はずっ。知らないとヤバイ「ユーティリティ」の意味

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2020年10月31日 08:12  マイナビウーマン

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はずっ。知らないとヤバイ「ユーティリティ」の意味

ビジネスシーンのみならず、日常会話にも使われることがある単語「ユーティリティ」。何気なく使っていますが、その意味は思っているより広いです。正しく使えているのか不安になる人もいるのではないでしょうか。

そんな、今さら聞けない「ユーティリティ」の意味を、具体的な使用例と共にご紹介します。

■「ユーティリティ」の語源と意味

ユーティリティの語源は、英語の「utility」で、直訳すると「役に立つもの」「有用性」「効果」「公益」となります。

ここから転じて、日本のビジネスシーンにおいては、幅広い能力があり何でもできる人や物を指して使われています。さまざまなポジションで活用する人や、複数の用途で使える道具などを思い浮かべると分かりやすいでしょう。

何でもできるというと、何でもそつなくこなすことができるのに、これといって突出した能力が無い「器用貧乏」といったネガティブなイメージを持つ人もいるかも知れませんが、ユーティリティの場合は「幅広く役に立つ」というポジティブな意味のみで使われます。

◇「ユーティリティ」を名詞として使うなら?

「ユーティリティ」は趣味やスポーツなどの会話でもなじみのある言葉でしょう。

ゴルフの世界では「ユーティリティクラブ」というさまざまなシーンで使えるゴルフクラブが有名で、ゴルフをする方であればイメージしやすいのではないでしょうか。また、英語圏では「ユーティリティズ」と複数形にして、電気、ガス、水道などの公共サービスのことを指します。

日本では「ユーティリティ」という単語だけの使用はあまり浸透しておらず、ゴルフクラブを除いては、次のように形容詞として使用されることが多いです。

◇「ユーティリティ」を形容詞として使うなら?

スポーツの世界で万能な選手を指して使われる「ユーティリティプレイヤー」、会社の給湯室や食堂を示す「ユーティリティルーム」、パソコンの使い勝手を向上させるために使用する「ユーティリティソフトウェア」、いぶし銀の脇役から主役も張れ、どんな役柄も演じることができる「ユーティリティ俳優」といった使い方をされることもあります。

「幅広く活躍する」、「有益な効果をもたらす」といったイメージを持っておくと理解しやすいかと思います。

■「ユーティリティ」の類義語

では、ここからはさらに「ユーティリティ」の理解を深めるために、類義語も見ていきましょう。

◇オールラウンド

ユーティリティの類義語として一番近いのは「オールラウンド」です。こちらの言葉の方が古くより使われており、しっくりくる方も多いかも知れません。

「いろいろな技能に通じていること」といった意味を持つ「オールラウンド」のポジティブなニュアンスが、ユーティリティと共通しています。

◇バーサタイル

比較的最近使われるようになった言葉では、「バーサタイル」という表現があります。元々は釣り用語で、「万能な釣り竿」のことを意味していたそうです。

転じて「適応能力の高い」「万能な」といった意味で使われるようになった言葉です。

◇多才

その他にも、多方面に才能があるといった意味の「多才」も類義語として挙げられます。

◇器用貧乏

最後に、「器用貧乏」です。本来器用なことは良いことなのですが、多方面に手を出し過ぎて飛びぬけて良い結果を得られない状態を指す言葉でもあります。

「器用貧乏」はご存知のようにネガティブな意味合いが強い言葉です。よって、ポジティブに言い換えたい時には、ユーティリティを思い出すとよいでしょう。

■「ユーティリティ」の対義語

次に、ユーティリティの反対の意味を表す対義語を見ておきましょう。

◇専門

まずは「専門」です。ユーティリティが多くの方面に対応できるのに対して、1つのことに特化している場合に使われます。主に、技術や人などに使われます。

◇専用

「専門」と同じ意味合いでも、物に対して使われる言葉に「専用」があります。何かに特化し幅広く活用できない分、これが無くてはという必要性を感じさせる言葉です。

■「ユーティリティ」の使用例

実際の使用例も確認し、早速「ユーティリティ」を使ってみましょう。

◇ビジネスシーンでの使い方

典型的な例の1つとして、人事などで人材を表現する時があります。

「支社の立て直しのために〇〇くんを起用するのはどうだろう。わが社には彼ほどユーティリティな人材はいない」。

また、専門性の反対として、以下のような表現をされることもあります。

「今期は専門性を高める研修よりは、ユーティリティな研修を選びたいです」。

ビジネスシーンでうまく活用しよう!

「ユーティリティ」という言葉は、ゴルフ好きは別として、今現在、頻繁には使われていない言葉です。しかし、ビジネスシーンで今後使われるタイミングも多くなるかもしれないため、覚えておいて損はありません。

今回の使用例を元に、ぜひ活用してくださいね。

(藤田 尚弓)

※画像はイメージです

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