チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が28日に行われ、マンチェスター・Uとライプツィヒが対戦した。
第1節はマンチェスター・Uが敵地でパリ・サンジェルマンに2−1の勝利を収め、ライプツィヒもホームでイスタンブール・バシャクシェヒルを2−0で撃破。ともに白星スタートを飾ったチーム同士の対決となった。
試合は21分、マンチェスター・Uが先手を取った。ポール・ポグバがペナルティエリア左へスルーパスを送ると、抜け出したメイソン・グリーンウッドが左足ワンタッチでゴール右隅に流し込み、先制点を奪った。
リードを許したライプツィヒは24分、自陣でボールを奪って素早く前線へつなぎ、最後はクリストファー・エンクンクがエリア右から強烈なシュート。だが、これはGKダビド・デ・ヘアの好セーブに阻まれた。
後半に入ってライプツィヒは65分、クロスのセカンドボールを右ポスト前のイブラヒマ・コナテが頭で合わせたが、至近距離のシュートはまたもGKデ・ヘアの好セーブに防がれた。マンチェスター・Uは70分、エリア前のFKでブルーノ・フェルナンデスが壁とゴールの間に浮き球パス。飛び出したアントニー・マルシャルがわずかに触れたが、GKにセーブされた。
マンチェスター・Uは76分、途中出場のマーカス・ラッシュフォードがハーフウェイライン付近から抜け出し、冷静に右足シュートを沈めてネットを揺らす。一度はオフサイドの判定となったが、VARにより得点が認められて追加点となった。
マンチェスター・Uは直後の78分、フレッジが敵陣中央で相手ボールをカット。こぼれ球を拾ったラッシュフォードが1人かわしてエリア内へ抜け出し、豪快な右足シュートを突き刺してリードを3点に広げた。ラッシュフォーはCL2試合連続ゴールで計3点目となった。
さらにマンチェスター・Uは85分、マルシャルがエリア内で倒されてPKを獲得すると、自ら枠の左隅に沈めてダメ押しゴール。後半アディショナルタイム2分にはエリア中央でパスを受けたラッシュフォードが右足シュートを叩き込んでハットトリックを達成した。
試合はこのままタイムアップを迎え、マンチェスター・Uが快勝でCL2連勝を飾り、グループH首位に立った。
次節は11月4日に行われ、マンチェスター・Uはアウェイでイスタンブール・バシャクシェヒルと、ライプツィヒはホームでパリ・サンジェルマンと対戦する。
【スコア】
マンチェスター・U 5−0 ライプツィヒ
【得点者】
1−0 21分 メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U)
2−0 76分 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)
3−0 78分 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)
4−0 87分 アントニー・マルシャル(PK/マンチェスター・U)
5−0 90+2分 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)