「自分に自信がない」「人並みかどうか気になる」… 人と比べて落ち込む無限ループから抜け出す方法

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2020年10月29日 07:41  ダ・ヴィンチニュース

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ダ・ヴィンチニュース

写真『心のザワザワがなくなる 比べない習慣』(玉置妙憂/日本実業出版社)
『心のザワザワがなくなる 比べない習慣』(玉置妙憂/日本実業出版社)

 社会の中で生きていくうえで、人と関わらずには生きていけない。そして、人と関わる限り「比較」と無関係ではいられない。「いつも人と比べて落ち込んでしまう」「どうしても自分に自信が持てない」――そうやってモヤモヤしてしまうのはよくあることだろう。

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「比べること自体には“いい”も“悪い”もありません」と語るのは、看護師で僧侶でもある玉置妙憂(たまおき みょうゆう)氏。著書『心のザワザワがなくなる 比べない習慣』(日本実業出版社)によると、人は物事を比較検討するから良い選択ができ、成長に繋がるという。比べることは人間が生き残るための本能であり、それをやめるのは難しい。大切なのは「比べて落ち込む」のを避けることだ。

 心穏やかになるためには、他人に軸を置くのではなく「なぜ、それを選ぶのか」「自分はどうしたいのか」ということを意識するのが肝心だという。仏教では、自分を他と比べることを「慢(まん)」と呼ぶ。「慢」は煩悩のひとつで、「勝った」「負けた」に心を乱すことで自分を苦しめる。

 たとえば人に打ち勝とうとして大学受験で頑張っても、その先も就職、地位、結婚、財産…など、人と比べて心配しないといけないことは次々に湧き出るだろう。そんな“無限ループ”から逃れる方法は、仕事も恋も「何でも自分で決める覚悟」を持ち、後でそれが間違いだとわかっても人のせいにはしないこと。それが、相手に軸を委ねないということだ。

 心を落ち着かせる方法として本書では「葉っぱの瞑想」が紹介されている。目を閉じて、自分の前に川が流れているのを意識する。そこを流れる葉っぱに、自分がぐちぐちと考えていることを乗せて流すだけだ。流したら、それ以上は考えず、追いかけない。それを繰り返すと、負の感情から徐々に解き放たれるようになり、自分という軸がしっかり見えてくるという。

 新型コロナでは「自粛警察」がニュースになった。著者はそれを「自分がさせられていることを他人がしていないのが許せない」と分析する。周囲に対して「許せない」「不当だ」と感じるときは「相手のジャッジを変えることはできない」と考えるのが良いという。相手の価値観を自分の側に合わせることは不可能なのだ。「手放す」「考えない」というのも肝心である。

 さらに、自分に軸を取り戻す方法として、「人と比べる」ことをうまく利用する方法も紹介されている。たとえばライバルを単なる憎い相手にするのではなく、ライバルの優れたところを認めたうえで「あいつにはない自分の強みってなんだろう」「自分はこれから何をしたいのか」「どう生きるのか」と考えてみる。足をひっぱるのではなく、相手を前向きに利用するのだ。

 SNSが普及している今、人と比べて落ち込んでしまうこともあるだろう。比べるのをやめるのは難しいが、落ち込まない練習を重ね、比較を“自分の軸を探すきっかけ”に変換できればラクになる。人と自分を比較してついヘコんでしまったときには、それを「自分がどうありたいか」を知るチャンスに変えていきたい。

文=ジョセート

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