「気に入らん!」こだわりの強い陶芸家の“あるある”がギャグ漫画に 話題の漫画家に聞くSNSの可能性

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2020年11月24日 09:00  ORICON NEWS

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写真画像提供:イワンタさん(上)、スマ見さん(下)
画像提供:イワンタさん(上)、スマ見さん(下)
 SNSでたくさんのいいねを集め、活躍する作家たち。同じモチーフを元に漫画化しても、それぞれ個性が出ている。今回は同じく“こだわりの強い陶芸家のあるある”をモチーフにした漫画家にインタビュー。SNSと密接した関係にある次世代の作家たちが目指す先は…?

【漫画】「気に入らんッ!」陶芸家があの“あるある”行動が、予想外の結果に…!?

■「中学生にはTwitterが身近な存在」デジタルネイティブ世代描く、全年齢が笑えるギャグ漫画

 SNSで作品を発表しているイワンタさんさん。日本昔話の『一休さん』でも有名な“屏風絵に描かれた虎退治”を描いた4コマ漫画を描いて話題になった。このほかにもさまざまな漫画をSNSにアップしているが、そのひとつが、『職人』だ。いかにもこだわりの強そうな陶芸家が気に入らないツボを割るつもりで激しく投げるあのシーンを描いた。

 創作表現をする上で気をつけているポイントを聞くと、「読んでくれた方が不快な思いをすることがないように心底気を遣っています。全年齢、みんなが笑えるようなギャグ漫画を目指しています」と答えてくれた。イワンタさんの漫画のオチを見れば納得の回答かもしれない。

 現在は大学生だが、「中学生になった頃には、Twitterはすでに身近な存在」だったというイワンタさんの作風のベースは小学生の頃。友だちに冗談を言って笑わせるのが好きだったので、ギャグ漫画を描いてみようと思いつき、現在に至るという。

 話題になった『一休さん』は、「みんなが知っている話のパロディなので、わかりやすいのが良かったのかなと思います。女の子を二次元(屏風)から三次元に引っ張り出すという流れも、インターネット上のあるあるネタ的な感じなので、それもウケた要因なのかなと」と自分の作品の分析もしっかり。今の時代、マーケティングは欠かせないのかもしれない。

 フォロワーからのコメントや反応にも敏感。評価を気にするか聞いてみると「はい、気にします。フォロワーからの評価は、プラス評価もマイナス評価も、僕にとっては同じくらい勉強になるし、作品を作る上での大きな糧になります」とのこと。今後も4コマ漫画を描いていく、という思いを聞かせてもらった。

■「人間観察や、変な看板を見るのが好き」“あるある”に“あるある”を重ねた2コマ漫画

 コロナ禍でリモートワークが定着する中、そんな世の中にリンクするように『部下がテレワークで参加しているボス戦』と題したイラストが注目を集めた。漫画を描き始めたのは1年前くらいというスマ見さんによる作品だ。2コマ漫画で『ファミレスでバイトした陶芸家』という作品も発表している。作務衣に長髪のいかにもこだわりが強そうな陶芸家が、出来に納得のいかない皿を割ったあと取った行動が、また“あるある(?)”で…。

 この作品が“あるある”を描いていることからも受け取れるように、普段から人間観察をしているという。「人間もついついみてしまいますし、道に落ちてるものとか、変な看板とか、そういうものも気になってよく見てしまいます」。

 ネタが生まれるのは、机に向かうよりも、なにか他のことをしているときとかに思いつくことが多いそう。「散歩しながら考えごとをしたり、すれ違う人やものを観察している時とかですね」とスマ見さん。

 そんなスマ見さんに影響を受けたものを聞いてみると…「おもしろいものを作りたいと思ったきっかけはラーメンズのコントです! 眠れない時にBGMとして流してた時期もありました。落ち着くので。もはや生活の一部になっています」とのことで、人間観察あるあるも納得のバックグラウンドと言えそう。

 スマ見さんに今後の目標を聞いてみると、「モチベーション優先で自由にコツコツ描いていきたいなあと思っています!」とのこと。今後の作品にも期待したい。

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