漫画のローカライズを支援!株式会社Gaudiy、Mantra株式会社と提携

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2020年11月24日 11:31  Techable

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ブロックチェーン企業の株式会社Gaudiy(以下、Gaudiy)は、漫画専用の多言語翻訳システム「Mantra Engine」を手がけるMantra株式会社(以下、Mantra)と提携。トークンエコノミーやAI翻訳技術を活用した、漫画の多言語翻訳・海外販売サービスの共同開発を始めている。
海外ファンが漫画の翻訳に協力!漫画には作品特有の言い回しや固有名詞が多く含まれるため、翻訳の難易度は高い。前述の「Mantra Engine」の翻訳精度は30%から70%程度とされ、現時点で人による修正が必須となっている。そこで、Gaudiyが提供するコミュニティを通じ、海外ファンが翻訳結果の修正に参加・協力できる仕組みをつくる。

さらに、翻訳された漫画の販売収益の一部を、トークンエコノミーを活用して海外ファンへ分配。翻訳に貢献したファンは、貢献度に応じたリターンを得られるようになるとのことだ。
漫画のローカライズにおける課題の解決へ日本が誇るエンタメコンテンツのひとつである漫画は、アジアや欧米などでも人気を博している。しかし、海外向けに翻訳されるのは一部の人気作品のみ。翻訳される言語も、英語などの主要なものに限定されているようだ。

このような状況を受け、コミュニティサービスを手がけるGaudiyが、優れたAI翻訳技術を持つMantraとタッグを組んだ。どのような作品でも多言語翻訳・海外販売を行える仕組みを構築し、漫画ビジネスのグローバルな成長を後押ししていく。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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