クライマックスMVPの鷹・中村晃「あと4つ。チーム一丸となって日本一を掴み取りたい」

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2020年11月15日 19:20  ベースボールキング

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CS優勝会見に出席した中村晃[画像提供=福岡ソフトバンクホークス]
◆ 決勝弾は"狙い撃ち"「読んで打てた」

 ソフトバンクは15日、本拠地で行われたロッテとのクライマックス・シリーズ第2戦を制し、1勝のアドバンテージを含む3勝0敗で、4年連続20度目の日本シリーズ進出を決めた。

 試合後、工藤公康監督と共に記者会見に出席した中村晃選手は「ホッとした部分、また日本シリーズがあるので、次のステージに進めるという喜びがある」と胸の内を明かした。

 CS第2戦に「7番・一塁」で先発出場した中村は、3点をビハインドの2回に右越え2ランを放ち、1点を追う4回は二死二塁から右翼スタンドへ逆転2ラン。この日は決勝弾を含む2本塁打4打点の活躍で、クライマックスシリーズのMVPを受賞した。

 中村は「1本目は走者一塁でしたし、なんとか一三塁を作れればいいかなという気持ち。それが上手くホームランになってくれた。2本目はある程度来る球を読んで打てた」と振り返り、「なんとか勝ちたいという気持ちが結果につながってくれた。皆で掴んだ2勝じゃないかと思います」と話した。

 日本シリーズで2年連続の顔合わせとなった巨人については「全体的なレベルも高いし、ピッチャーもいい。なかなか簡単ではない」とコメントしつつ、日本シリーズ4連覇まで「あと4つ、とにかくチーム一丸となって日本一を掴み取りたい」と言葉に力を込めた。
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