BTS JIMIN、涙に表れる練習に注いできた思いの熱さ ダンスや歌の才能あふれる“パレット”に感じる可能性

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2020年11月08日 10:01  リアルサウンド

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写真BTS『BE (Deluxe Edition)』
BTS『BE (Deluxe Edition)』

 11月20日にニューアルバム『BE(Deluxe Edition)』のリリースを控えているBTS。最新情報を心待ちにしているARMY(ファン)のもとに、また嬉しいニュースが舞い込んだ。今年もグローバル音楽授賞式『2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)』に出演することが決定したという。12月6日、CS放送・Mnetで日韓同時生放送されることから、最新アルバムに収録された新曲のパフォーマンスが披露されるのではと期待が高まっている。


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 生披露といえば、先日10月10日にソウルで開かれたオンラインコンサート『BTS MAP OF THE SOUL ON:E』でJIMINが涙を流したことを思い出す。新型コロナウイルスの影響で、ARMYの前で直接パフォーマンスができない歯がゆさ、そのなかでもシステムを工夫しながらメンバーと共にステージを作り上げたこと、そして画面の向こう側から希望を送ってくれたARMYへの感謝の想いがこみ上げて流れた涙だった。


 振り返れば、JIMINはいつも感謝を述べながら涙を流してきた。2015年「I NEED U」で初めて音楽番組『M COUNTDOWN』の1位を獲得したときも、そして2020年米ビルボード・メインチャート「HOT 100」にて「Dynamite」が1位に輝いたときもSNSで「涙が止まらない」とつぶやいていた。JIMINの目頭を熱くさせるものは、彼が準備や練習に注いできた思いの熱さそのものなのだろう。


 JIMINは釜山の出身だ。港町である釜山は、地域特性として対人関係に積極的で、情に厚い人が多いと言われている。JIMINはそんな釜山で生まれ育ち、芸術高等学校の舞踊科に主席で入学している。高校2年生のときに、オーディションを通じて事務所の練習生となり、ソウルへ上京したが、当時の先生からはあまりの舞踊の才能に「アイドルになるのはもったいない」と言われた、とも。


 たしかにJIMINのダンスを初めて見た人は、息を呑まずにはいられないだろう。なかでも、2016年に発表した「FIRE」(スペシャルアルバム『花様年華 Young Forever』収録曲)での「333」の衝撃。オフィシャルMVの3分33秒から披露されるJIMINがセンターで踊るダンスのキレの良さは何度見ても鳥肌モノ。足元は激しくビートを刻みながらも、腕を曲げて肩の高さまでキープした上半身は一切ブレることがない。首を揺らして大きく揺れる髪の隙間から覗く、挑戦的な眼差し。このダンスを見れば、彼がどれだけの才能を持ち、その上でBTSという道に覚悟を持って取り組んでいるのかが伝わってくる。


 あるときはTシャツを破り捨て鍛え抜かれた肉体を惜しみなく披露するワイルドなパフォーマンスを。また、あるときはバレリーナのように骨盤や足首をしなやかに広げたコンテンポラリーダンスを。求められるステージに対して最高のダンスを披露してきたJIMIN。そして、身体を自在に動かすことができるように、彼は歌うという点でも実に表情豊かだ。


 彼のソロ曲「Filter」では、細かな歌唱テクニックが次々と耳に飛び出してくる。男性が歌う楽曲とは思えないくらい音程が高いのはもちろんのこと、歌い出しには言葉になるかならないかの“タメ“がアクセントになっている。さらに、歌詞の文末をしゃくり上げたり息を吐き出したり……と、まるで身体が自然とステップを踏むかのように、異なる歌いまわしで歌の世界観を盛り上げていく。


 「Filter」の中でJIMINは、〈어떤 나를 원해(どんな僕をお望み?)〉と、いたずらっぽく問いかける。これは様々な髪色を披露してきたことから「全能のパレット」というニックネームを持つ、JIMINらしい歌詞だとARMYをニヤつかせる。そして、これまで完璧なステージをを披露してきたJIMINだからこそ、“お望みなら、どんなパフォーマンスをも見せてあげられるよ”という自信と愛を感じさせるフレーズにも聞こえてくる。


 そんな素晴らしいパフォーマンスで圧倒してくれたかと思いきや、アイドルらしい愛嬌ある言動でハートをくすぐってくれるのも彼の全能さ。JIMINという人は、これからも「どんな僕が見たい?」と愛らしく笑い、才能あふれるパレットの上で様々な可能性を織り交ぜて、新たなステージを作り上げてくれるに違いない。(佐藤結衣)


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