阪神・藤浪、今季最終戦で5回零封 復活兆しも甲子園での勝利は来季へお預け

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2020年11月11日 20:34  ベースボールキング

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阪神・藤浪晋太郎 (C) Kyodo News
阪神 − DeNA
<24回戦・甲子園>

 阪神の藤浪晋太郎投手(26)が11日、本拠地開催の今季最終戦に先発登板。5回(87球)を投げて被安打4、与四球2、奪三振9、無失点と好投したが、打線の援護なく勝敗つかず。2017年4月27日・DeNA戦以来の本拠地白星は来季以降にお預けとなった。

 三者凡退に抑えたのは2回の一度だけだったが、威力抜群のストレートを軸にカットボールとフォークも効果的に決まった。初回はアウト3つを三振で奪い切り抜けると、先頭の神里和毅に左二塁打を許した4回は素早いターンの牽制刺でピンチ脱出。連打で一二塁とされた5回はスリーバント失敗も含めた3三振を奪うなど、要所を締めてスコアボードにゼロを並べた。

 しかし、援護したい打線が相手先発・大貫晋一の前にゼロ行進。勝利投手の権利がかかる5回裏に8番・植田海の左二塁打で好機を迎えるも、藤浪の代打・島田海吏がニゴロ、1番・大山悠輔は申告敬遠、2番・木浪聖也がニゴロに倒れ、最後まで援護点を挙げることは出来なかった。

 藤浪は昨季、キャリア初めて一軍未勝利に終わったが、今季は8月21日・ヤクルト戦(神宮)で自身2年ぶりの白星をマークし、9月下旬からはコロナ禍に見舞われたブルペンの一角として160キロ超えの剛速球を武器に躍動した。

 今季は24試合(先発11試合)に登板して1勝6敗7ホールド、防御率4.01の成績。この日の投球内容も含め、来季の完全復活を期待させる投球で8年目のシーズンを終えている。

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