豪スーパーマーケットが販売する「電話の刑務所」が「スマホ依存」の子供に悩む親に大人気

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2020年11月07日 12:41  Techinsight Japan

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オーストラリアで注目されている「電話の刑務所」(画像は『RokzFast 2020年11月1日付「Kmart Australia shoppers race to get their hands on the $8 PHONE JAIL」』のスクリーンショット)
オーストラリアのスーパーマーケットが販売している鍵付きの檻のような形状をした変わった商品が、「スマホ依存」の子を持つ親の強い味方になるとして関心を集めている。たった8豪ドル(約600円)の商品がどのように機能するのか、『7NEWS.com.au』『RokzFast』などが伝えた。

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オーストラリアに200以上もの店舗を展開している大手小売店「Kマート・オーストラリア(Kmart Australia)」が販売する「フォン・ジェイル(Phone Jail)」という名の商品が大人達に大人気となっている。

フォン・ジェイルは檻の形状で鍵までついているが、まるでスマートフォンを拘束する刑務所をイメージさせ、この中に入れた物は鍵がなければ取り出せないようになっている。

そのため「スマホ依存」の我が子に頭を悩ませている親にとってはありがたいツールになるようだ。SNSでは12歳の息子を持つある母親がフォン・ジェイルをどのように使用するかを示すために、息子から取り上げたスマートフォンをフォン・ジェイルの中に入れて鍵をかけた写真を投稿し、注目を集めた。

またFacebookグループ「KmartMums Australia」のメンバーである「ゲーム依存」の子供を持つ母親は、フォン・ジェイルの中にゲームのコントローラーを閉じ込めた写真を投稿し「気になる人のために補足します。iPadは入らないけど、Xboxのコントローラー2台なら容易に入れることができますよ」と説明している。


さらにはクリスマスプレゼントとして家族や友人のために購入する人もいるようで、「私はみんなのクリスマスのプレゼントに、これを購入しました」という投稿や他にもこんな意見があがった。

「iPadが入る大きさのものもリリースして欲しいかも。」
「Kマートは好きだけど、どっか高い棚の上に隠すだけでいいんじゃない?」
「おお! これはいいかも。うちには10代の息子達がいるから3つぐらい欲しいわ。」

また中には「スマホが触れないように、反対に子供が入るサイズはないのかしら」といったジョークも見られた。

ちなみにKマート・オーストラリアでは数年前からフォン・ジェイルを販売していたようだが、突然人気が出た理由として豪メディア『news.com.au』では、今年のパンデミックによって人々が自宅で過ごす時間が増えたために、スマートフォンやコンピューターゲームへ依存するようになったのが原因ではないかと伝えている。

画像は『RokzFast 2020年11月1日付「Kmart Australia shoppers race to get their hands on the $8 PHONE JAIL」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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