新たな“鷹の要塞”がついに完全オープン！最後のピースはHKT48「地元・福岡をみんなで盛り上げるぞー！！」

◆ 『BOSS E・ZO FUKUOKA』が本格始動

　福岡ソフトバンクホークスの3年ぶりパ・リーグ制覇から約1週間──。選手たちは遠征に出ているため、本拠地・PayPayドームに球音が響くことはないが、「めざせ世界一」のスローガンを掲げて突き進むチームは、この間にも目標に向けた大きな一歩を踏みだしている。

　11月2日、PayPayドームに隣接する『BOSS E・ZO FUKUOKA』が本格始動。「順次開業予定」となっていた1階の『西日本シティ銀行 HKT48劇場』のオープンと6階のイベントホールの稼働開始をもってついに全フロアが揃い、“完全オープン”の日を迎えた。


　「FUKUOKA 超・ボールパーク化宣言」を掲げ、従来のボールパークの枠にとどまらない、1年・365日のすべてで非日常的かつ革新的な次世代型複合エンターテインメント空間の創出をコンセプトに、今年7月にオープンした『BOSS E・ZO FUKUOKA』。

　2018年の球団創設80周年という節目をキッカケに、本拠地球場とその周辺のエンターテインメント化を推し進めてきたなか、日本初のアトラクションや日本初出店を含めた話題のグルメ、体験型のアトラクションにお笑いの劇場、そこに地元を代表するアイドルグループの拠点も加わり、ついに福岡の新名所としての準備が整った。


　2日に行われた記念イベントには、HKT48からメンバー4名（松岡菜摘さん・本村碧唯さん・田中美久さん・運上弘菜さん）と、お笑いコンビの銀シャリ（鰻和弘さん・橋本直さん）、さらには福岡ソフトバンクホークス株式会社の取締役である吉武隆氏も出席。

　吉武氏は「これで欠けていたピースが埋まる。野球で例えるならば、1番から9番までが揃った。これで戦うことができる」と、新たな一歩を踏みだせることについて喜びのコメント。

　“最後のピース”として加わったHKT48の松岡菜摘さんは、「4年半前はこの地に専用劇場があったのですが、それがなくなってからはメンバーもファンのみなさんもすごくすごく待ち望んでいたので、とてもワクワクしています。たくさんの方に足を運んでいただけるよう、メンバー一同がんばります」と決意表明を行い、同じくHKT48メンバーの本村碧唯さんは「ここ『BOSS E・ZO FUKUOKA』から、地元・福岡をみんなで盛り上げるぞー！！」と力強く宣言した。








◆ HKT48のホークスファン代表2人にインタビュー！


HKT48がホークスの本拠地に帰ってきた──。

今回は『西日本シティ銀行 HKT48劇場』のオープンを記念して、
HKT48メンバーの中でも特に熱烈な鷹党として知られる
坂口理子さん（写真右）と渕上舞さん（写真左）のお2人に、
3年ぶりのリーグ制覇を果たした
愛するチームについて語っていただきました。


―― まずは新劇場のオープン、そしてホークスの3年ぶりの優勝おめでとうございます！

坂・渕 「ありがとうございます！」


―― 様々な面で“いつもと違う”シーズンでしたが、お2人はこの優勝をどうご覧になりましたか？

坂口 「個人的には番組（※スポーツライブ+などで放送中のホークス徹底応援番組「鷹のミカタ」に出演中）に出させていただけることにもなったので、ただのファンじゃダメだなと思って、今まで以上に選手ひとりひとりについて掘り下げて、いろいろな面を知ることができたシーズンだったかなと。その中での優勝だったので、やっぱり喜びは大きかったです」

渕上 「このところは日本一を連続して獲れていたので、最後に良い形で締めくくれているイメージも強いんですが、やっぱりちょっとどこかで心残りがあって…。選手の方々も、ファンの方々もそうだったと思うんです。やっぱり、リーグ優勝は開幕からの積み重ね、その結晶だと思うので、それを掴むことが出来たのは本当に嬉しかったです」


―― 今年は新型コロナウイルスの影響でプロ野球の開幕も遅れましたが、この劇場のオープンも遅れてしまいました。それでも、ホークスが優勝してくれて、そしてなんとかシーズンが行われている間のこけら落としが叶いましたね。

渕上 「私たちも本当は春に劇場がオープンできる予定で、野球の開幕と合わせて私たちの劇場もはじまるかなと思っていました。最終的にはシーズンの終わり頃にはなってしまったんですが、なんとか間に合って、こうしてこけら落としができたのは本当に良かったです」

坂口 「本当にドームと直結しているので、野球ファンの方がふらっと劇場に寄ってくださったら嬉しいですし、その逆もあると思うんですよね。私たちのファンの方でライブにホークスのユニフォームで来てくださる方もたくさんいたので、そんな光景がまた見られたらいいなと思いますね」


―― このあとはクライマックスシリーズも控えていますし、勝ち抜けば日本シリーズもPayPayドームで行われることになります。やっぱり1試合でも長く戦ってほしい、ここで共に戦いたいという想いも？

渕上 「劇場のオープンは本当に嬉しいんですけど、こんなに近くにいるのに見には行けない…という部分もちょっとあります（笑）」

坂口 「そう！（笑）パワーを送りたいですし、私たちも負けないように頑張ります！」


―― 最後に、野球ファンの方に向けたメッセージをお願いします！

坂口 「本当に気軽に立ち寄っていただきたいです！アイドルの劇場というと、馴染みのない方にとっては少しハードルが高いと言うか、入りづらさもあるのかなと思うんですけど、こうして隣接させていただいているので、時間があるときにふらっと寄っていただいて、チラッと見た時に『行ってみたいかも』と思っていただけたら何よりです。あとは、私たちもみなさんと同じプロ野球のファンですし、みなさんと同じ気持ちでホークスを応援しながら、地元・福岡を盛り上げていけたらと思います！」

渕上 「ホークスファンの方に限らず、ビジターチームのファンの方にもぜひ気軽に立ち寄っていただきたいなと思いますし、あとは野球がオフシーズンになるとドームの近くまで来る機会というのも減ってしまうと思うので、その時期も活気ある本拠地にしたいなと思います。私たちの劇場はもちろんですし、他にも『王貞治ベースボールミュージアム』や『MLB cafe』といった野球にまつわるスポットもあるので、福岡にお越しの際はぜひ足を運んでみてください！」


取材・文＝尾崎直也



ホークスリーグ優勝🏆
おめでとうございます🎉個人的に今シーズンは特にホークスさんのお仕事をたくさんさせていただいている気がします😭嬉しい😢
この勢いでクライマックスシリーズも全員HAWKS！
４年連続日本一に向けて
全力で応援するぞ〜📣⚾️#sbhawks #福岡ソフトバンクホークス #ホークス優勝 pic.twitter.com/pTmxmiC68N— 坂口理子 (@ricopi_726) October 27, 2020


改めて、ホークス リーグ優勝おめでとうございます👏
ここ数年のことを思い返すと、3年ぶりのリーグ優勝に重みを感じます…！

終盤の怒涛の12連勝にも底力を感じました。
最後までお隣から応援しています🔥#sbhawks #EZOFUKUOKA pic.twitter.com/uTqIuSwcNP— 渕上舞（HKT48） (@maichan_F_0921) October 27, 2020