冨安フル出場のボローニャ、カリアリに3発で競り勝つ! 今季リーグ戦2勝目

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2020年11月01日 06:43  サッカーキング

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ボローニャが今季リーグ戦で2勝目を挙げた [写真]=Getty Images
セリエA第6節が31日に行われ、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャとカリアリが対戦した。冨安は開幕から6試合連続となるフル出場を果たした。

 前節のラツィオ戦に1−2で敗れたボローニャはここまで1勝4敗で暫定17位と、低調な出だしとなっている。対するカリアリは前節のクロトーネ戦に4−2で勝利し、暫定12位となっている。今季2勝目を目指すボローニャがカリアリをホームに迎え、試合はスタートした。

 ボローニャは序盤に失点してしまう。カリアリは15分、敵陣でボールを奪ってカウンターを仕掛けると、左サイドを崩して中央へ折り返す。これにジョアン・ペドロが左足で合わせ、技有りの先制点を奪った。冨安がマークについたが防ぐことはできなかった。ボローニャは31分、左サイドのCKにロドリゴ・パラシオがヘディングで合わせるが、相手ディフェンダーの頭に当たり、惜しくもゴールとはならなかった。

 さらにボローニャは35分、パラシオが左サイドからカットインし、右足でシュートを放つ。シュートは枠を捉えたが、GKの好セーブに阻まれた。ボローニャは45分、同点に追いつく。ペナルティエリア内左でボールを受けたムサ・バロウがカットインから右足を振り抜く。ボールは鮮やかな軌道を描き、ゴール右に吸い込まれた。

 同点で後半へ折り返したカリアリは47分、右サイドからの折り返しにジョバンニ・シメオネが右足で合わせ、勝ち越し弾を奪う。しかし、ボローニャもすぐに同点に追いつく。52分、ペナルティエリア手前でスルーパスを受けたロベルト・ソリアーノが右足でゴール左に流し込み、同点とした。

 ボローニャはその直後の56分、ムサ・バロウが左サイドから中央へ切り込み、右足で強烈なシュートをゴール右下に決め、逆転に成功した。試合はこのまま終了。ボローニャが1点差を守り切り、カリアリに競り勝った。ボローニャは9月28日に行われた第2節のパルマ戦以来となる勝利を挙げ、暫定で14位に浮上した。カリアリは12位のままとなっている。

 次節、ボローニャは11月8日にホームでナポリと、カリアリは同月7日にホームでサンプドリアと対戦する。

【スコア】
ボローニャ 3−2 カリアリ

【得点者】
0−1 15分 ジョアン・ペドロ(カリアリ)
1−1 45分 ムサ・バロウ(ボローニャ)
1−2 47分 ジョバンニ・シメオネ(カリアリ)
2−2 52分 ロベルト・ソリアーノ(ボローニャ)
3−2 56分 ムサ・バロウ(ボローニャ)

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