イヤホンズ、2度のライブ延期・中止を乗り越えて初のオンラインライブ開催

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2020年11月01日 10:02  マイナビニュース

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高野麻里佳、高橋李依、長久友紀の3人からなる声優ユニット「イヤホンズ」初のオンラインライブ「EARPHONES Theory of evolution Online Show」が、2020年10月31日19時より開催された。

昨年秋に開催予定だった4周年記念LIVE「CULTURE CLUB」は台風19号により延期、そして今年2月に開催予定だったライブも新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止と2度の延期中止を乗り越えて開催された「EARPHONES Theory of evolution Online Show」は、イヤホンズ単独でのライブとしては2018年12月16日の「イヤホンズクリスマス2018 in サンリオピューロランド」以来約1年10カ月ぶりの公演となる。

1曲目は、今回のライブタイトルにもなっている3rdアルバム『Theory of evolution』に収録されている楽曲「記録」のVTR映像からスタート。「記録」は、実際のインタビューをレコーディングし、三浦康嗣(□□□)により制作された楽曲。VTRでは今までイヤホンズが歩んできた進化が映像として流され、まさに「記録」が表現されたものとなった。

そして映像が明け、同じく三浦康嗣の手掛けた楽曲「記憶」へと繋がる。「記憶」ではメンバー3人がそれぞれ1人の女性の人生の一場面を切り取って演じあげ、画面の向こう側のファンたちを一気に自分たちの世界観に引き込んでいった。話題となったMVでも使用された図形譜に、メンバーが溶け込んだ演出はまさにOnline Showならではの映像演出となった。

さらに続けて、「あたしのなかのものがたり」を披露。同じく三浦康嗣が手掛けたこの楽曲は“一人の女性の人生の分岐点”が表現されており、まさに声優としてセリフが活かされたイヤホンズならではの楽曲。歌の中で登場する女性は「記憶」に登場した女性と同一人物という隠された設定もあり、より深く通ずる演出となった。

その後、11月5日発売のゲーム『神獄塔 メアリスケルターFinale』のオープニング主題歌にもなっている「渇望のジレンマ」を披露。イヤホンズが同ゲームシリーズの主題歌を担当するのは今作で3回目となり、随所に散りばめられた前作を彷彿とさせる振付がファンを喜ばせた。映し出された映像とダイナミックなパフォーマンスの融合は、オンライン上に楽曲の世界観を再現するものとなった。

続いては、先ほどのエネルギッシュなステージと一変して昨年公開されたアニメ『斗え!スペースアテンダントアオイ』の主題歌「チュラタ チュラハ」を披露。ASMRをテーマにささやき声で全編を歌うこちらも声優ならではの楽曲だが、昨年秋に開催予定だった4周年記念LIVE「CULTURE CLUB」での初披露が叶わなかったため待望の初披露となった。キャビンアテンダントをモチーフにした振付は多くのファンを魅了。メンバーたちは画面の向こうのファン達の声に耳を傾けるように歌い上げた。

続いては、イヤホンズ5年の進化論として大胆にリメイクされた「背中のWING!!!」を現在の彼女らが歌いあげ、それに続き「わがままなアレゴリー!!!」も披露。この楽曲も3rdアルバムで大胆にリメイクされた楽曲の1つで、スタンドマイクがステージ上に立てられゴスペル調のクラップソングが会場全体に響き渡った。

そしてOnline Showは「忘却」と「再生」という各々の楽曲を1つにして制作された「循環謳歌」へと続く。映像ではそれぞれの歌詞が表示され「循環謳歌」という楽曲の仕組みをよく知ることができるOnline Showならではの演出となった。

そして「Theory of evolution」に収録されているイヤホンズの原点となる楽曲のリメイク「耳の中へ!!!」も披露し、5周年を迎えた現在のイヤホンズとしてのパフォーマンスで進化論を魅せる「Theory of evolution」パートが終了した。

Online Show初のMCでは、リーダーの高橋李依は「全世界のみなさんこんにちはー!みなさんに私たちのパフォーマンスをしっかりと見届けて頂きたいと思います!」、高野麻里佳は「このOnline Showのために3人で気合を入れてやってきました。本来いてくれるファンのみなさんが目の前にいないというさびしさがありますが、始まってしまえばみんながそこにいるんだという気持ちになってきました!」、長久友紀は「今日はOnline Showでお客さんが目の前にいないんですけれど、そんな時に限って晴れました!」と自身の雨女伝説になぞらえて画面の向こうのファン達を楽しませ、Online Showのコンセプトと感謝を伝えた。続いて、4周年記念LIVE「CULTURE CLUB」で披露する予定だった“メンバーによるリクエスト楽曲メドレー”に突入。

高橋李依は「私でキマリ☆」、高野麻里佳は「Magic of love」、そして長久友紀は「プロ根!〜地獄の一丁目特訓!の巻〜」を選び、それぞれ世界観の違う楽曲を披露し、イヤホンズのファンにとっては懐かしさも感じられるメドレーとなった。

「プロ根!〜地獄の一丁目特訓!の巻〜」ではメンバーのサイン入りカラーボールを客席へ投げこむという幻の演出がオンラインでまさかの再現!カメラに向かってボールを一心不乱に投げる演出は画面の向こうのファンを驚かせた。こちらのサイン入りカラーボールは抽選で本公演のチケット購入者へと画面を飛び越えてプレゼントされ、オンラインでもまるでライブ会場にいるような演出となっていた。

Online Showラストの楽曲は、イヤホンズライブの人気曲「サンキトウセン!」。ラストの落ちサビで歌詞に合わせファンがウルトラオレンジのサイリウムを焚く演出がお馴染みだったが、今回は画面の向こうのコマクちゃんたち(※イヤホンズファンの総称)の想いを受け取り、映像でその演出が施された。曲中、リーダーの高橋李依からは「(気持ちが)届いたー?」と支えてくれたファンたちへの感謝の言葉も発せられOnline Showのラストに相応しい1曲となった。

最後にメンバーからの挨拶では、高橋李依が「5周年記念と言っていいライブになったと思います。これからもひとつひとつ頑張っていければと思います。今日は本当にありがとうございました!」、高野麻里佳が「イヤホンズって普通じゃないですよね(笑)。まわりにとらわれず、私たちは我が道を貫きながら私たちらしさをお見せしていきたいと思います」、長久友紀が「ファンのみなさんが少しでも笑顔になったり、感動をしてくれてイヤホンズをもっと見たいなと思ってくれていたら嬉しいです。今まで出会った方たちへの感謝の気持ちを忘れずに6周年に向けて突き進んでいきたいと思います」と締めくくりイヤホンズの5年間が詰め込まれたOnline Showが無事幕を閉じた。

本配信は、1週間後の11月7日23時59分までアーカイブ配信される。チケットも引き続き購入できるので、見逃した人はチェックしておきたい。
○●「EARPHONES Theory of evolution Online Show」セットリスト

M-01. 記録
M-02. 記憶
M-03. あたしのなかのものがたり
M-04. 渇望のジレンマ
M-05. チュラタ チュラハ
M-06. 背中のWING!!!
M-07. わがままなアレゴリー!!!
M-08. 循環謳歌
M-09. 耳の中へ!!!
M-10. 私でキマリ☆/ Magic of love/プロ根!〜地獄の一丁目特訓!の巻〜
M-11. サンキトウセン!

(写真:粂井健太)

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