西武、負けられない試合でミス続出…投手陣は全員与四球、自滅でCS進出逃す

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2020年11月08日 17:10  ベースボールキング

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西武・辻発彦監督
○ ロッテ 8 − 2 西武 ●
<24回戦・ZOZOマリン>

 クライマックスシリーズ(CS)進出へ負けられない3位の西武だったが、0.5ゲーム差で迎えた2位・ロッテとの直接対決に逆転負け。辻監督就任後ではワーストとなる3位が確定した。

 西武は初回、1番・金子の左前打、3番・外崎の四球で一死一、二塁の好機を作るも、4番・栗山の打席で三盗を狙った二走・金子が憤死。栗山は二直に倒れ、絶好の先制機を逸した。

 それでも2回、四球と安打で無死一、二塁の好機を作ると、7番・スパンジェンバーグが中前適時打を放ち先制。続く愛斗の三ゴロの間に走者がそれぞれ進塁すると、一死二、三塁の好機で9番・呉念庭が左前適時打を放ち2点目を奪った。

 しかし2点リードで迎えた3回、2回までパーフェクトだった先発・松本が一死一、三塁のピンチを招くと、1番・荻野の併殺コースだった三ゴロを三塁・スパンジェンバーグがファンブル。適時失策の間に三塁走者の生還を許した。さらに二死後、3番・菅野には左前適時打を許し2失点目。松本は4回にも8番・藤岡に逆転となる右越えソロを浴び、4回途中3失点で降板した。

 1点ビハインドの6回は3番手の平井が二死一、二塁ピンチを招き、荻野の内野安打で一塁ベースカバーに入るも間一髪セーフ。この打球で本塁へ突入した二塁走者・井上を刺そうとしたが、本塁への送球が大きく逸れる間に一気に2者の生還を許した(記録は内野安打と投失)。8回には6番手の平良が、四球や暴投絡みで一死二、三塁のピンチを招き、5番・中村奨にダメ押しとなる右前2点適時打を浴びた。

 先発の松本はバックの失策から崩れ、4回途中3失点(自責点1)で7敗目(6勝)。投手陣は6投手全員が四球を与え計9四球を記録した。守りでは3失策を記録。大事な試合でディフェンスが崩壊した。

このニュースに関するつぶやき

  • あの戦力で勝ち越せたのが奇跡よ。やり繰りという意味では今年ものすごく頑張ったと思う。フロントはちゃんと補強してくれ。そうしないと勝てないぞ。
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