ランドローバー、新型『DEFENDER』の2021年モデルで直6ディーゼルMHEVや新グレードを追加

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2020年11月19日 11:01  AUTOSPORT web

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新たに3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルとMHEVを組み合わせたパワートレインを搭載した、最上級グレード"X"を導入
日本上陸の初回導入限定版から、カタログモデルに至るまで長い納車待ちとなる大ヒットを記録しているランドローバーの新型『DEFENDER(ディフェンダー)』に、早くも2021年モデルが登場。ロングボディの“110(ワンテン)”に、3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジンとMHEV(マイルド・ハイブリッド)を組み合わせた新パワートレイン導入や、新グレードの“X”、“X-Dynamic”をラインアップに追加し、11月17日より受注開始となっている。

 初代オリジナルのショートボディ“90”と、ロングの“110”のラインアップを維持し、ブランド自慢のアルミモノコックと最新プラットフォームを採用して生まれ変わった新型ディフェンダーは、2019年の登場以来、LAUNCH EDITIONやSTARTUP EDITION、納期短縮を狙いあらかじめ人気装備をセレクトしたCURATED SPEC(キュレイテッド・スペック)など、その人気ぶりに応えるラインアップ展開を続けてきた。

 その2021年モデルとして導入される110では、従来の2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリンに加えて、新たに3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルとMHEVを組み合わせたパワートレインを搭載。最高出力300PS、最大トルク650Nmを発揮する上位グレードとして、最上級のXに、ディフェンダーのタフさやダイナミックさを強調する内外装を採用したX-Dynamicが追加された。

 その最上級グレードのXでは、スターライトサテンクローム、グロスブラック、サテンブラックなどエクステリアのパーツに光沢感のあるブラックを多用し、コントラストをきかせたオレンジのブレーキキャリパーを装備。インテリアには、縫製の強度や色にもこだわったウィンザーレザーやウッドパネルにより、上質で高級感溢れる室内を演出した。

 一方のX-Dynamicは、黒を基調とした外装に、デュオトーンのシート、耐久性の高いGeonix素材のパネルが採用された。同時に全車共通で、日本市場において人気の高いブラインドスポットアシスト、クリアイグジットモニター、アダプティブクルーズコントロール、ドライバーコンディションモニター、レーンキープアシスト、360°パーキングエイド、リアトラフィックモニター、トラフィックサインレコグニション&アダプティブスピードリミッターといったドライバー支援システムを標準装備とし、より安全性を高めている。

 また、オンラインパックに専用の通信データプランを用意したことで、施設情報やガソリン価格、マップデータの取得をはじめ、音楽、天気、カレンダーなどのコネクテッドアプリをスムーズで快適な通信環境下で、データ容量を気にすることなく使用できるよう進化。

 オプション設定も見直され、3列目シート選択時に同時装着が必要な装備をすべてパッケージにした“ファミリーパック”や、空気イオン化テクノロジー(PM2.5フィルター付)を新規設定したほか、ロング版の110でもファブリックルーフが選択できるようになっている。

 さらにエクステリアカラーには、長野県白馬村のパウダースノーをイメージした新色“ハクバシルバー”が追加され、全10色展開に。従来からのCURATED SPECも7種類が設定され、価格は『DEFENDER 90』が529万〜745万円(税込)。『DEFENDER 110』が619万〜1124万円(税込)となっている。
Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568
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