『私をくいとめて』キャスト予想白熱の脳内相談役“A”、お悩み相談に自由すぎる回答!?

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2020年11月25日 13:03  cinemacafe.net

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写真『私をくいとめて』お悩み相談付き上映会イベント(C)2020「私をくいとめて」製作委員会
『私をくいとめて』お悩み相談付き上映会イベント(C)2020「私をくいとめて」製作委員会
『勝手にふるえてろ』の原作・綿矢りさ、監督&脚本・大九明子のゴールデンコンビで贈る映画『私をくいとめて』の公開を前にお悩み相談付き上映会が行われ、主演・のん、大九監督が登壇、サプライズで脳内相談役“A”も駆けつけた!



本作は、先日行われた第33回東京国際映画祭にて「TOKYOプレミア2020」部門で、一般観客から最も支持を獲得した「観客賞」を受賞したばかり。まずは、その感想を聞かれた、のんさんは「すごく嬉しかったです。(受賞を聞いた瞬間)うわぁって感動が押し寄せてきて…。映画は観客の方がいてはじめて出来上がるものだと思っているので、その形として賞をいただくことができて本当にうれしかったです」と笑顔。


『勝手にふるえてろ』以来、“史上初”となる二度目の受賞を果たした大九監督も、「まずお客さんをいれて映画祭を実施してくれたことに感謝ですね。自分自身も毎日楽しく映画を観ていましたし、映画祭に来てくださっていたお客さんも喜びに溢れていて…。映画は“不要不急”じゃないと改めて思えた中で、私どもの映画が賞をいただくことができて本当に嬉しかったです」とふり返り、感慨深い様子をみせていた。

Twitterで募集したお悩み相談にのん、本作が「ストレス発散になる」

すでに作品を鑑賞したファンからは絶賛の声も続出しているが、そんな本作で描かれるのは、みつ子と脳内相談役“A”が挑む“崖っぷちの恋”。他人には言えない悩みを吐露するみつ子に対し、いつも的確な“アンサー”をくれるのが“A”。そこで本イベントでは公式Twitterで募集したユーザーからのお悩みを、のんさん、監督らが劇中さながらに解決していく特別企画が行われた。

1つ目のお悩みは、「色々考えすぎて仕方がないと思っていても、つい考えすぎてしまうことをやめたいです」というもの。まずはのんさんが「『私をくいとめて』を見ていただいたら、みつ子が代わりに感情を爆発してくれているので、ストレス発散になると思うんですが、いかがでしょうか?」と茶目っ気たっぷりに回答。さらに「そういうとき私は絵を描いたり曲を作ったりとか制作に集中して、モヤモヤしたものを形にして解消しています」と自身の経験を絡めつつアドバイス。


すると監督も「最高の解消法は“作る”ことですよね」と同意する様子を見せ、「私も考えすぎちゃう性格なのでとても気持ちはわかるんですが、そういうときは仕事のことばっかり考えて脳をパンパンにするようにしてます」と映画監督らしい回答が。

続いてのお悩みは「習慣にしたいことを持続して続けるにはどうしたらいいでしょうか?」というもの。この質問に、のんさんは「私も好きなことしか続かない性格ので、部屋の片づけをやろうと思っても結局取り掛かれなかったり…でも昨日、やっと解決法が分かって!」と切り出すと、「昨日パズルゲームしていたんですが、スマホのゲームって広告が入ってきたりしますよね。その時間にちょっとずつ片付ける、っていうことをしてみたんです。コツコツやっていたら昨日だけでかなり片づけが進みました!とてもオススメです!」とニッコリ。


監督も「私も小さいころから飽き性な子だねと言われ続けて育ってきて…」と明かし、「なので、もう“続けなくていいや”と思うようにしています。嫌になったことはすぐやめます。違うことをやっているうちに、またそれがやりたくなる…という人生ですね。続けようという負荷をかけないほうがいいのかもしれないですね」と経験を交えつつアドバイス。

サプライズ降臨の“A”がアドバイス、「さあ、自分を奮い立たせるのです!」

そして3問目には、「休みの前の日にはやりたいなと思う事を考えているのに、いざ休みの日になるとつい寝過ぎてしまったりごろごろし過ぎてしまったりで、結局何も出来なかった…と後悔することが多いです」というもの。これには監督も「それ私もなんです…」とつぶやきながらも、「起きたとたんに動くようにしてますね。休みの日に洗濯しようと思っている日には、起きてすぐに洗濯機に向かうとか。落ち着いてラジオとか聞いちゃいだすと、聞きながら笑っているうちに、気づいたら4時だとか結構あるので…」と告白。

対してのんさんは、「これは難しい質問ですね…。ちょっと助けを求めてもいいですか?」と劇中さながらに“A”へ助けを求めると、突如“A”がサプライズ降臨!“A”といえば、予告編が公開されるやいなや「Aの声が良すぎる」「ひょっとして、Aの声ってあの人…?」と、SNSでは“A”の声をあてたシークレットキャストを予想する声も挙がり、大いに話題を集めていたキャラクターのひとり。

“A”は「まず、朝起きることに命を注ぎましょう。けたたましい音のアラームをならすことをオススメします。曲はそうですね…運動会の徒競走で流れる曲なんかどうでしょうか? まず朝をちゃんと決められた時間に起きれば、精一杯全力で休日を過ごすことができるでしょう。“さあ、自分を奮い立たせるのです!”」とアドバイス。会場からもクスクスと笑い声が漏れる中、“A”の回答に「なるほど! 自分を奮い立たせるのですね。私ゆるいアラームをかけてたので、参考になりますね!」と同意してみせるのんさんに、監督が思わず「まだ映画を観る前なのに、ごめんなさいね(笑)」とツッコミを入れる場面も。


続いて読み上げられたのは、「だめだ、ためだと思いつつもご飯を腹八分目で終われません。どうすれば八分目でくいとめることが出来るでしょうか?」というお悩み。これには、「まず、自分の10分割した一分目をご存知ですか? 私にはわかりません。まず一分目を把握することから始めましょう。枝豆を食べて行って、これが一分目だな、これが二分目だな…と、一分目ずつに把握していけば、八分目でくいとめることができます。“さあ、自分を奮い立たせるのです!”」と、またしても“A”らしさ全開の独特な回答が。

そんな自由すぎる“A”に監督は「『さあ、自分を奮い立たせるのです!』なんてセリフないんですけどね!(笑)」と再びツッコミを入れる様子も見られ、“A”との軽快なやり取りがたびたび会場の笑いを誘っていた。


最後にのんさんは「この世の中にも“みつ子さん”、“みつ夫さん”がたくさんいると思うので、そういうひとたちのいいところもダメなところも、全部包み込んでいとおしいと思える映画になっています。自分を全肯定して気持ちよく劇場を出てもらえたら」と思いを込めてアピール。

監督も、「私はどんな方の脳内にも“A”がいるんじゃないかなと思っています。映画の中でも、みつ子にだけ語り掛けてくれる“A”という脳内相談役が現れますが、そういう脳内の宇宙を旅するような感覚で作った作品です。特別な変わり者の姿を描いたつもりはないので、自分にどこか似た部分を感じてもらえると嬉しいです」と語っていた。

『私をくいとめて』は12月18日(金)より全国にて公開。

(text:cinemacafe.net)
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