恋仲だったのだろうか。

 彼女は「徳義」という言葉を使っている。人として守るべき道徳上の義務という意だが、ずいぶん古めかしいが、梶らしい筋目を通す生き方に似合う。

 久しぶりに梶に会いに映画館に行こう。

 文春が、嵐の「活動休止」が決まったと報じている。その理由は、10月17日に報じられたように、フジテレビ系の『VS嵐』、日テレ系の『嵐にしやがれ』が来年1月にリニューアルされ、嵐の冠が消えるからだという。

 これから各人が、それぞれ自分の道を歩んでいくのだろうが、文春によれば、嵐にはジンクスがあって、「嵐は5人揃わないと数字が取れない」、要は視聴率が悪いというものだそうだ。

 一人ひとりの単体では魅力がない。5人揃ってはじめて一人前ということだろう。前途は多難のようだ。ところで、10月23日午前10時(日本時間)からトランプとバイデンの最終テレビ討論が行われた。前回が悪評だったためか、比較的静かに進行した。

 司会を務めたのはNBCアンカーのクリステン・ウェルカー。「朝の顔」といわれる女性記者だった。

 バイデンは終始余裕をもって答えたのに比べて、トランプは追い詰められていることを分かっているのだろう、焦りが感じられた。バイデンのウクライナ疑惑追及だけに終始した感がある。

 主要メディアの多くがバイデン支持を表明しているが、今回の討論で、バイデンの支持率が大幅に下がることはないだろう。民主党の大統領誕生はよほどのことがない限り間違いないだろう。

 さて、安倍前首相の甥にあたる岸信千代(29)がフジテレビを辞めて、父親の岸信夫防衛大臣の秘書になることで、安倍の後継者になるのではと騒がれている。

 父親は山口二区だが、子どものいない安倍の地元である四区から出る可能性もあるという。安倍の母親・洋子が目をかけていたというから、その可能性が高いのではないか。

 貴闘力という元関脇がいる。彼は人気者だったが、相撲界の野球賭博が摘発され、相撲界を首になった。

 その後、焼肉屋をやったりして繁盛していた。私も何回か行ったことがある。

 貴闘力がYouTubeで、相撲再生計画なるものを立ち上げ、角界浄化に尽くしていくと、アサ芸が報じている。

 いくつかやる事はあるようだが、中でも、八百長問題をやりたいそうだ。今でも八百長はなくならないようだが、この間終わった場所で優勝した正代は、八百長なしで頑張ったと、貴闘力が賞賛している。

 興味深いのは、白鵬が立ち合いでやるかち上げについて、こう語っていることだ。

「何で白鵬がかち上げするのか。白鵬の全体の体を見てて足が外側にO脚になってるわけ。O脚ってことは足の内側の筋肉が弱いってこと。相手の当たりがバンと来られると本当に嫌。だからかち上げて相手を止めたり、張って相手を横にそらして取るわけだよ」

 なるほど、白鵬のかち上げにひるまず、一気に攻めればいいということのようだ。

 ポストは、菅をトップとする内閣官房が、テレビのワイドショーや夜のニュース番組のコメンテーターたちが、どのようなことをしゃべったのかを記録した文書を入手したと報じている。

 菅が官房長官のときで、今年1月までの10か月間、255枚にもなる膨大なものである。

 菅は以前、文藝春秋から出した『政治家の覚悟』という本の中で、「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」と書いて、公文書管理の重要性を認めていたのに、改訂版では、そこの部分を削除していたことがわかり、批判を浴びている。

 菅という男はタイトルと違って、「覚悟のない政治家」である。

 安倍と同じで、後で問題になりそうな文書や記録は、簡単に破棄するのに、テレビのコメンテーターたちの発言は逐一チェックして、問題発言があれば容赦なくテレビ局へ怒鳴り込もうというのだから、やり方が陰険を通り越して、汚過ぎる。

 発言をチエックされている数が多いのは、『NEWS23』(TBS)の元朝日新聞の星浩と『報道ステーション』(テレビ朝日)の元共同通信の後藤謙次だという。

 この文書は、都内に住む男性が情報公開請求で手に入れたものだというが、すんなり出したのは、「文書の存在を示すこと自体が、メディアに対する牽制になっているのではないか」(政治アナリストの伊藤惇夫)。私もそう思う。

