巨人・坂本が史上53人目の2000安打達成!「31歳11カ月」は右打者の最年少記録

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2020年11月08日 14:22  ベースボールキング

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◆ プロ14年目・1783試合目

 巨人の坂本勇人選手(31)は8日、本拠地・東京ドームで行われたヤクルト戦に「3番・遊撃」で先発出場。1回裏の第1打席で安打を放ち、史上53人目の2000本安打を達成した。


 光星学院高から2006年の高校生ドラフト1巡目で入団したプロ14年目の内野手。プロ2年目の2008年からショートのレギュラーを掴み取ると、2014年オフにはチームのキャプテンに就任。26歳の“主将”は巨人では「戦後最年少」ということでも話題を集めたが、長らく巨人の顔としてチームを牽引してきた。

 迎えた2020年、大打者・榎本喜八さんが持つ2000本安打の最年少記録「31歳7カ月」の更新というところにも注目が集まったが、今年は新型コロナウイルスの影響から前代未聞の開幕延期が決定。3カ月も開幕が遅れたことにより、大記録の樹立は幻となってしまう。

 自身も開幕直前に見えない敵に身体を蝕まれ、その影響で調整が思うようにできないこともあってか、7月は月間打率.231と苦しむシーンもあったものの、9月以降はしっかりと状態を戻し、7日の試合を終えた段階で通算安打は1999本。王手をかけてこの日を迎えた。


◆ 生え抜き選手として初の「本拠地」達成

 その瞬間は、いきなり訪れる。

 初回、二死走者なしの第1打席。対するはヤクルト先発のアルバート・スアレス。

 1ボール・2ストライクからの4球目、外寄りの逃げていく変化球を粘りながら上手に拾うと、舞い上がった打球はレフト線へポトリ。二塁に到達した背番号6に記念のボードが手渡されると、場内からは大きな拍手。つづけて、一塁ベンチから中島宏之が、三塁ベンチからは山田哲人が花束を持って登場。笑顔で大歓声に応えた。
 

 プロ14年目、1783試合目での達成。「31歳11カ月」での到達は最年少記録とはならなかったものの、右打者に限れば最年少の偉業だ。

 また、巨人の生え抜き選手としては川上哲治氏、長嶋茂雄氏、王貞治氏、柴田勲氏、阿部慎之助氏につづく6人目の2000安打達成となるのだが、実は先人たちは全員が“敵地”で節目の記録を達成している。

 ということで、坂本は球団史上初めて「本拠地で2000本目の安打を放った巨人生え抜き選手」となった。

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