東京タワーや東京湾が一望できるラグジュアリーホテル「エディション」が虎ノ門に開業、隈研吾が設計

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2020年10月29日 12:02  Fashionsnap.com

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ロビー バー Image by: エディション
米国ホテル大手のマリオット・インターナショナルの最高級ホテルブランド「エディション(EDITION)」が日本に初上陸し、「東京エディション虎ノ門」を神谷町駅直結の神谷町トラストタワー31〜36階に開業した。東京タワーや東京湾が一望できるレストランや客室などホテル内部が公開された。

 エディションは、ニューヨークの人気ディスコ「スタジオ54」を手掛けたことで知られるイアン・シュレーガー(Ian Schrager)とマリオット・インターナショナルがコラボレーションしたラグジュアリーライフスタイルホテル。2013年にオープンしたロンドンを皮切りに、現在世界10都市で展開している。2021年には東京エディション銀座を開業する予定で、虎ノ門と銀座のいずれも隈研吾が設計を担当する。
 31階にはエントランス・ロビーをはじめ、ロビーラウンジ、レストラン「ブルー ルーム(The Blue Room)」、テラス付きのスペシャリティレストラン「The Jade Room+Garden Terrace」、バーカウンター「ロビー バー(Lobby Bar)」、ジム・プール・スパを展開。「イースト・ミーツ・ウェスト(東と西の交差点)」をテーマに、共有スペースはコミュニティーを築く場所としても使われてきた仏寺の構造からインスピレーションを得てデザインし、社交場とワークスペースとして宿泊客以外も利用できる。ロビーラウンジには庭園をイメージした25種500以上の植物が並び、日本の部屋をイメージした半個室の席も用意。照明を全て間接照明にすることでリラックスできる空間を演出した。ミシュランスターシェフのトム・エイキンズが率いるレストラン「ジェイド ルーム + ガーデン テラス(The Jade Room+Garden Terrace)」は、2021年にオープンを予定。屋内104席、屋外74席の計178席を備え、和紙による壁が特徴の個室を8人用と12人用の2部屋展開する。
 22室のスイートルームを含む全206の客室には、キッチンや充実したラインナップのミニバーを備え、ペントハウスとスイートルームには屋外テラスも展開。ベッドに用意されているひざ掛けはイアン・シュレーガーが制作したマニュアルに沿って位置や形など細部まで調整してかけられている。客室料金は6万円からで、オープニング記念として期間限定で4万8000円から宿泊することができ、「Go To トラベルキャンペーン」にも適用される。

 また、1階に日中はリラックスラウンジで夜はカクテルバーとして営業する「ゴールド バー アット エディション(Gold Bar at EDITION)」、2階に防音処理が施された可動式のパーテーションで4つに区切ることができるミーティングスタジオなどがあり、2021年から営業する。
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■東京エディション虎ノ門住所:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー開業日:2020年10月20日客室数:206室客室面積:42〜144平方メートル予約サイト
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