 ポストがいうように、「権力を監視するはずのメディアが、権力によって監視されるという異様な時代がやってきた」のである。

 メディアが権力監視義務を放棄し、権力のポチ化していったため、味をしめた安倍や菅が、さらに従属させるべく、メディアへの監視を強めるという逆転現象が起きているのだ。

 しかし、この傾向はこの国だけではない。

 アメリカを代表するウォール・ストリート・ジャーナルが、トランプ支持が行き過ぎると、社内の記者たち280人が連名で「社説やオピニオン欄に誤報が多い」という抗議文を出したと、文春が報じている。

 ここを所有しているのはメディア王として知られるマードックだが、彼は前回の大統領選でトランプのアドバイザーを務めていて、報道方針に対立する記者たちを相次いで解雇しているという。

 日本のメディアにも政権ベッタリの社長が多いが、そこの記者たちが反旗を翻したという話は聞かない。テレ朝の人間の中に、勇気のあるやつはいないのか。いないだろうな。

 さて、共同通信にいた柿崎明二論説副委員長が、菅の補佐官に就任したことで、社内でも批判の声が上がっている。水谷亨社長が、加盟各社を前に、こういったと文春が報じている。

「非常に残念です。こうしたことを阻止していくのが我々の役目だと思う。きっちり記者教育をしていく。どれだけ政治家に食い込んでも、権力側にはいかないのがジャーナリストです」

 はからずも、記者教育ができていなかったことを認めてしまった。

 この国のジャーナリズムは瀕死状態といってもいい。

 さて、ヨーロッパでコロナの感染者が再び猛烈に増えている。フランスでは9都市圏で夜間の外出が禁じられ、ロンドンでは屋内で会う相手が家族に制限され、ベルギーでは4週間にわたって飲食店の営業停止が決められた。

 これから冬に向かう日本では、インフルエンザとコロナのツインデミックが起きると、ワイドショーなどでは騒いでいる。

 だが新潮は、感染者数に注目すれば、それほど心配することはないという。例えば、10月17日、フランスでは1日の感染者が3万2427人にもなったが、その日の死亡者は89人。4月3日に5233人が感染したときの死亡者は1120人だったのに比べれば、致死率は減少しているというのである。

 何人かの医者たちが、これについて意見を述べているが、共通しているのは「集団免疫」という見方だ。

 それに、コロナウイルスは、宿主である人間を殺してしまえば自分も死ぬので、共存するためには致死率を下げるしかない、変異と共にウイスルは弱毒化するなど、高齢者や疾患を持った者以外はさほど恐れることはないという意見が多い。

 また、手洗いやうがい、三密を避けるということがかなり徹底されてきたためか、10月5日から11日までの1週間で、全国で報告されたインフルエンザ感染者数は17人。東京では8月末から10月11日まででインフルエンザの感染者は1人しかいないそうだ。

 さらに、厚労省の人口動態統計の速報値では、今年5月の全国の死亡者数は昨年同月より3878人少なくなっている。6月、7月も同様で、1月から7月までの死亡者は昨年より1万7998人少ない79万5807人であった。

 こうしたことから、「マスクを着けて手を洗えば、インフルエンザも寄りつかない。何を恐れる必要があろうか」と新潮は結ぶ。

 私はここまで楽観的にはなれないから、昨日、医者に行ってインフルエンザの予防注射を打ってもらった。高齢で疾患があり、さらに無料というのが動機としては大きいが、この冬だけは、インフルエンザに罹りたくないという思いが強い。

 今冬ほど、春が待たれる年はないだろう。早くコロナワクチンができてほしいが、まだ、見通しは立たないようだ。

 10月22日も悲報が報じられた。「南米ブラジルの国家衛生監督庁(ANVISA)は21日、英オックスフォード大と英製薬大手アストラゼネカの新型コロナワクチンの治験参加者が死亡したと明らかにした」(朝日新聞DIGITAL 10月22日 11時07分)

