「ラフでこなれ感のあるスタイルにしたいのに、疲れているようなぼさぼさヘアになってしまう」という方も多いと思います。簡単そうに見えるのに、実際にやってみるとうまくできない時もありますよね。
美容師の筆者が、お疲れヘアに見えないラフな髪の巻き方をご紹介します。
■質感が大切
疲れて見えるヘアと疲れて見えないヘアのポイントは、「質感」だと思います。
肌だけではなく、髪も乾燥します。ドライなパサパサした髪質感だと疲れて見えるため、つや感は大切です。
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こちらの画像は、NGの髪質です。毛先がパサパサとして、疲れているような印象を与えてしまいます。
こちらの画像は、つや感のある髪質です。同じヘアスタイルでも品が感じられますよね。
このように、同じ毛束でも質感によってイメージは大きく変わります。パサついて見えないように、毛先にワックスやミルクなどをつけることをおすすめします。
■お疲れヘアに見えないラフな髪の巻き方
画像は、巻きすぎて甘くなりすぎたNGの巻き髪です。強めに巻くのが好きな方は良いと思いますが、ラフな巻き方かといわれると巻きすぎている感じがします。
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ラフさを出すには、抜け感も必要なのです。お疲れヘアに見えないラフな髪の巻き方をご紹介します。
やり方
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つやプラ – つやっときらめく美をプラス(@tsuyaplus)がシェアした投稿 – 2020年10月月27日午後10時47分PDT
(1)まず、こめかみから上と下に髪を分けます。下の髪の、長さの半分にあたる毛先部分を、外、内、外の順に上に向かって巻いていきます(画像1〜3)。
(2)先ほど巻いた髪の顔回りの根元部分をボリュームを出すように巻きます(画像4)。
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(3)次に、最初に分けた上の髪の、長さの半分にあたる毛先部分を、内に巻きます(画像5)。
(4)(2)同様に、根元部分の髪を少量とってボリュームを出すように巻きます。その時、抜け感を作るため、巻く所と巻かない所を交互に作ります(画像6〜8)。
(5)ワックスをつけて手ぐしでまとめ、髪を結びます。結び目からルーズに髪を少し引っ張り出し、ラフ感を出せば完成です。
ヘアアクセサリーをつけても可愛いと思います。髪を巻きすぎず、巻くところと巻かないところをトップに作ることで、より抜け感がうまれます。
■ただの一つ結びにならないようにメリハリを
ただボリュームを出すだけだとメリハリがなく、頭が大きく見えてしまいます。最近はマスク生活が続き、どうしても面長で横にワイドに見えやすいです。
こちらの画像は横と縦にボリュームを出しすぎており、マスクのボリュームと髪のボリュームでかなりワイドに見えます。
こちらの画像は、先ほどより少し縦長にまとめて(マスクで横にワイドに見えるため)、頭の丸さを少し大きくなるようルーズにくずしたためすっきり見えています。
このように、顔の形や頭の丸さを意識してくずすと上手くいきますよ。丸顔が気になる方は縦長にボリュームを出し、面長が気になる方は横にボリュームを出しましょう。
エラが張っているのが気になる方は、張っている部分よりも上の位置でボリュームを出すと上手くいきます。
立体的なスタイルになることで、よりメリハリがでてこなれ感がでます。ぜひ、試してみてください。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)