ユヴェントスとバルセロナの両クラブでプレーした選手たち

0

2020年10月28日 19:11  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

ユヴェントスとバルセロナの両クラブでプレーした選手たち [写真]=Getty Images
28日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節では、ユヴェントスとバルセロナが対戦する。

 新型コロナウイルスの陽性反応が再び検出されたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはこの試合の欠場が決定。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの直接対決はお預けとなったが、今夏にトレード移籍が実現したブラジル代表MFアルトゥールと、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチによる“古巣対決”は大きな注目を集めている。

 そこで今回は、両選手のようにユヴェントスとバルセロナの両クラブのユニフォームに袖を通した選手を7名紹介する。

[写真]=Getty Images

▼アルトゥーロ・ビダル(チリ代表)



ユヴェントス在籍:2011年〜2015年
バルセロナ在籍:2018年〜2020年

昨季までバルセロナに在籍したビダルも、かつてユヴェントスに在籍。同クラブに所属した全4シーズンでセリエA優勝を果たし、2018−19シーズンまで個人としてリーグ8連覇を達成した。今夏移籍したインテルを率いるのは、ユヴェントス時代に指導を受けたアントニオ・コンテ監督。恩師と再タッグを組み、スクデット奪還と欧州制覇を狙っている。

▼ダニエウ・アウヴェス(ブラジル代表)



バルセロナ在籍:2008年〜2016年
ユヴェントス在籍:2016年〜2017年

2008年にセビージャからバルセロナに加入すると、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で黄金期を迎えたチームの主軸として活躍。従来の右サイドバックのイメージを覆す攻撃的スタイルで23個のタイトルを獲得した。ユヴェントスには1シーズンしか在籍しなかったが、ビダルがつけていた背番号23を着用し、セリエAとコッパ・イタリアを制覇。CL準々決勝でバルセロナと対戦した際には2試合連続で出場し、古巣相手に勝ち抜けを決めている。

▼ズラタン・イブラヒモヴィッチ(元スウェーデン代表)



ユヴェントス在籍:2004年〜2006年
バルセロナ在籍:2009年〜2010年

ユヴェントスでもバルセロナでもチームをリーグ制覇に導き、“優勝請負人”としての仕事を全う。しかし、両クラブで出会った名将との関係は好対照だった。ユヴェントスではファビオ・カペッロの叱咤激励を受けて、真のゴールゲッターへと成長。数年前には2人でのインタビューが実現するなど、良好な関係を保っているが、ジョゼップ・グアルディオラ監督とはそりが合わず、バルセロナを1年で退団する要因となった。イブラヒモヴィッチが「幼稚なコーチ」と批判するなど、2人は犬猿の仲として知られる。

▼ティエリ・アンリ(元フランス代表)



ユヴェントス在籍:1999年1月〜8月
バルセロナ在籍:2007年〜2010年

21歳でユヴェントスと契約を結ぶも、不慣れな左サイドハーフで起用されたこともあり、半年あまりで退団。それでも、移籍先のアーセナルでワールドクラスの選手へと成長を遂げると、30歳になる直前にバルセロナへの加入が決まった。2年目には、D・アウヴェスと共にクラブ史上初の3冠を達成。2009−10シーズンにはイブラヒモヴィッチとも共演を果たしている。スペインではイングランド時代ほど大きなインパクトを残せなかったが、グアルディオラ監督と出会って「一からサッカーを学び直した」と振り返っている。

▼リリアン・テュラム(元フランス代表)



ユヴェントス在籍:2001年〜2006年
バルセロナ在籍:2006年〜2008年

フランス代表の歴代最多出場記録を持つテュラムは、キャリア全盛期の2001年にパルマからユヴェントスへ加入。主力として2度のリーグ優勝に貢献したが、2006年にカルチョ・スキャンダルが発覚し、チームの2部降格が決まったことでバルセロナへの移籍を決断した。しかし、当時のバルセロナは過渡期にあり、スペインで獲得したタイトルは2006年のスーペル・コパだけ。2シーズン在籍したあと、パリ・サンジェルマンへの移籍が発表されたが、心臓の問題が発覚したため、現役引退を余儀なくされた。

▼エドガー・ダーヴィッツ(元オランダ代表)



ユヴェントス在籍:1998年1月〜2004年1月
バルセロナ在籍:2004年1月〜2004年6月

現役時代には、底なしのスタミナとフィジカルコンタクトの強さを武器にピッチ上の広範囲をカバー。それがハードワークを信条とするユヴェントスにも、ポゼッションスタイルを標榜するバルセロナにもうまく嵌り、「水を運ぶ選手」として不可欠な存在だった。ドレッドヘアを束ねたヘアスタイルと目の病気の影響で着用したゴーグル姿もサポーターに強烈なインパクトを与え、一部でカルト的な人気を誇った。

▼ミカエル・ラウドルップ(元デンマーク代表)



ユヴェントス在籍:1985年〜1989年
バルセロナ在籍:1989年〜1994年

かつてヴィッセル神戸でプレーしたラウドルップも、ユヴェントスとバルセロナの両クラブに所属していた。ユヴェントス時代には、日本で開催されたインターコンチネンタルカップ(現FIFAクラブワールドカップ)に出場し、“世界一”の栄冠に輝いている。バルセロナでは、ヨハン・クライフ率いる“ドリームチーム”の一員としてプレー。1992年には欧州王者として再来日を果たし、2度目のインターコンチネンタルカップに挑むも、元鹿島指揮官のトニーニョ・セレーゾらが出場したサンパウロに1−2で敗れた。

(記事/Footmedia)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定