ジョニー・デップ、ポーランドの映画祭で受賞 牢獄のような部屋でトロフィーを受け取る

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2020年11月25日 17:52  Techinsight Japan

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ジョニー・デップ、ポーランドの国際映画祭で俳優賞を受賞
11月初めに映画『ファンタスティック・ビースト』第3作からの降板を発表した俳優ジョニー・デップ(57)が、オンラインで開催したポーランドの国際映画祭で俳優賞を受賞した。ジョニーは書面により受賞を報告、のちに牢獄のような部屋に入ったジョニーが鉄格子の向こうからトロフィーを受け取る写真が公開された。

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現地時間14日〜21日にポーランドの都市トルンにて、第28回国際映画祭「エネルガ・カメリマージュ(EnergaCAMERIMAGE)」が行われた。同映画祭は映像芸術と撮影監督や制作者に焦点をあてたもので、今年はコロナ禍の影響によりオンラインでの開催となった。

映画祭最終日となった21日、映画『水俣(原題:Minamata)』(2021年米公開予定)に主演したジョニー・デップの演技を称え、俳優賞が贈られた。その後『水俣』が上映され、8日間にわたる祭典が閉幕した。

『Hollywood Reporter』によると、ジョニーは書面で「俳優と撮影監督の関係は極めて重要なものです」と記したうえで、受賞を報告した。書面では「何をおいても映画は、映像メディアとして最も重要なものだと言えるでしょう」「私はいつも『次に何が起こるかを知る必要はない』と思っている人物です。リハーサルなしの瞬間や、美しいミスを犯した瞬間。こういった瞬間が、映画と人生に魔法をかけるのです」と綴り、映画への情熱を伝えた。

現地時間22日には「エネルガ・カメリマージュ」がInstagramを更新し、バハマに滞在するジョニーから届いたという写真を披露した。そこには「バハマのジョニー・デップからのお便りです。もちろん、EnergaCAMERIMAGEの金色のカエルも一緒ですよ」と言葉が添えられている。

公開されたのは、牢獄のような部屋に入ったジョニーが鉄格子の向こうから黄金のカエルを象った受賞トロフィーを受け取るショットだ。ジョニーはサングラスをかけて、青と黒のストライプのシャツを着たラフな装いだ。ラスタカラーの帽子を被り、額に巻いた青いバンダナの下からはブロンドに染めた髪がわずかにはみ出していた。


ジョニーがトロフィーを受け取る写真を見たファンからは、受賞を祝うこのような多くのコメントが届いた。

「私達は、彼を誇りに思っています。彼の才能を認めてくれてありがとう。」
「彼のことをとても喜ばしく、誇りに思います。受賞は当然であり、彼はもっと多くのことに値しますよ。」
「このように特別な賞で、ジョニーに名誉を与えてくれたことに感謝するわ。彼は受賞するに値します。おめでとう、彼は伝説よ。」

ジョニーは今月初め、元妻で女優のアンバー・ハード(34)へのDV疑惑を報じた英紙『The Sun』に対する名誉棄損訴訟で敗訴した。後日『ファンタスティック・ビースト』第3作目で演じるゲラード・グリンデルバルド役からの降板を求められ、同意したことを発表。ジョニーはすでに同映画のワンシーンを撮影したが、降板後も10億円超のギャラを受け取ると報じられた。

ジョニーの降板発表を知ったファンからは復帰を求める声が集まり、オンラインで署名運動が始まった。多くのファンがジョニーの元妻アンバーを批判し、彼女を『アクアマン2』から降板させる署名運動までもが行われている。

画像2、3枚目は『EnergaCAMERIMAGE 2020年11月22日付Instagram「Greetings from @johnnydepp from the Bahamas」』『Fantastic Beasts 2018年11月3日付Instagram「The moment has come.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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