日本ハムがドラ2・五十幡に指名挨拶 「足だけでなく走攻守で活躍できるように」

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2020年11月06日 15:24  ベースボールキング

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ベースボールキング

指名挨拶を終えて笑顔を見せる中央大・五十幡亮汰
◆ 日本ハムのイメージは「ファンの方があたたかい」

 日本ハムは6日、先日のドラフト会議で2位指名した中央大・五十幡亮汰選手への指名挨拶を実施。終了後には記者会見が開かれた。


 中学時代には全中で100メートル・200メートルの二冠に輝いたという経歴を持ち、その時の相手に現・男子100メートル走の日本記録保持者であるサニブラウン・アブデル・ハキームがいたことから、「サニブラウンに勝った男」という枕詞でも有名な右投左打の外野手。

 中央大では1年時からレギュラーとして活躍を見せ、ベストナインに輝くこと2回。50メートルの最速は5.6秒(※手動計測)という快足を武器に、攻守両面で活躍を見せた。


 指名挨拶を終え、「だんだん実感が沸いてきた」と語った21歳。日本ハムの印象については、「小学校の時からよく見ていて、ファンの方々があたたかい。愛がすごいという印象が強いです」とコメント。

 つづけて、「そのような球団でプレーすることができるのは嬉しいですし、はやくファンの方に顔や名前を覚えていただき、走っている姿を見ていただきたいです」とした。


◆ 「首位打者」や「ゴールデングラブ」も…

 プロでの目標については、「一番はケガをしないこと。一軍で全試合・フル出場ができるような選手になりたい」と、まずはレギュラー奪取が最優先。

 加えて、「最大の武器は足なので盗塁王も。いまはソフトバンクで周東(佑京)さんが活躍していますが、負けないように頑張りたい」と、タイトル奪取への意欲も見せる。

 さらに、「足だけでなく、走攻守で活躍できるようになりたいと思っているので、首位打者も獲りたいですし、近藤(健介)選手に負けないくらいの出塁率も残したい。そして、ゴールデングラブも獲れるような選手になりたいです」と、たくさんの目標を並べた。


 北の大地に新たなスピードスターが誕生へ…。球団も「2023年には新球場が完成しますので、そのフィールドを駆け巡っている姿を想像しています」と、今後のチームを背負っていく存在として期待。

 また、担当スカウトの坂本晃一氏は「日本ハムでこの選手…というより、プロ野球の中でも新たな存在、独特のオリジナリティある選手になってくれるのではないかと期待しています」と、唯一無二の存在として、プロの世界でさらに大きく羽ばたくことを願った。


文=尾崎直也

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