悲しいな。この人の人生、一体何だったんだろうな。

無罪は勝ち取れたが、行政の責任を取らせられなかったのは無念…。

これ、警察の捜査も検察の証拠認定も無茶苦茶な上、最初の国選弁護人も、ほぼうっちゃりをかましていたからなあ。終盤は宮田さんも認知症になってしまって……　こういうことが二度と起きないように祈るよ。

で、本当の犯人は？

昔、俺の親父が「 疑われるようなことをする方も悪い」 とか言ってたけど、そもそも犯罪行為をしてないんだから悪いも何もないだろって思った。

宮田さんもかわいそうだが。その被害者家族とかも可哀想だよな。冤罪無罪者を長く恨み続けてしまった上に犯人わからずな訳でしょ。

…警察・捜査機関の中の人の独断と偏見で絵を描かれてしまうと…捜査の手がそこで止まってしまうのですよね…

この冤罪もだが、明らかに犯罪をおかしている飯塚幸三みたいなのを罪に問えなかったり、警察というか、日本司法そのものが疑問符だよな。

冤罪が駄目なのは当然で、それを発生させやすい日本の捜査機関、そのまま野放し手放しにしてしまう検察と裁判所の罪は重い。何より最高の罪は「治安維持」を果たせていない。殺人犯(真犯人)はそこらにいるって事。

裁判官が検事と法曹仲間的な感じを持つので、無意識に検事よりになりがちと聞いたことあります。

でも、本人がやってないと言ってたら、じゃー犯人は誰だ？って事になるわな？他に新証言とかアリバイとか物的証拠とか無かったのか？犯人が他にいるとなればその理由は？

合掌。

この頃の町営住宅の子の態度からおそらく親から差別される身分だと教えてたんだよね。宇城市に限らず部落差別とか生まれた家の違いでの上下意識を続けさせる地域性で、警察は偉い＝職業で同じ人間に見なくなる人も多い