ヤクルト、借金28で今季終了 就任1年目の高津監督「責任を感じております」

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2020年11月10日 23:34  ベースボールキング

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ベースボールキング

ヤクルト・高津臣吾監督
● ヤクルト 3 − 7 広島 ○
<24回戦・神宮>

 今季最終戦のヤクルトはドラフト1位ルーキーの奥川恭伸投手(19)がプロ初登板初先発したが、3回途中9安打5失点と打ち込まれ黒星デビュー。高津臣吾監督(51)の就任1年目は41勝69敗10分けの最下位で終えた。

 奥川は甘くなった真っ直ぐをことごとく痛打され、3回途中までに9被安打。広島打線にプロを洗礼を受け、1年目は防御率22.50で終えることになった。打線は8回、7番・廣岡の8号ソロなどで3点を返すも反撃及ばず。本拠地での今季最終戦を勝利で飾れなかった。

 試合後には最終戦セレモニーが行われ、高津監督が「大変なシーズンでしたが、選手は一生懸命頑張ってくれました。そして、毎日温かいご声援をいただいたファンのみなさん、本当にありがとうございました」とファンにあつさつ。今季の戦いについては、「1つでも多くの勝ちをみなさんにお届けしたかったんですけども、それができず監督して責任を感じております」と陳謝した。

「ただ、来年に向かって、若手で有望な選手が今日、先発しました。奥川!」と続け、ホロ苦デビューとなった黄金ルーキーを急きょマイクの前に立たせた。背番号11は「1年目の奥川です。今日の試合の反省をしっかり生かして、来年以降は活躍できるように頑張りたいです。応援よろしくお願いします」とあいさつし、本拠地ファンから大きな拍手を浴びた。

◆ 期待を裏切った新外国人、誤算だった山田哲らの不調…

 今季のヤクルトは一時首位に立つなど好スタートを切ったが、借金生活に入った8月中旬以降はズルズルと後退。3−3で引き分けた10月30日の巨人戦(東京ドーム)で2年連続の最下位が決まった。

 新外国のイノーア、クックがいずれも未勝利に終わるなど今年も投手整備が難航し、攻撃陣は村上の進化がありながら主力の山田哲、雄平らが不調。投打ともに誤算が多く、借金は2019年の23を上回る28に膨れ上がった。

このニュースに関するつぶやき

  • これなら古田にやらせた方がまだマシだろうwww
    • イイネ!6
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