ルヴァン杯決勝の“前哨戦”は柏に軍配! クリスティアーノが2発、敗れたFC東京は3連敗

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2020年10月28日 20:57  サッカーキング

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FC東京と柏レイソルが対戦した [写真]=金田慎平
明治安田生命J1リーグ第30節が28日に前倒しで行われ、FC東京と柏レイソルが対戦した。

 アウェイの柏は23分、北爪健吾が右サイドから矢のようなクロスを送ると、中で合わせたのはオルンガ。高い打点でヘディングを放ったものの、シュートはクロスバーに阻まれた。すると28分、柏はオルンガの競り合いから生まれたこぼれ球を仲間隼斗が回収し、速攻を展開する。仲間がドリブルで相手を1人かわして放ったシュートは相手GK波多野豪にセーブされたものの、こぼれ球にすかさず江坂任が反応。相手に寄せられながらも、落ち着いて左足で流し込んだ。

 1点のリードで折り返した柏は、後半開始早々に追加点を奪う。相手のスローインに対してプレッシャーをかけてバックパスのミスを誘い、オルンガがこれを回収。エリナ内まで運んで折り返すと、クリスティアーノがフリーで合わせた。負傷による離脱もあったクリスティアーノにとっては今季初ゴール。また、2018年12月1日のガンバ大阪戦以来、697日ぶりとなるJ1でのゴールとなった。

 しかし、FC東京もすぐに1点を取り返す。49分、フリーキックの二次攻撃から高萩洋次郎がクロスを送ると、アダイウトンが頭でゴール左下隅に流し込んだ。52分には仕掛けたレアンドロがエリア内で倒されたかに思われたが、この場面でPKを獲得することはなかった。

 柏は75分、再び点差を2点に広げる。ハーフライン付近でボールを奪ってカウンターを仕掛けると、オルンガのスルーパスにクリスティアーノが反応。右足を振り抜き、強烈な一撃を突き刺した。さらに82分、江坂のグラウンダーパスにオルンガがダイレクトで合わせたが、これは惜しくもポストに阻まれた。

 柏はGKキム・スンギュの好守も光ってFC東京の追い上げを許さず、試合はこのまま終了した。勝利した柏はリーグ戦連敗を止めて4試合ぶりの白星、敗れたFC東京はリーグ戦3連敗となった。次戦は31日に行われ、FC東京はアウェイで川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”、柏はホームでの清水エスパルス戦を迎える。また、両者は11月7日に行われるJリーグYBCルヴァンカップの決勝戦でも対戦する。

【試合結果】
FC東京 1−3 柏レイソル

【スコア】
0−1 28分 江坂任(柏)
0−2 46分 クリスティアーノ(柏)
1−2 49分 アダイウトン(FC東京)
1−3 75分 クリスティアーノ(柏)

このニュースに関するつぶやき

  • まあ今が一番調子が最悪といったところか。疲れているのか明らかに集中力に欠いたプレーで失点している。だけど横浜戦は点差ほど差のある試合ではなかった。少しの差が大きな差になっている感じ。
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