 死因は新型コロナの合併症で、接種したのはワクチンではなく偽薬だったのではないかといわれているそうだが、道遠しという感はぬぐえない。

 ここで出版界の話題を紹介しよう。

 光文社の看板雑誌である『JJ』という女性誌が月刊誌から撤退する。

「光文社は、女性向けファッション雑誌『JJ』について12月23日発売の2021年2月号で月刊発行をやめ、不定期刊行にする。公式サイトで発表した。同誌は1975年創刊。今後はサイトやSNSでの発信は続け、企画によっては紙の雑誌を発行するという。『ターゲットとなる20代を取り巻く環境、ライフスタイルが大きく様変わりした』と説明している」(朝日新聞DIGITAL10月25日 5時00分)

 光文社は講談社の姉妹会社だが、女性誌、ファッション誌が中心で、マンガを出していないことが、ここへきて収益の急激な悪化になってしまった。

 『鬼滅の刃』がバカ当たりしている集英社は、第79期(19年6月〜20年5月)決算が売上高、1529億円、前年比14.7%増加して、経常利益は300億円、当期純利益は200億円超だという。

 一方の光文社は売上高が約185億円で前年比9%の減少。経常損失が約14億円だそうである。

 いまや講談社、小学館、集英社はマンガ出版社である。マンガがないか、主力ではない新潮社、文藝春秋などは苦しいはずだ。

 マンガばかりに力を入れる出版の在り方には、私などは反発を覚えるが、しょせん負け犬の遠吠えでしかない。

 そういえば、上の人間の編集部への介入が問題になっている週刊現代で、何人かが出社拒否になっているという話は以前触れた。

 その現代で、突然、締め切り日、全員に数千円もする豪華な夜食を配るようになったと聞く。

 威嚇の次は懐柔か。菅義偉みたいだな。

 さて、日に日に存在感が薄れつつある小泉進次郎だが、昨年改正された動物愛護法に基づいて、彼の環境省が進めている「数値規制」が、きわめて評判が悪いと新潮が報じている。

 これは来年6月から施行されることになるそうだが、中でも、「業者の飼育頭数に上限を設け、繁殖用の犬は従業員一人につき15頭、猫は25頭までで、販売する犬は一人につき20頭、猫は30頭までという数値規制にあるようだ。

 これだと価格が倍増する、繁殖制限は6歳までという制限があるので、7歳を超えた繁殖犬は手放さざるを得ないなどで、業者は廃業に追い込まれ、13万頭の犬が路頭に迷い、殺処分されるというのである。

 ブリーダーたちの声が正しいかどうか、私には判断しかねるが、小泉はまさか、動物好きの妻・滝クリの意見だけ聞いて決めたんじゃあるまいな。

 ところで、またまた的中した。日曜日に行われた競馬のG機峙堂崗沺廚里海箸澄

 某ネットで予想したのは、コントレイル頭からの馬単流し。2着アリストテレス、3着サトノフラッグが来て、馬単1010円、3連単を買っていれば8740円。

 配当は少ないが、レースは素晴らしかった。改めてだが、ルメールという騎手はすごいと思った。

 ゲートを出てから、コントレイルの外に馬を合わせ、コントレイルにプレッシャーをかけ続けた。

 福永も勝利騎手インタビューでいっていたが、あれで馬がエキサイトしてしまったそうだ。馬の状態も良かったのだろうが、自信を持って騎乗していたのはルメールのほうだった。

 直線に入って、福永が早めに動いた。その直後にルメールは追い出した。内で粘るコントレイルにアリストテレスが並んだと見えた。

 私はテレビに向かって「福永」と絶叫した。首差だったが、あと50メートルあれば逆転していただろう。

 日本人騎手にはできない芸当だ。父・ディープインパクトとの親子2代の無敗の3冠馬誕生に、待ったをかけたら、何をいわれるか分からない。

 そんな思いが多くの騎手の頭にあったのではないか。ましてや、合わせ馬で、プレッシャーをかけ続けるなど、考えもしないだろう。

 ルメールには迷いはなかった。始めからコントレイルと瞬発力勝負を考えていたのだろう。逆に、コントレイルにルメールが乗っていれば、早めに外に出し、楽勝できたのではないか。

 福永という騎手は、父親と違って、ここ一番という時に弱い。父親の名が重すぎるのだろうか。

 いい騎手になるためには、いい馬に乗ることである。馬が、ここで控えろ、ここで外に出せ、行くぞいまだと教えてくれるのだ。

 もはやベテランだが、福永はコントレイルに色々なことを教えてもらっているのだろう。それにしても、並ばれても抜かせなかった根性は、父・ディープインパクトもびっくりしたのではないか。

