手取り17万円でも貯金を増やす! 余計なサブスク、不相応な家賃などを見直して、お金を「お得に使う」術

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2020年10月27日 11:12  ダ・ヴィンチニュース

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写真『イラスト図解 がんばらないでできる! 手取り17万円からの貯金の教科書』(横山光昭/宝島社)
『イラスト図解 がんばらないでできる! 手取り17万円からの貯金の教科書』(横山光昭/宝島社)

 お金が貯められないことで、日々の生活や将来に対して漠然とした不安を抱えている方は多いはず。この漠然とした不安のために、貯金できるようになりたいと思っているなら、目からウロコの1冊がある。『イラスト図解 がんばらないでできる! 手取り17万円からの貯金の教科書』(宝島社)だ。

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 監修者の横山光昭氏は、これまでに1万軒以上の赤字家計を再生してきたお金のプロ。『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『37歳独身、年収300万円 知っておきたいお金のこと』(毎日新聞出版)など、貯金やお金に関する解説本を多数上梓している。

漠然とした不安だけでは「貯金」できるようにならない!

 さっそくだが、なぜ、お金を貯めたい気持ちはあるのに、貯金できない人は多いのだろう。その理由として、本書では漠然とした不安を動機に人は動けない、ということを挙げている。将来や生活が不安だから貯金をしたい、という考え方が、そもそもお金を貯めるためのモチベーションとしては成立していないのだ。

 とはいえ、一刻も早く「気づいたらお財布の中からお金が消えている…」という生活を見直したいという方も多いだろう。以下のリストを見て欲しい。

◻バーゲンセールが大好きだ
◻高い家賃でも駅の近くに住みたい
◻コンビニでケーキを毎日買う程度の贅沢はしてもいい
◻貯金はあるけど投資はしていない

 これはお金との付き合い方がわかるダメ節約チェックシートの一部だ。本書ではそれぞれの項目に対応した解説ページがあるので、気になる部分を読むだけでも、お金や貯金に対する理解が深まる仕組みになっている。

 例えば、貯金がしたくでもできない人の多くは、目先の得に釣られてしまいやすい。スーパーで半額になった惣菜や、バーゲンのセール品は、一見お得な買い物のように思える。しかし実際は「この値段なら…」と必要のないものを買っているため、むしろ損をしていることは多いのだ。

「コンビニでケーキを毎日買う」も、やはりムダ遣いに含まれるだろう。しかし単に買うのを我慢するだけでは、ストレスが溜まる一方だ。本書ではケチケチとした貯金や節約で心が苦しくならない考え方として「費用対効果」を解説している。

 簡単に説明すると、毎日150円のコンビニスイーツを食べて月に4500円出費するのと、同じく4500円で月に1度スイーツビュッフェに出掛けるのとでは、どちらが満足度が高いか、ということだ。お金はいくら使ったかではなく、使い方こそ大切なのである。

毎月の支出を確実に減らす方法と「お金を増やす技術」を身につける

 貯金や節約を始めようと思ったとき、大半の人は光熱費や食費を真っ先に削ろうとするだろう。しかし、これは大きな穴の開いたバケツの中の水をケチケチして使っているようなものだ。

 真っ先に見直すべきは「固定費」だ。固定費とは家賃(住居費)や保険料など毎月必ず支払うことが決まっている費目のこと。毎月の支払い額が決まっているジムの会費や定額サービスなども固定費として考える。

 例えば、手取り17万円なら4万2500円というように、家計における住居費の割合は、手取り月収の25%に収めるのが理想であるという。都心の場合はなかなか難しい設定に思えるかもしれないが、駅までの距離や築年数などでなるべく条件を絞りこみ、理想的な家賃に合わせていくのが望ましい。

 また、使用頻度が高ければお得な定額サービスも、場合によってはレンタルショップや単発利用のほうが支出をおさえられるケースもあるので、定期的な見直しは大切だ。

定期的な出費は、支出を固定させる行為。その分、収入を確実に失うということでもあります。ムダなお金を使わないのが、何より現実的で即効性のある収入アップ法であるということに気付いてください。(p.55)

 ムダな固定費は増やさず、なるべくおさえるということが、ケチケチとした節約よりも大きな成果を生み出すのである。

 本書の最終章では「お金を増やす技術」を解説している。その方法とは、ずばり「投資」だ。投資というと、ハイリスクなイメージを持たれる方も多いだろう。実際に貯金がないから投資で増やすとか、短期間で儲けを出すといった考え方で投資に手を出すのはかなり危険な行為だ。

 投資も貯金と同じ心構えで、地道にコツコツと続けていくことが大切だという。例えば、ローリスクな金融商品を選び、月に2万の投資をしていた人がいたとする。この場合、コツコツと毎月2万の貯蓄をしていた人と比べて、10年後に約40万の差がつくケースが本書で示されている。投資の年数が長くなるほど、この差額は大きく広がっていく。

 ただし、この増やす技術は年収の半分近くの貯金ができてから、の話である。そして本書は、それができたら苦労しない…とため息をつきたくなる人のための1冊だ。

 著者いわく、お金は本来使うものだ。欲しいものや将来の自分を成長させるものに、必要なだけ、きちんと使うことが「生きたお金」であり、貯める以上に大切なことだという。

 お金の使い方・考え方が変わるということは、自分の生活にも変化が訪れるということ。漠然とした不安やケチケチとした生活を何とかしたいと感じているなら、本書を手に取ってみるといいだろう。

文=ひがしあや

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