言いがちだけど悪影響!? 子どもの前で気をつけたい5つの「言葉遣い」

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2020年11月25日 06:41  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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子どもは驚くほどに親のやることを見ているもの。子どもがよく言う言い回しが、よく考えてみると自分も日頃から言っていることだった…なんていうこともあるあるです。

学力に影響も!?「子どもの自己肯定力」が高まる魔法の声がけ

そんなふうに、親が日常的に発している言葉に、子どもはとても影響を受けやすいもの。実は、ふだん何気なく使ってしまっている言葉の中に、思いがけず子どもに悪影響を及ぼすような言葉がいくつもあるそうです。

今回はそんな、子どもの前で気を付けたい言葉遣いを5つ、ご紹介します。

■よく言っているけど実はNG!子どもに言わないよう心がけたい言葉遣い5つ

■1:「〇〇しないで!」

自分で飲み物をコップに入れようとしてこぼしたり、走ってはいけないところで走り出したり…子どもは、親がやってほしくないことを進んでやる生き物。

子どもなりの考えがあってのことだったり、好奇心や有り余るパワーが発揮されてのことだったりもしますが、大人は大人の論理で怒ってしまいがちです。

そんなふうに、子どもの行動を止めようとして「〇〇しないで!」と叱る場面は多いですよね。ですが、否定形で叱ると、反発してくるのが子ども。また、やることなすこと否定されると、「どうせ自分のやることは認めてもらえない」と自己否定的な感情を持ってしまいます。

「走らないで」だったら「人にぶつかるといけないから、ゆっくり歩いて」と言い換えるなど、できるだけ肯定文で子どもに注意するようにすることを心がけてみましょう。

■2:「〇〇しないと、〇〇してあげないよ」

「早くおうちに帰らないと、お菓子を買ってあげないよ」「お片付けしないと、遊びに行かないよ」など、交換条件を出すと子どもが思い通りに動いてくれることが多いため、ついつい言ってしまいがちな言い回し。

親にとっては「早くおうちに帰るべき理由」や「早く片付けを済ませてほしい理由」があるものの、子どもは目の前のことに夢中になってしまうとなかなかそれをやめられないので、こういった脅しのような交換条件を出してしまうんですね。

即効性がある言葉ではありますが、これを多用しているとご褒美のためにしか頑張れないようになってしまいます。

こういった言い回しもできるだけ肯定的な言い方に換えて、「早くおうちに帰れたら、おやつを食べようね」「早くお片付けできたら、大好きな公園に出かけられるよ」といった前向きな印象にしてあげれば、脅し文句にはなりません。

また、おもちゃやお菓子といった物欲を満たすことより、「お母さん・お父さんとふだんあまり行かない公園で遊ぶ」「クイズやなぞなぞ、パズル遊びに何度でも付き合う」「包丁を持たせてあげて、一緒に料理・お菓子を作る」といった「物ではなく、体験のご褒美」を用意してあげるのなら、ご褒美作戦も健全で素敵なものになるかもしれません。

■3:「どうしてこんなこともできないの」

大人にとっては簡単にできることでも、子どもにとっては難しい、ということはたくさんあります。年齢による発達もあれば、個人差もあり、たとえ同じ年代の他の子ができているからといって、我が子もできるとは限りません。

そんなときに、自分ならできるから、お友達ができているからと、ついイラッとして「どうしてこれくらいのことができないの」と責めたててしまうと、子どもの自尊心を激しく傷つけてしまいます。「自分はできない子」というレッテルを自分自身で張り付けてしまいかねないですし、自己肯定感も育ちません。

できないことに目を向けるのではなく、できたことを認め、比較するならもっと小さかったころの子ども自身と比べて「〇歳の頃はできなかったのに、今はこんなにできるようになった!」という比較を。もちろん、褒めるときのみに効果的な比較です。

■4:「早く〇〇して」

朝の支度のときなど、きっと親なら毎日、何度も言っているのが「早く」という単語。この言葉を1日言わずに過ごせる日がないのでは…というくらい、子育て中の親が言う台詞ベスト3には入るのではないでしょうか。