 今週は「天皇賞秋」。アーモンドアイが芝の重賞8勝目を狙う。達成すれば史上初。ルメールの手綱さばきが見物である。

 さて、11月1日に大阪都構想の住民投票が行われる。一度住民投票で否定されたものをなぜまたやるのか、私の理解の外だが、賛成、反対が五分五分のようである。

 だが前回と違うのは、今回まったく盛り上がらないことだと、新潮が報じている。

 前回は過激な発言で度々物議を醸した橋下徹が先頭に立ったが、今回はいないことが大きいようだ。

 新潮によれば、その橋下に、日本維新の会はとんでもない講演料を支払っているというのである。16年から18年までの3年間で、維新や所属議員から橋下が受け取った講演料などの総額は、1回216万円で3456万円にもなるそうだ。

 これは維新から橋下への「上納金」ではないかと新潮は疑問を呈しているが、橋下側は、「どの業界でも講演料は一律216万円。時間は90分まで、となっています」答えている。

 これほどの金額を彼に払う価値がどこにあるのだろう。私だったら10万円で何時間でも話しますよ。いつでも声をかけてください。

 新潮は、学術会議の6人を菅が任命拒否したことで窮地に立たされているが、それを側面から支援したいのか、今週も「日本の科学技術を盗む中国の千人計画」批判をしている。

 だが、この問題を掘れば掘るほど当初の意図の、中国は日本の科学者から軍事用の研究情報を盗み出しているというのとは違って、「取材に応じた日本人の多くが口を揃えるのは、冒頭でも触れた日本の研究環境の劣悪さである」というところに辿り着くのである。

 ノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑京都大学特別教授に、「今の日本では40代以下の研究者は大変つらい思いをしていると思う。彼らの環境を整えなければいけません」「我が国の科学技術政策を見直すラストチャンスなのです」といわれ、次号では、この国の目を覆いたくなるような惨状の仔細に触れると、いわざるを得なくなるのである。頑張っておくれ。

 ところで、携帯電話料金が家計を圧迫していることは間違いない。

 私は年甲斐もなく、iPhoneとiPadを持ち、オフィスと自宅にPCを置いている。オフィスはNTTのフレッツ光、自宅ではソフトバンクのWi-Fiを入れている。

 これにAmazonプライムとNetflixの支払いもある。カミさんは格安スマホに変えたが、それでも年金暮らしには毎月のIT関連の支払いはかなりの重荷である。

 菅首相が、携帯電話料金の値下げを指示したのは歓迎だが、どうせやるなら20GBをフランスやイギリスのように月額2000円台にしてもらいたいものだ。機を見るに敏なソフトバンクの孫社長が、20〜30GBを5000円以下にするといち早くいい出したが、その程度では焼け石に水だ。

 その菅首相がNHKの受信料値下げにも積極的だと、文春が報じている。文春によれば、受信料未払いの契約者には訴訟も辞さないという強硬な姿勢が功を奏して、昨年度は支払い率が83%と過去最高になり、受信料収入は約7100億円にもなったという。ちなみに民放第1位のフジテレビは約6300億円だそうだ。

 令和元年度末で1280億円の繰越金を計上しているという。文春は、NHKは民間企業ではない特殊法人なのだから収支均衡が求められる、つまり、利益など残さずトントンにせよというのだ。

 菅は、「子会社やチャンネル数の整理などNHKのコストカットを実現させた上で、本丸の受信料値下げに斬り込んでいく」(首相周辺)つもりなのだそうだ。

 NHKの受信料徴収の苛烈さは、私も身に染みているし、受診料が安くなることに異存はない。だが、菅がNHKへ介入する意図は、もっと危険なところにあることを見逃してはいけない。

 菅は、「新聞・テレビから雑誌まで様々な記者と付き合う反面、メディアをコントロールできると考えているフシがあります」(政治部デスク)。そう、菅の本音は、NHKの国営放送化にあるはずだ。

 菅が官房長官のとき、会見での東京新聞の望月衣塑子記者への質問妨害、NHK『クローズアップ現代 』のキャスターだった国谷裕子を降板に追い込んだことなど、菅が言論を規制してきた例は枚挙に暇がない。

