リーガ・エスパニョーラ第8節が31日に行われ、アラベスとバルセロナが対戦した。
バルセロナはここまで5試合消化で2勝1分2敗。アラベス戦の先発にはリオネル・メッシやアントワーヌ・グリーズマンに加え、28日のチャンピオンズリーグ・ユヴェントス戦で決勝点を記録したウスマン・デンベレ、チーム最多得点のアンス・ファティらが名を連ねた。
試合は31分、バルセロナGKネトがジェラール・ピケからのバックパスを受ける。するとアラベスFWルイス・リオハがネトからボールを奪い、そのままボールを押し込んでゴール。ホームのアラベスが先制に成功した。
前半をアラベスの1点リードで折り返すと、63分にアラベスFWホタがピケとのボールの競り合いで2枚目のイエローカードを受けて退場。ホタの退場でアラベスは10人での戦いを強いられることになる。
すると直後の64分、アンス・ファティのスルーパスに反応したグリーズマンは、相手DFの裏に抜けてGKとの1対1を制してゴールネットを揺らした。バルセロナが同点に追いつく。
バルセロナは71分、フレンキー・デ・ヨングの浮き球のロングパスをフランシスコ・トリンコンが右サイドで受け取り、ゴール前に折り返す。このボールをグリーズマンが押し込みゴールかと思われたが、トリンコンの位置でオフサイド判定が取られ、ゴールは認められない。
アラベスは試合終盤のバルセロナの猛攻を耐えて、1−1のドローで試合は終了。バルセロナはリーグ戦4試合勝ちなしで、ここまでの勝ち点を「8」とした。次節、アラベスはアウェイでレバンテと対戦し、バルセロナはホームでベティスと対戦する。
【スコア】
アラベス 1−1 バルセロナ
【得点者】
31分 0−1 ルイス・リオハ(アラベス)
64分 1−1 アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)