Snow Man 宮舘涼太×阿部亮平、グループ愛溢れる“だてあべ”コンビ 雪解けを経て築かれた関係性

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2020年11月23日 06:01  リアルサウンド

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リアルサウンド編集部

 11月17日、Snow Man主演、滝沢秀明監督の映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』の新しい場面写真が公開された。舞台ではお馴染み「ひらりと桜」のワンシーンで、桜吹雪の中、ピンクの衣装を身にまとった9人の美しい姿が切り取られている。『滝沢歌舞伎』といえば、様々な演目が盛り込まれており、Snow Manメンバーたちも個性豊かな役を演じている。深澤辰哉演じる「お丸ちゃん」などはよく話題に上っているが、宮舘涼太が演じる徳俵進之介も密かに人気を集めるキャラクターだ。宮舘は積極的に前に出るタイプではないが、Snow Manに対して強い愛情を持っており、人気のあるメンバー。そして、そんな宮舘に引けを取らないほどのSnow Man愛があるのは、阿部亮平だろう。今回は宮舘と阿部の“だてあべ”コンビに注目したい。


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 宮舘は2005年、阿部は2004年にジャニーズ事務所へ入所し、2009年にSnow Manの前身グループであるMis Snow Manに所属。2人の付き合いは長い。だが一時期、不仲とまではいかないにせよ、2人の間に確執が生まれたことがある。Mis Snow Manが実質解散に近い状態になっていた時期、宮舘はグループをどうにかしようと必死に考えを巡らせていたのではないだろうか。そんな矢先、阿部が大学受験のために活動休止を申し出る。「アイドルとして生き残るための武器」を手にするための決断だったが、宮舘は反対した。『Myojo』の10000字インタビューにて、阿部は「宮舘には、“グループのことより勉強が大事か?”って言われて。メンバー全員が多かれ少なかれ、同じことを思ったと思うんです」と語っている。


 しかし、その後徐々に雪解け。そして、さすがはメンバーたちからも慕われている宮舘だ、と思う出来事が起こる。大学院の修了式が2018年3月に開催された『ジャニーズJr.祭り』とかぶってしまい、途中参加となった阿部。気まずい思いをしていた阿部に宮舘が近づき、無言でハイタッチをし、その日の深夜「卒業おめでとう!!」とだけメールが届いたのである。「受験にいちばん反対してたのに、なかなか言えない言葉だと思うんです。もうめちゃくちゃうれしかった。本当にメンバーとしても、人としても尊敬してます」という阿部の言葉に表れているように、今ではSnow Manに対する愛が強いメンバー同士、すっかり良い関係性を築いている。


 その証拠に、Snow ManのYouTube動画を見ると2人が笑顔になっている場面をよく目にする。2018年7月18日にジャニーズJr.チャンネルへアップされた「【ナガシマスパーランド】目指せ!絶叫マシン完全制覇」では、絶叫マシンが苦手な阿部と宮舘が乗車。しかし搭乗後は2人とも笑顔を見せていた。さらに、絶叫マシンの完全制覇を目指す企画第2弾となる「【富士急ハイランド編】目指せ!絶叫マシン完全制覇」では、乗車を嫌がる阿部の肩を叩いて元気づける宮舘の姿も見られた。それは、今に至るまでも変わらず、2020年9月9日の「『アイマスク王選手権』視覚がなくてもわかる!?」では年上メンバー2人として“だてあべ”が活躍を見せたり、MCをしたり、笑顔あふれる内容になっていた。


 グループ愛が強い2人だからこそ、和解後の絆はより強くなったのであろう。パフォーマンスでこの2人がガッツリコンビを組むところはあまり見ないが、実現した際には絆ゆえの息の合ったパフォーマンスが見られるはず。努力家の2人が、この先もSnow Manを盛り上げていく姿は想像に難くない。(高橋梓)


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