 第二次安倍政権から安倍と菅が取り組んできたのがNHKの国営化である。

『総理の影 菅義偉の正体』(小学館eBooks)でノンフィクション・ライターの森功は、「菅の悲願は、受信料の義務化を通じた事実上の国営放送化である」と指摘している。

 第一次安倍政権時代に菅は、受信料を2割下げろ、できなければ受信料を義務化する、国営放送にするとNHKに迫ったそうだ。

 2人の思惑は思わぬところで叶った。コロナ感染で、事実上、NHKは国のいい分をそのまま垂れ流す大本営発表メディアになったのである。

 タナぼたで首相になった菅は、この機に乗じてNHK国営化を、受信料値下げを隠れ蓑にしてやろうとしていると、私は見ている。

 だが現在の前田晃伸会長は、みずほフィナンシャルグループ出身で、安倍を囲む財界人の一人だったが、「曲がったことが大嫌いな信念の人」(みずほ関係者)だそうだ。

 10月5日に菅と面会したそうだが、菅から受信料値下げはいい出さなかったという。前田は文春に対して、「国がやっている放送局じゃないんだから、手はつけられない、どうにもならない。携帯会社は国営じゃないけど、報道機関に手を突っ込むのは普通じゃないよ。戦前じゃないんだから」。

 その言やよしだが、菅は経営委員をすげ替えて前田を追い出し、以前の籾井勝人のような政権ベッタリの人間を据えることができるのである。菅がトップにいる間は、厳重要注意であるこというまでもない。

 今週の第1位は、先週から文春が追及している「Go To」トラベルのおかしな内幕である。

 短い記事だが、ここには今の政治のおかしさが詰まっていると思う。熟読を。

 Go Toトラベル事務局が大手旅行代理店、JTB,近畿日本ツーリスト、日本旅行、東武トップアーズに占められ、中でもJTBがおいしい汁を吸っているのを、先週の文春が報じた。

 すると、11月から急遽、人員が半減されることが発表された。そして10月14日付で「Go Toトラベル事務局長」名で、文春に対する対応について要望事項が出されたそうだ。

 そこには「情報統制」とあり、本社や支社の社員は、マスコミからの取材にはノーコメントにし、疑いがもたれる言動や発言を厳に慎むようにしろと記されていたというのである。

 小規模代理店は、割り引き分を立て替えているが、7月分も8月分も振り込まれていない、このままでは「Go To倒産」しかねないと嘆いているのに、大手は政治家と組んで、1日、5,6件の電話をかけるだけで、2万4000円もの日当がもらえるのだ。

 文春のいう通り、情報統制ではなく、すべてを情報開示すべきである。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週はポストだけ。

「あの頃のわたし/南野陽子−35年前の『運命の邂逅』を語る」

「下平さやか『アナウンサーの私、妻の私』―-夫の前では見せない&話さない」

 南野陽子という子はきれいなのだが、小悪魔的なところもあって魅力だった。彼女のヌード写真集ってなかったっけ?

「2021年に輝く! グラドル総選挙 星名美津紀、林ゆめ、大崎菜々子、青科まき、江藤彩也香」

 袋とじは「百合沙、熱演するヌード−実力派女優がすべてをさらけ出した!」。彼女は雀士でもあるそうだ。なかなかの脱ぎっぷりが魅せる。

「岡田紗佳×高宮まり、牌牌ガールズのW役満ボディ再び」「なをん。/フミカ……私を見つけて……」

「青山ひかる、Iのしずく−人気グラドルのセンセーショナル裸身」

 もう一つの袋とじは「森咲智美おっぱいの恩返し−89cmバストがついにピンクの頂きをあらわに」。かのはインスタグラムのフォロワーが300万人を突破しているという。

 今週もポストは、グラビアには力が入っているね。

このニュースに関するつぶやき

  • 反日公営放送など要らんわ。国営化をどんどん進めろ。 https://mixi.at/agz40Vo
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  • NHK解体民営化するだけでも、かなりの経済政策になるんじゃ( `ー´)ノ1000万人くらい毎月1000円分外食すれば、100万人くらいのお給料上がるんじゃ。
    • イイネ!27
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