白濱亜嵐、“高校生役”に難しさ 役作りは「卒業アルバムを見返し」感覚取り戻す

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2020年11月27日 08:00  ORICON NEWS

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写真白濱亜嵐 撮影:友野雄(YU TOMONO)(C)ORICON NewS inc.
白濱亜嵐 撮影:友野雄(YU TOMONO)(C)ORICON NewS inc.
 ダンス&ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBEのリーダーでEXILEも兼任し、俳優としても活躍する白濱亜嵐(27)。彼が、女優の平祐奈(22)とダブル主演する映画『10万分の1』が11月27日に公開された。2010年に芸能活動を開始してから今年で10年が経ち、来年はGENERATIONS結成からも10周年を迎えるなど、キャリアの節目を迎える今、高校生役で主演した心境や、アーティストとしての展望について語ってくれた。

【撮り下ろしフォト】爽やかな笑顔でカメラを見つめる白濱亜嵐

 白濱演じる高校生・桐谷蓮は、剣道部所属のイケメン男子。平が演じる剣道部マネージャー・桜木莉乃とは、中学時代からの友人で互いに意識する関係だ。自分の性格も身体も好きになれず、気後れしてばかりだった莉乃だが、蓮からの思いがけない告白を受け、交際に発展する。初めて恋した2人の順風満帆な日々を過ごすなか、やがて莉乃は、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患ってしまう。残酷な運命が2人の恋も友情も加速させていく、切ないラブストーリーとなっている。

 今作は同タイトルの少女漫画が原作。原作を読んだ感想を聞くと「漫画は少年向けも少女向けも、いろいろ読んできたんですけど、やっぱり少女漫画って独特で、日本の少女たちの夢がつまった漫画だなって感じましたね。例えば電車の中で莉乃が蓮に“壁ドン”する体勢になって、蓮が『こっちのほうが安全だよ』って逆転する場面とか、こういう状況で女子はキュンキュンするんだって勉強になりました」と役作りに活かされたと語った。

 一方で、年齢を重ねていく中で高校生の“リアル”を演じることについて「感覚的な問題なんですけど、学生の記憶が遠のくにつれて学生役の難しさが出てきているなって感じます」と自身の変化も無視できない。「『ひるなかの流星』をやったときは23歳くらいで、そこまで“学生の勘”は鈍ってなかったんですけど、これを撮り始めたのは25歳だったので、そういった勘が鈍り始めていた気がして、卒業アルバムを見返したんです(笑)。見ると、当時の匂いとか思い出がフラッシュバックしましたね」と意外な方法で高校生の気持ちを作り込んでいったそうだ。

 さらに今作では剣道の鍛錬にも励んだ。「剣道は、ケガしたんじゃないかってくらい練習終わりに足の裏が痛くなるのがつらかったです。面を打つときって思いっきり踏み込むんですけど、あれは靴を履いたほうがいいんじゃないかなって思うほどですね。もちろん伝統などあると思うんですけど、それくらい足の裏が痛くて…(笑)」と苦労もあったようだが、「でも剣道は古くからある競技なので経験できてよかったですし、高校の授業ぶりにやれたのは楽しかったですね」と笑顔で振り返っていた。

 そんな作品を彩るのが、GENERATIONS from EXILE TRIBEが歌う主題歌「Star Traveling」。切ないストーリーに寄り添うとても優しい楽曲となっており、「僕は映画と主題歌はリンクするべきだと思っているんですけど、この『Star Traveling』を初めて聞いたとき、不思議と蓮と莉乃が見えてくるのを感じたんです。すごく作品にハマっている曲だと思います」と白濱も太鼓判を押した。

 役者として成長目覚ましい一方で、来年はGENERATIONSが結成10周年でありアーティストとしての節目を迎える。最後に「アーティストとして、俳優として、どこまで極めて活躍できたら『自分の人生全うしたな』って思えますか?」とたずねると、「難しいな…」と少し考え込んだ白濱。すると「考えたらキリがないと思うんですけど、夢としては世界中の人が口ずさむ曲に僕が携われたらいいなと思います。作曲なのか、はたまたGENERATIONSの曲なのかはわからないですけど」と大きな夢を掲げてくれた。

 「最近観たビートルズのドキュメンタリーがすごく心に刺さったのですが、今もなお口ずさんだり、みんなが聞いたことのある曲を作れるのは素晴らしいことですし、どんなに富や名誉を得ようともできないことだと思うんです。僕も、人の心に残るような曲に携わりたいなって思います」。アーティストとして、役者として、白濱は来年以降も終わりのない高みを目指していく。
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