DeNA神里が逆転サヨナラ打! ラミレス監督の最終ゲームを劇的勝利で飾る

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2020年11月14日 19:04  ベースボールキング

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ベースボールキング

最終戦を終え、ファンに手を振るDeNAのラミレス監督=横浜
○ DeNA 5x − 4 巨人 ●
<24回戦・横浜>

 ラミレス監督の退任が決まっているDeNAが、今季最終戦で劇的な逆転サヨナラ勝ち。2020年シーズンを56勝58敗6分けの4位で終えた。

 DeNAは2−4と2点を追いかける8回、途中出場・神里の左前適時打で1点差。9回は途中出場・宮本の投手強襲内野安打などで二死満塁とし、再び神里が逆転サヨナラとなる2点適時打を左中間へ運んだ。

 投げては今季飛躍した先発・平良が5回1失点と好投。6回以降は小刻みな継投でつなぎ、9回を無失点に抑えた三嶋が3勝目(1敗18セーブ)をマークした。

 試合後、ラミレス監督は巨人・原監督からサプライズで花束を贈呈され思わず涙。その後、最終戦セレモニーが行われ、首位打者のタイトルを獲得した主将の佐野が、「たとえ無観客でも、ファンのみなさんの応援は僕たちに届いていましたし、背中を押してくれました。優勝することができず、期待に応えられないこの悔しさは、来シーズン必ず晴らしたいと思います。そしてまたいつか、満員のハマスタで勝利の喜びをみなさんと分かち合える、そんな日を楽しみに待っています。1年間、応援ありがとうございました」とあいさつした。

 続いてラミレス監督がマイクの前に立ち、現役時代に所属したヤクルト、巨人への思いを述べたあと、「現役最後の2年間、横浜DeNAベイスターズでプレーし、ここで監督になって、毎年Aクラスになるような常勝チームにしたいと感じていました。そして監督という夢を叶えることができました。本当に悔いはないです。素晴らしい5年間でした」と感謝の言葉を伝えた。

 5年間で3度Aクラスに入り、今年8月には球団史上3人目となる監督通算300勝を達成。就任2年目の2017年には19年ぶりとなる日本シリーズ進出も果たしたが、「残念ながら優勝させることができませんでした」と悔しさをにじませた。それでも、「次の監督が必ず優勝に導てくれると思っています。私は今から、皆さんと同じようにベイスターズのファンになります。そしてみなさんと同じように応援していきたいと思っています」と誓い、笑顔でファンに別れを告げた。

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