聴覚障がいの3歳児、ピットブルに襲われ死亡 助けを呼べず(南ア)

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2020年10月30日 14:32  Techinsight Japan

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ピットブルに襲われて死亡した3歳男児(画像は『The Sun 2020年10月29日付「HORROR DEATH Mute boy, 3, with deaf parents mauled to death by neighbour’s pit bull in South Africa as he was unable to call for help」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット)
南アフリカ、ケープタウン市の一軒家の裏庭で今月26日、3歳男児がピットブルに襲われ死亡した。男児は聴覚障がいがあり、言葉を話すことができなかったという。『IOL News』『The Sun』などが伝えている。

南アフリカのケープタウン市ハノーバー・パークで26日朝、3歳のルクマーン・ジャーディン君(Luqmaan Jardien)が近所の住民が飼っているピットブルに襲われた。

聴覚障がいがある両親のもとに生まれたルクマーン君はその朝、ピットブルと一緒に自宅で遊んでおり、両親が気付かないまま庭へと引きずり出された。

ルクマーン君が襲われているのに気付いたのは、叔父のダーウード・スチュワートさん(Dawood Stuart)と一緒にいた女性で「バスルームの窓から庭を見たら、ピットブルがルクマーンの首に何度も噛みついているのが見えました。急いでダーウードに知らせ、彼は慌てて庭へと向かったのです」と明かしている。

ダーウードさんは、ルクマーン君の壮絶な救助の様子を次のように振り返った。

「ピットブルはルクマーンの首に噛みついたまま放そうとしませんでした。私はなんとかルクマーンを引き離しましたが、興奮したピットブルは攻撃を止めず私にも噛みついてきました。やっとのことで家のドアのところまで来ましたが、ピットブルは再びルクマーンを攻撃したのです。私は中にいる親類の力を借りて家のドアを思いきり閉め、ピットブルは頭をドアに挟まれるとそのまま窒息死しました。」

ルクマーン君はダーウードさんの腕の中でまだ息をしていたというが、搬送先のハイデフェルト・デイ病院で死亡が確認された。

ダーウードさんは「ルクマーンは聴覚障がいがあり言葉を話すことができなかったのです。襲われても助けを求めることができなかったのでしょう。ピットブルはルクマーンと何度か一緒に遊んでおり、今までは何の問題もありませんでした。きっと何かピットブルを興奮させるようなことがあったのでしょう。こんなことがあって両親も悲願に暮れています」と肩を落とした。

攻撃的な性格で知られるピットブルは複数の国で輸入や飼育が禁止されており、死亡事故があとを絶たない。今年5月には米アーカンソー州で郵便物を取りに外に出た9歳男児がピットブル2頭に襲われ死亡、2018年10月には米ノースカロライナ州で1歳女児が飼い犬のピットブルに襲われ死亡していた。

画像は『The Sun 2020年10月29日付「HORROR DEATH Mute boy, 3, with deaf parents mauled to death by neighbour’s pit bull in South Africa as he was unable to call for help」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • クロアツィア最高の観光都市ロヴィーニョの住宅街で、番犬として一番人気の犬種がピットブル。いつもの貸アパートんとこの2頭は、猫可愛がりされて育った甘えん坊で、特技はお腹丸出し。幼児のお守りも買い物カート引きもOK!
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