「生理の量」って個人差あるの? 月経量の多すぎ、少なすぎの目安と注意事項

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2020年10月30日 08:11  ダ・ヴィンチニュース

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「生理の量」って個人差あるの?

 女性特有のからだの不調やトラブルで悩んでいませんか。「お医者さんに行くほどではない…」「デリケートなことなので人には聞きにくい…」そんな体の悩みを、All Aboutガイドであり、ポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長の清水なほみ先生に聞きました。自分のからだと向き合い、健やかに過ごす手助けとなってくれることでしょう。

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 月経痛の程度は個人差が大きく、ほとんど症状がない人から、寝込んでしまう人までさまざまです。一方、月経量は個人差があるとはいえ、大部分の方は正常範囲である「20ml〜140ml」という範囲に当てはまっています。

 患者様に「月経量は多いですか?」と伺っても、「さあ? 人と比べたことがないので…」とおっしゃることも多く、実際は自分の月経量が「正常」なのかどうかはよくわからないという人が多いかもしれませんね。

 月経量が「少なすぎる」と言えるのは、量が多い日でも1日にナプキンを取り換える回数が1〜2回で済んでしまったり、出血期間が1〜2日で終わってしまうケースです。この場合、正常な月経になっていなかったり、無排卵である可能性が考えられます。月経が始まって間もない頃や、閉経間際は、このような極端に少ない量でも問題ないことがほとんどです。20〜40歳の年代の方で、これまではしっかり出血量があったのに、途中から極端に少なくなった場合は受診が必要です。

 一方、月経量が「多すぎる」目安は、量が多い日に昼間用のナプキンが1〜2時間しか持たない場合や、出血期間が8日以上続くケースです。月経量が多くなる原因は、大きく分けて2パターンあります。

 ひとつは、子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜ポリープ・子宮奇形など子宮の形や大きさに何らかの異常があり、そのせいで出血量が多くなってしまっているケース。こちらは、婦人科できちんと検査を受けて、状態を把握しておく必要があります。また、症状によっては手術や薬物療法などの治療が必要になります。

 もうひとつは、子宮の病気はないけれど、ホルモンのアンバランスによって子宮内膜が正常よりも分厚くなってしまい、その分出血量が増えてしまうケースです。月経血のもとになるのは、子宮内にある「子宮内膜」という組織ですが、この組織は女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の作用で厚みが増していきます。正常であれば月経前に内膜の厚みが10mmくらいになり、月経期にはがれて出ていきます。子宮内膜は、もうひとつの女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)によって「厚くなりすぎない」ようにコントロールされています。ところが、ホルモンのバランスが崩れて、エストロゲン優位になってしまうと、内膜が分厚くなりすぎて、月経前に15mm以上になってしまうことがあります。内膜が厚ければ厚いほど出血量は多くなりますので、エストロゲン優位の人は月経量が多くなりやすいということになります。

 原因がいずれの場合も、月経量が極端に多い場合は何らかの治療が必要です。放置すれば重度の貧血になってしまうこともあります。「ちょっと量が増えてきたな」「昼間でも夜用のナプキンがないと心配だな」といった心当たりがある時は、早めに婦人科を受診しましょう。

このニュースに関するつぶやき

  • 早めに婦人科で診てもらった方が良いと思います。何もなければ、それに越した事は無いですからね。自分は貧血・筋腫のダブルパンチでしたよ…。
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  • 人と比べることはないけど、日中に夜用を数日間使ってたのがおかしいと出産後に生理再開して気づいたw高校卒業した頃から倒れるほどの生理痛がくるようになったけど、それも産後かなり楽になった。
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