一足早い『新語流行語大賞』予想 コロナ、半沢、鬼滅…果たして今年の象徴となるワードは?

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2020年10月30日 08:40  ORICON NEWS

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写真ORICON NEWSの調査で選ばれた今年の「新語・流行語大賞」の予想TOP3 (C)oricon ME inc.
ORICON NEWSの調査で選ばれた今年の「新語・流行語大賞」の予想TOP3 (C)oricon ME inc.
 今年1年間に生まれた「ことば」の中から、世相を反映し、話題に上がった新語流行語を選ぶ年末恒例の『ユーキャン新語流行語大賞』。今年は日本だけではなく、世界中が新型コロナウイルス関連の話題に一色になった年。自粛ムードが続く中でも、新しい生活様式を取り入れ、その中での楽しみや流行もあった。そこでORICON NEWSでは一足早く、2020年流行語大賞予想のアンケート調査を実施。『コロナ禍』、『半沢直樹』、『鬼滅の刃』等々、良い意味でも悪い意味でも今年を象徴する社会現象が巻き起こった2020年。果たして“前哨戦”となる今回、ユーザーが選んだワードは?

【ランキング表】世代別TOP5も、この中から新語・流行語を受賞するワードはでるか!?

■幅広い世代に浸透 聞きなれなかった言葉が新しい生活様式を代表するワードに

 コロナ禍で感染予防を目的に人と人の間に十分な距離を保つ際に使われていた【ソーシャルディスタンス】が、今回の流行語予想では1位に。20、30、50代で1位、10、40代も2位と全世代に浸透した言葉だったことがうかがえる。

 「社会的距離」という、本来は他者との心理的距離をとる意味合いの言葉であるが、コロナ禍で小池百合子東京都知事や、SNS等で使われることで大人だけではなく、小さな子どもの間でも使われるようになった。堅苦しい言い方でもあるが、距離を取って密にならないという新しい意識を持つための言葉として、一番分かりやすく機能したワードだったと言える。

 それだけに「一気に広まり認知された言葉だから」(大阪府/50代・男性)、「最初は『何?』と思ったけど、そのまんまの意味で結局はとてもわかりやすかった。人としてのマナーっぽく解釈できるのがいい」(大阪府/30代・女性)と実際に使用したという声が多かった。

 また、「コロナに限らず、感染症予防には一定の効果があると思われるので、今後も適度に活用していきたいスタイルだと思う」(東京都/40代・男性)とコロナ禍が終わっても、継続して求められる価値観という声もあったのは新語になったことの現れといえる。

 1位の【ソーシャルディスタンス】以外にも、今年は2位の【3密】、3位の【ステイホーム】、4位の【コロナ禍】、6位の【アベノマスク】、9位の【アマビエ】、10位の【緊急事態宣言】とTOP10中8つがコロナに関連したワードが並んだ。約100年前のスペインかぜ以来のパンデミックであり、文明が発達して以降、これまでに経験したことのない事態であったことがうかがえる。

 なかでも、9位の疫病退散の妖怪【アマビエ】は、不安な中でもコロナ関連で明るい話題となったものの1つ。一般の人からイラストレーターまで様々な人が絵を描き、「厄災から守ってくれる存在」のアイコン的存在になった。商品化なども進み、キャラクターとして浸透。「希望の象徴」(大阪府/50代・女性)、「コロナ関連のネガティブなワードの中で、いくらかポジティブだから」(埼玉県/40代・男性)との意見が寄せられた。

■経済トレンドの“柱”にまで飛躍 今年最大のヒット『鬼滅の刃』

 5位の【鬼滅の刃】は、今年のエンタメ界で外せないものの1つ。漫画家・吾峠呼世晴によって『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2016年から連載され、2019年にアニメ化されて大ヒット。コロナ禍の緊急事態宣言で外出できない中で、Amazonプライムなど多くの動画サイトで配信されて軒並み人気ランキング1位を記録。大人から子どもまで幅広い年代がハマり、公開中の映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は日本映画史上最速で興収107億円突破して、さらに記録を伸ばし続けている。

 アニメ版のオープニングテーマ「紅蓮華」を歌ったLiSAは、劇場版の主題歌「炎」、最新アルバム『LEO-NiNE』を揃って10月14日にリリース。“令和初”となるアルバム・シングル週間W1位を獲得し、女性アーティスト歴代10組目の快挙となった。音楽だけでなくさまざまなタイアップやコラボグッズも発売されて話題の『鬼滅の刃』。アンケートでは「ネガティブなワードが多い中、明るいエンタメの話題だったから」(福岡県/30代・男性)、「老若男女から支持があり内容を知らなくても鬼滅の刃って単語を知らない人はいないと思う」(埼玉県/20代・女性)など大反響。

 ほかのにも「子どもに勧められて 自分もアニメを観ていたけれど こんな事になるとは想像もつかなかった」(群馬県/50代・女性)、「一大ムーブメントを起こしていると思うから」(埼玉県/30代・女性)などの声もあった。

■コロナを機に働き方も大きく変化 新しい社会スタイル元年に

 今年はコロナの影響で3位の【ステイホーム】の意識を筆頭に、私たちのライススタイルの変化が進んだことも大きかった。仕事の中で新たに生まれたものとして、7位の【テレワーク/リモートワーク】がある。

 感染拡大防止により、政府が推奨してきたことではある新しい働き方。業種により対応できるか否かは様々ではあるが、今回をきっかけに社会で広まったことは大きな意味があった。加えて、短期的な対策ではなく長期的に見る企業が多かったのも印象的であった。

 アンケートでも「生活に切り離せない働き方として身近な言葉だから」(三重県/40代・男性)、「スタンダードな働き方になってきたから」(福岡県/50代・女性)と実際にテレワークを行なった人も多いのかポジティブにとらえる意見が多かった。

 コロナ関連一色に染まった今年の流行語。TOP10には加わっていなかったが、芸能界のスキャンダラスなニュースも記憶に新しい。不安なことやネガティブな話題が一見多いが、5位の【鬼滅の刃】をはじめ、自粛期間中にワクワクやドキドキをくれるエンタメや情報をわかりやすく伝えてくれるテレビの大切さを感じる機会も多かったのではないだろうか。

 ほかにも、高視聴率を記録したドラマ『半沢直樹』(TBS系)から生まれた「君はもう、おしまいです。お、し、ま、い、DEATH!」「生きていれば何とかなる。生きていれば、何とかね」などの名セリフも世間の耳目をさらった。『ユーキャン新語流行語大賞』では、一体どんな言葉が受賞となるのか。“withコロナ”のターンに入り、年末から来年にかけてはまたエンタメ界でのポジティブな新語・流行語が登場することを期待したい。

【調査概要】
調査時期:2020年10月14日(水)〜10月19日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

このニュースに関するつぶやき

  • 政治経済部門「アベノマスク」、世相部門「自粛警察、濃厚接触」、スポーツ芸能部門「おしまいdeath!」かな。あまりパッとしたのが思い浮かばない。
    • イイネ!3
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  • 「オレはコロナだぞ!」はランクインしてないよね。残念(笑)
    • イイネ!45
    • コメント 2件

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