内田真礼、最新シングルは「私の頭の中」 新しい形に挑戦し見えたもの

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2020年11月25日 07:00  ORICON NEWS

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写真新曲に込めた思いを語った内田真礼/撮影:石川咲希(Pash)(C)ORICON NewS inc.
新曲に込めた思いを語った内田真礼/撮影:石川咲希(Pash)(C)ORICON NewS inc.
 11月25日に11thシングル「ハートビートシティ/いつか雲が晴れたなら」(ポニーキャニオン)をリリースする声優で歌手の内田真礼。「ハートビートシティ」の作詞・作曲をTAKU INOUE、「いつか雲が晴れたなら」の作詞・作曲はkz(livetune)と、いずれも初の楽曲提供となる2人が手がけている。さらに編曲は互いの楽曲をクロス、ミュージックビデオ(MV)も2曲を織り交ぜるという試みに挑戦している。そんな本作について内田に話を聞いた。(取材・文:遠藤政樹)

【写真】キュート過ぎる笑顔で新曲について語った内田真礼

■新たなクリエイターと新たなことにチャレンジ

――今回は2人の新しいクリエイターの方とタッグを組まれましたが、どのような経緯で決まったのでしょうか?

【内田】将来的にいろんなところで音楽を届けたいとなったときに、世界的に通用する音楽を作りたいという気持ちがありました。

 そこで音楽プロデューサーの冨田明宏さんが、やったことがなかった形のポップスを2人に頼んでみませんかと推してくれて。自分のソロアーティスト活動では初めての楽曲提供になりますが、作品関連ではお会いしたことはあり、私も、ぜひということでお願いすることになりました。

――作詞作曲と編曲をそれぞれクロスした楽曲制作というのは、とても興味深く感じました。

【内田】お互いに責任を持ち合うじゃないですけど、通常あまりない形なのでどうなるのか予想がつかず、私もとても興味深く感じていて。結果、お2人ともが仰っていたのですが、できあがったものはお互いに影響を受け合っているという。もしゼロからアレンジしたら違う方向になったかもしれませんが、お互いにちょっとずつエッセンスを取り入れられてこういう形になっている。このクロスはすごく意味がすごくあったなと感じています。

――その効果の1つだと思いますが、2曲の世界観が深いところでつながっている印象を受けます。ちなみに、どちらの歌詞にも「虹」というワードがありますが…。

【内田】特にキーワードにしたわけではなく、実は偶然で…。それだけに何か運命的なリンク感がありますね。

――MVも1曲ずつではなく、2曲が織り交ぜられた構成になっていますが、どう感じられましたか?

【内田】楽曲がただ2つポンポンと入っているだけでなくて、映像として世界観が統一されているので、楽曲のつながりにも自然にストーリー性が見えてきて。これも初めての試みだったので、なんだか不思議な感覚でしたね。

――たしかに世界観を共有しているのは伝わってきます。

【内田】撮っているときはどうなるのか想像ができなかったのですが、 “A内田真礼”と“B内田真礼”の共演みたいな感じで面白いできになっていて気に入っています。今回のシングルのビジュアルは、アーティスト写真やジャケットも含めてお気に入りです。

■悩み立ち止まった自分が反映された楽曲

――曲を最初に聴いたときの印象はいかがでしたか。

【内田】実は「ハートビートシティ」は自分の中にすっと入ってきたのですが、「いつか雲が晴れたなら」ははじめて聞いたときは、いつもの内田真礼楽曲らしさとは少し違った印象で…。

――イメージと相違があったと…?

【内田】でもその受け取り方で合っていたようです。「ハートビートシティ」がビビッときたのは自分に近い曲を作ってくれたからで、「いつか雲が晴れたなら」は、あえていつもの私からは遠い曲を書いたからビビッとこなかったみたいです。まずはその最初受けた印象を踏まえて作家さんとも打ち合わせを重ねて、曲をブラッシュアップしていき最終的にはフィットした曲になりました。振り返ると面白い作り方だったなあと。基本的には自分に当て込んでもらった“らしさ”が詰まった曲や、クリエイターさんが想い描く“私”を作った曲が多い中で、俯瞰で世の中だったりを描いたりするものはなかったかなと思うので。

――これまでとは違う角度からのアプローチだったのですね。「ハートビートシティ」はたしかに内田さんらしさを感じますが、「いつか雲が晴れたなら」は新しい一面が垣間見えます。具体的にはどのような話し合いをされたのですか。

【内田】kzさんと私の温度感をすり合わせていきました。今までだったらみんなの手を引けていた私が、この楽曲制作期間は、自分に自信がなくなっていたりしていました。7月にオンラインライブをしたのですが、終わった後に自分の歌を聴いて自信をなくしていたんです。オンラインライブになるとこんなに物足りないというか、お客さんがいてくれてステージで歌って完成形だったというのを実感しちゃったんですよね。

 それで歌詞を書いていただいたとき、これだとファンの人と近すぎちゃって今の自分には荷が重たいかもしれない、と。それで少しこう、同じ空を見ているけど手をつながない距離感になっている。今は戻ってきたと思えますけど1カ月ぐらい落ちていましたね。その時の自分の感じがすごく出ているので、何年か後に聴いたら「こんな感じの時あったな」と思えるようなものになりました。

――そういう背景があったのですね。そのことを頭に入れて楽曲を聴くと、また味わいが変わりそうです。

【内田】「ハートビートシティ」がミクロ的でより私を感じられ、「いつか雲が晴れたなら」はマクロな視点になっている。いろんなことが詰め込まれているので、2曲セットで聴いてもらうといいかなと思います。

――最後に、この2曲は内田さんにとってどのような曲になりましたか。

【内田】今まではいろんなことに挑戦して、いつも、「今と未来」と「私とファンのみんな」をずっと描いてきました。ただ今回のシングルのような「先が見えない今」をパッケージ化したものって実はあまりなかった。挑戦、挑戦で進んできたからこそ、今までとの温度感を感じられると思います。ある意味突っ走っていないから、近く感じる1枚かもしれないですね。悩んで出したものだったり、これでいいのかなと思ったり、いろいろ考えたりもしました。言葉にすると、私の頭の中みたいな感じですかね。

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