WEC:トヨタ、10月にシェイクダウンしたル・マン・ハイパーカーのティザー画像を初公開

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2020年11月13日 06:41  AUTOSPORT web

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2021年3月のレースデビューに向け、10月にシェイクダウンを行なったトヨタの新型LMHマシン
WEC世界耐久選手権に参戦するトヨタGAZOO Racingは、2021年に同シリーズの新たな最高峰クラスである『ハイパーカー』クラスに参戦するル・マン・ハイパーカー(LMH)規定の新型マシンについて、複数のティザー画像を初めて公開した。

 まだ名前が付けられていないこのハイブリッド・レーシングカーは、現在のトヨタLMP1ドライバーであるマイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス、ブレンドン・ハートレー、セバスチャン・ブエミの手によって2020年10月、フランスのポール・リカールで3日間にわたるシェイクダウンテストが行なわれた。

 トヨタは2021年1月11日月曜日にマシンの正式発表を行なうとしているが、この発表まで60日というタイミングで、ポール・リカールでのシェイクダウン時の画像がトヨタGAZOO Racing ヨーロッパのウェブサイト上で公開されている。

 マシンには、2020年のル・マン24時間レースに登場した新型市販ハイパーカーの『GRスーパースポーツ(仮称)』の開発車両と同様のカモフラージュ・カラーが施されていることが確認できる。


 この日本のメーカーの最新型レーシングマシンは、ACOフランス西部自動車クラブの新たなLMHプトロタイプ規則に則って設計された最初の車である。

 トヨタは2021年3月に予定されているアメリカ・セブリングでの1000マイルレースでのレースデビューに先立ち、冬の間、夜間走行を含むさらなる耐久テストを実施する予定だ。LMP1に取って代わることになるLMHカテゴリーでは、そのデビューシーズン前までのテストは無制限に行なうことができる。

 マシンの技術的詳細と、2021年のドライバーラインアップに関しては、まだ明らかになっていない。

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