ガスリー、相性の良いバーレーンで連戦に臨む。2戦目のレイアウトは「インディ500のミニF1版みたいだ」

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2020年11月26日 17:51  AUTOSPORT web

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2020年F1第14戦トルコGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、バーレーン・インターナショナル・サーキットの外周コースで行われる第16戦サクヒールGPは、「スリップストリームのゲーム」になると考えており、世界三大レースのひとつであるインディアナポリス500のミニチュアバージョンのように感じるだろうと予想している。

 バーレーンでの2連戦は、今週末に第15戦として通常の5.411kmのコースで始まる。しかし12月4〜6日に開催される第16戦では、サクヒールの“アウター・ループ”で初めてドライバーたちが戦うところを目にすることになる。このコースは3.543kmで、11カ所のコーナーを含むものの、レイアウトはオーバルに似ている。

「バーレーンのコースは、少なくとも僕たちが以前レースをした方は、数カ所のストレートがあって、オーバーテイクしやすかった。とてもワイドなのでそれが助けになるんだ」と今週末の第15戦を前にガスリーは語った。

「いくつか面白いコーナーがあって、とても難易度が高い」

「2戦目のレースは違うレイアウトで行われるけれど、コースはほぼオーバルだから、普段とは完全に違うものになるだろう」

「そこには4つのコーナーしかない。だからスリップストリームのゲームになるよ。インディアナポリス500(インディ500)のミニF1バージョンってところだね。シミュレーターで数周走ってみたけれど、ラップタイムは1分未満だった。だからトラフィックに対処するのが簡単ではないだろう」

 ガスリーはまた、ドライバーたちが予選でスリップストリームのスキルを活用するだろうと予想している。

「予選では僕たちはチームゲームをするだろう。チームメイトのトウに入って1周し、次は自分のトウに入らせてあげるんだ」

「このレースではスリップストリームが多用されるだろう。誰にとっても初めてのことだから面白い経験になるよ。オーバーテイクの多い見応えのあるレースになるはずだと思うし、見ていて面白いだろう。DRSを使ってオーバーテイクをするのが簡単すぎるくらいだろうからね」

 バーレーンは、2018年にトロロッソで初のフルシーズンを迎えていたガスリーにとって相性の良いコースだった。

「通常なら僕たちのマシンと相性の良いコースだよ。特に2018年のことを考えると、僕は4位でフィニッシュしたからね。当時の僕にとって、F1でのベストリザルトだったんだ」

「このコースが大好きだ。いつもは4月に行くから、いつもと比べて違う時期になる。でも世界でもあのあたりは1年を通してそれほど天候の変化が大きくない」

「このバーレーンの2戦でできる限りの力を尽くしてシーズンを終えたいと、思いを強くしている」

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