早くご飯を食べてほしいのに、遊びに夢中になっている。早く着替えてほしいのに、なんだかボーッとしている。朝は親も子どもも大体出かけるまでのタイムリミットがあるので、時計を気にしながら「早く〜!」とイライラすることは多いかと思います。

ただ、子どもは「早く!」と急かして早く行動できた試しがないというほど、この言葉は効果がないことがほとんど。

「早く」と言われても抽象的で伝わらず、聞き分けのいい子どもなら親のイライラを察知して早く動けることもあるかもしれませんが、たいていの子どもはぼんやりと聞き流しているのではないでしょうか。

時間感覚の違う子どもに伝わりにくい「早く!」を連呼してイライラを募らせるより、子どもに明確なタイムリミットをきちんとわかってもらうほうが早いかもしれません。

幼稚園の年長さんや、小学生くらいなら時計の見方を教えた上で「8時には家を出たいから、〇分までにご飯を食べてね」などのスケジュールを伝えましょう。

また、まだ時計の見方がわからないようであれば、時計の数字それぞれにマークをつけて、たとえば動物マークなら「ライオンのところに長い針が来たらおうちを出るから、それまでに〇〇してね」という言い方をすると視覚的にわかるので、子どもにも伝わりやすいです。

■5:「ちょっと待ってて」

子どもというのは大人の都合などお構いなしに、自分中心の世界で生きているもの。料理をしているのに、「聞いて聞いて」と何度も話しかけてくる。疲れているのに、「遊んで遊んで」と構って欲しがる。そんなとき、すぐに対応できずに「ちょっと待っててね」と言う場面も多いかと思います。

ただ、やはり子どもの時間感覚は大人とは違うもの。大人の思う「ちょっと」と子どもの思う「ちょっと」は違う可能性があります。

「ちょっと待って」と言っておいてなかなか相手をしてくれないと、子どもにとっては不満です。自分に注意を向けてほしいのに向けてもらえない、気持ちに寄り添ってもらえない…と、自己否定的な感情を持つことになります。

「ちょっと」ではなく「今これをやってるから、終わるまで待っててね」など、具体的に待つ時間を示してあげると、子どもも納得して待つことができるでしょう。「あとでね」も同様で、「今これをやってるから、そのあとでね」と具体的に示すこと。

また、実際にその作業が終わったとして、子どもがそのことを忘れていたとしても、「終わったらやる」と約束をした以上はきちんと守ることも重要です。

本人が忘れているからいいや、ではなく、こちらから言うことで「待っててね」のあとでちゃんと自分の要求を聞いてもらえるとわかれば、信頼関係が育っていきます。

忙しいからといって後回しにしてばかりいると、子どもが親に不信感を抱く原因にもなりかねません。

「ちょっと待ってて」が単なる口グセのようになっている方は、まず今やっている作業が手を止めてやれないほど急ぎのものなのかを確認した上で、もし余裕があるときはすぐに子どもに注意を向けて気持ちを受け止めてやるだけでも、子どもは「ちゃんと気にかけてくれた」と満足して落ち着くかもしれません。



今回ご紹介した言葉を、ひとつも、一回も言ったことのない人はいないはず。そのくらい、育児中にはつい言いがちな言葉ばかりです。

もし、しょっちゅう言ってしまっている自覚があるなら、今からでも少しずつ言い回しを換えるように心がけてみてはいかがでしょうか。

このニュースに関するつぶやき

  • 『どうしてこんな事も出来ないの』は人格否定だからダメだけど、それ以外は誰でも言うだろ。後半の言い回しが主だけど『お片付けしないならテレビ消すよ(やる事やらないと楽しい事出来ない)』とか言うよ。
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  • わーーほとんど言ってるーーわかってるよー知ってたよーーー言い換えする努力もしてるよそれでも言ってしまうんだよ
    • イイネ!2
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