火災発生で窓際に取り残された猫、決死のジャンプで脱出(米)<動画あり>

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2020年11月14日 15:52  Techinsight Japan

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2階窓から猫が決死のジャンプ(画像は『The US Sun 2020年10月25日付「FELINE FINE Incredible moment daredevil cat LEAPS from second floor window of burning apartment」(Credit: Aaron Ganaway/NBC New York)』のスクリーンショット)
ニューヨークで発生したアパート火災で1匹の猫が逃げ遅れ、窓際に取り残された。炎が後ろまで迫り人々が大きな声でジャンプを促すと、猫は決死のジャンプを見せて無事に脱出することができたという。『NBC New York』『The US Sun』などが伝えている。

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米ニューヨーク州ハーレム地区で先月24日午後3時頃、アパートの2階で火災が発生し1匹の猫が逃げ遅れてしまった。炎が大きくなり窓際に追い詰められた猫の様子を近くにいたアーロン・ガナウェイさん(Aaron Ganaway)が撮影していた。

動画には窓から噴き出すほど大きくなった炎が映っており、窓枠から半身を乗り出した猫が立ち往生している。その下では3人の警察官が手を叩き猫にジャンプするよう合図するが、あまりの高さに猫もなかなか降りることができない様子だ。周囲に集まった人々も大きな声で猫にジャンプを促している。さらに炎が勢いを増すと、意を決した猫は壁を伝うようにして警察官めがけてジャンプし、ようやく脱出することができた。

猫が飛び降りた瞬間に、お尻と尻尾の部分が煙で真っ黒になってしまっていることが確認できる。動画の後半では、フェンスの前に座っていた猫を通りがかりの人が抱き上げて警察官に手渡している。その後、猫は近くの動物病院に連れて行かれたそうだ。

警察は火災の原因について「部屋には家庭内暴力の罪に問われていた男が立てこもっており、我々が押し入ろうとした時に火が放たれました。意識不明の状態で救出された男は病院に運ばれ、治療を受けています」と説明しており、今回の火災で警察官2名を含んだ合計7名がケガをしたという。

『NBC New York』のリポーターであるアンジェリー・ヘンフィルさん(Anjali Hemphill)がこの動画をTwitterに投稿しており、現時点で18万2000回超の再生回数を記録している。ユーザーからは「可哀そうな猫ちゃん」「なんて勇敢な猫なんだ!」「怖かっただろうに」と多くの同情の声とともに「この猫は無事なの?」「猫の最新情報はまだ?」と猫の安否を問うコメントも多く寄せられた。

その後、猫が運ばれた動物病院「Animal Care Centers of New York City」は「猫を“トム・キャット(Tom Cat)”と名付けました。トムは無事ですよ」と明かしており、命に別状は無いことが確認されている。



画像は『The US Sun 2020年10月25日付「FELINE FINE Incredible moment daredevil cat LEAPS from second floor window of burning apartment」(Credit: Aaron Ganaway/NBC New York)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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