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発酵食品の良さが見直され、味噌も注目を集めていますよね。スーパーには、さまざまな種類の味噌が並んでいますが、みなさんどのような基準で味噌を選んでいますか?
味の好みで選ぶのも良いですが、味噌の原材料によって、異なる美容効果が期待できますよ。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、美容の目的別の味噌の選び方をご紹介します。
■味噌の基本の選び方2つ
![アンチエイジングなら○○味噌!?美容に強い味噌の選び方](https://tsuyaplus.jp/wp-content/uploads/2020/10/599440_s-300x225.jpg)
(1)無添加味噌を選ぶ
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いろいろな種類のある味噌ですが、出汁入り味噌や減塩味噌などは、化学調味料や保存料が入ったものがあります。健康のために味噌を取り入れるのであれば、無添加の味噌を選びましょう。
また、味噌の甘口辛口は、塩分量ではなく、麹歩合(原料の大豆に対する麹の比率)で決まります。麹の分量が多い味噌は甘口となりますので、甘口味噌が好きな方は、減塩味噌ではなく甘口と書かれているものを選ぶと良いでしょう。
(2)生味噌を選ぶ
味噌は、麹菌で発酵した発酵食品ですが、なかには加熱や保存料の添加によって発酵を止めているものもあります。死菌でも腸内環境に良い働きはありますが、せっかくなら麹菌の生きている味噌を選びたいですよね。生味噌と書かれた味噌は、麹菌が生きていますから、生味噌を選びましょう。
■味噌の美容的選び方
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(1)腸内環境美化なら“麦味噌”
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九州地方で作られる味噌である麦味噌。麦味噌はその名のとおり、大麦と米麹を発酵させたものです。大麦には、腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維が多く含まれています。より腸内環境を整えたい方は、麦味噌を選びましょう。
また、麦味噌は大豆のお味噌より粒つぶしています。この粒つぶが大麦ですから、残さず食べましょう。
(2)アンチエイジングなら“八丁味噌”
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一般的な味噌は、米麹と大豆などを発酵させて作られますが、八丁味噌は大豆に麹菌をつけて発酵させて作られたお味噌です。そのため、色が濃く独特の風味があるのが特徴です。
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大豆と麹菌だけで作られているため、大豆由来の大豆イソフラボンが多く、アンチエイジング力の高い味噌です。お味噌汁にするのが苦手な方は、オリーブオイルと混ぜてドレッシングにしたり、クリームチーズと混ぜて味噌ディップにして食べても美味しいですよ。
一言で味噌といっても、いろいろな風味の味噌があります。味はもちろん、目的別に選んで、お気に入りの味噌を毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)